I/O DATA FTV-321H 液晶テレビ 電源ケーブル による 画質の比較

電源ケーブルによる

液晶テレビ 画質の違いを比較テスト

電源ケーブルを交換すると「音」が変わるのは、よく知られていますしオーディオ用に販売されている電源ケーブルの種類の多さからも、一般的に認められていることがわかります。しかし、電源ケーブルでなぜ音が変わるのか?は、謎が多いようで「これが決定版」という製品は未だ発売されていないようです。(だからこそ製品の種類が多い)

この電源ケーブルを使えば「映像」も良くなるのだろうか?

良くなるとすれば、どれくらいの違いがあるのだろうか?

AIRBOWもオリジナル製品用としていくつかの電源ケーブルを発売していますが、その中の「CPSC−L/1.25m」の音質ではなく「画質」への影響をI/O DATA の32型廉価モデルハイビジョン対応液晶テレビを使って調べてみました。

テスト環境

液晶テレビ:I/O DATA FTV−321H

DVDレコーダー:PIONEER DVR−DT90(ソースは録画したハイビジョン)

接続:HDMI(ケーブルはWIRE−WORLD CHH/2.0m)

付属品
CPSC-L/1.25m

一番左側のバーの境目が、電源ケーブルの変更によって明らかにハッキリしているのがわかります。それ以外にも、全般的にバーの境目の明瞭度が改善して、コントラストのクッキリ感が向上しています。

付属品
CPSC-L/1.25m

フルサイズだとわかりやすかったのですが、写真を縮小すると差がわかりにくくなってしまいました。それでも、手前左側の茶色い木の幹?の模様が上の写真では曖昧なのが、下の写真ではかなりハッキリしているように、全体的な明瞭度と透明感の向上が感じられました。

付属品
CPSC-L/1.25m

この写真も圧縮せざるを得なかったのでわかりにくくなりましたが、人物は以後の草や木の奥行き感(黒い部分がつぶれなくなっている)が改善され、はっきりしたえいになっています。

まとめ

このページの画像は、圧縮されているのでぱっと見ではほとんど違いが感じられません。しかし、細部を良く見ていただくと、CPSC-Lに換える事で明らかに画像の改善がしているのが感じられます。(こじつけではありません)

電源ケーブルの交換で、液晶テレビも画像が全体にクリアではっきりした印象になる様です。

電源ケーブルの交換でなくても、壁から細い延長タップ(数千円程度)で液晶テレビやプロジェクターを繋いでいたり、DVDレコーダーなどとコンセントがタコ足になっていたり、電源の不始末はかなり画質を低下させます。

このページを参考に電源を整理整頓していただければ、画質は相当向上します。

そして、電源の環境が画質に大きく影響することを実感していただけたら・・・、オーディオ用電源ケーブルを追加して、さらなる画質の向上にチャレンジしてください。

2006年10月