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AIRBOW SR7002/Special YAMAHA DSP-Z11 DSP-AX3800 DENON AVC-A1HD AVC-3808 PIONEER VSA-AX4AH MARANTZ SR8002

音質 評価 テスト リポート
AIRBOW SR7002/Special
YAMAHA / DSP-Z11 , DSP-AX3800 ・ DENON / AVC-A1HD , AVC-3808
PIONEER / VSA-AX4AH ・ MARANTZ SR8002

その他の音質テストはこちら

  

 

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HDMI Ver1.3の登場に合わせて一斉にモデルチェンジした各社のAVアンプの音質を比較しました。合わせてデジタル接続ではもっとも音がよいと我々が考えている“同軸デジタル接続”と新しい規格である”HDMIデジタル接続”の音質を比較しました。

比較に使った同軸デジタルケーブルは、アンテナ線を使って自作した簡易なものを、HDMIケーブルにはケーブルテストで高い評価が得られたaudio-quest HDMI-Xを使いました。今回のテストは、HDMIケーブルのテストと同じ条件で行っています(CDをPCM/2chで聞き比べています)ので、各アンプにHDMI-Xと違うケーブルをお使いになられた場合の音質をある程度予想していただけると考えています。

使用機材

DVDプレーヤー AIRBOW DV9500/SpecialMark3

アンプ       AIRBOW SR7002/Special

スピーカー    Vienna Acoustics T3G
 

テストソース SWING FOR JOY (EGO−WRAPPIN’ / RDR−1024)

テストは、下記の6項目の比較で行いました。

バランス:音の自然さ、違和感のなさ。

細やかさ:どれくらい細かい音まで聞こえるか。

広がり:音がどれくらい広がって聞こえるか。

色彩感:楽器などの音色がどれくらい多色に聞こえるか。

明瞭度:音がどれくらいハッキリ聞こえるか。

エネルギー感:音がどれくらい力強く聞こえるか。パワーを感じるか。

採点は、

12(感動的)−10(大変満足)−8(満足できる)−6(どちらでもない)−4(やや不満)−2(不満)−0(ひどい)

という12段階で行っています。今回のテスト結果は、AVアンプ選びの参考にしていただけると思いますが、AVアンプの評価は組み合わせるスピーカー、DVDプレーヤーやリスニング・ルームの環境によっても左右されますから、実際にご家庭でお使いになられる場合には、今回のテストと同じような差が出なかったり、テスト結果と異なる音質に感じられることもあると思います。

高価なアンプは、ご購入前にご自身でその音質を実際に確認していただくようお願い申し上げます。

音質比較


AVアンプのご注文はこちらからどうぞ

AIRBOW SR7002/Special

主な仕様

チャンネル数

7.1ch

定格出力

110W×7(8Ω時)

HDMI端子

入力4/出力2

デジタル入力

光4/同軸3

D端子

×

コンポーネント端子

入力4/出力2

オンスクリーン機能

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

×

ヘッドホンサラウンド

FM/AMチューナー

THX

THX select2

消費電力(待機電力)

750W(約0.9W)

外形寸法 W×H×D(mm)

440×184×396

質量

15kg

販売価格

230,000円(税込)

同軸デジタル接続
中低音に厚みがあり、滑らかで暖かい。広がり感が自然で、ミュージシャンが暖かな空気に包まれているように感じられる。演奏は、ライブの感覚で再現され、部屋がコンサート会場になったようなイメージで音が出るので音楽をとても心地よく楽しめる。ボーカルの表情は豊かで色っぽい。パーカッションの木質的な色彩感もきちんと再現される。サックスは、厚みがあり、表情がとても豊か。各楽器の音色の違いや特徴が、克明に描き分けらる。音楽の躍動感が体全体に伝わり、心が熱くなるような音が出る。

HDMI接続
全体的に音がハッキリとして細部がより克明に再現されるようになるが、その反面前後の奥行き感や広がり感は減退する。部屋の空気の温度も少し下がったようだ。ボーカルの子音に若干の荒れを感じるが、さほど大きな問題とはならないレベル。同軸デジタルで聞く音がライブなら、HDMIで聞くそれはスタジオの雰囲気がある。細かいところまでしっかりと丁寧に歌っている感じだが、ノリの楽しさが薄い。サックスは、丁寧だがやはりやや無機的に聞こえる。パーカッションの木質的な感じもやや失せて固く締まった音になる。音は細かくなるが、響きや色彩が減ってしまう。音調がクールになるが、音のエッジがくっきりとし音像定位の描写が向上するから、SF映画の効果音などを聞くときには、こちらの方がおもしろいかも知れない。


AVアンプのご注文はこちらからどうぞ

marantz SR8002

主な仕様

チャンネル数

7.1ch

定格出力

125W×7(8Ω時)

HDMI端子

入力4/出力2

デジタル入力

光4/同軸3

D端子

×

コンポーネント端子

入力4/出力2

オンスクリーン機能

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

×

ヘッドホンサラウンド

FM/AMチューナー

THX

THX select2

消費電力(待機電力)

760W(約0.9W)

外形寸法 W×H×D(mm)

440×184×396

質量

15kg

定価(税別)

188,571円 生産完了

同軸デジタル
広がり感は、十分だが音にならない空気感のような部分までは再現されない。音調、同じmarantzのSR7002をカスタマイズしたSR7002/Specialと似ているが、SR8002はそれよりもやや音が固く浅い。中低音も軽い。

ボーカルの表情は、チャーミング。楽しく聞けるが高級なプリメインアンプなどに比べると細部がやや雑に感じられ、ちょっぴり歌が下手になったように聞こえる。パーカッションも乾いた切れ味がなくなって、ちょっとしめっているように聞こえる。シンバルは、厚みが薄くなって、安いブリキのような音になる。サックスも安い楽器を使っているように音に聞こえる。こういう音の「質感」に同価格帯のプリメインアンプとの違いが出ているようだ。

聞き込めば聞き込むほど耳に聞こえる音質が云々と言うよりは、ピュアオーディオ製品に比べ身体に感じる雰囲気の低下が明らかになるが、それは高いレベルの比較であって一般市販品のAVアンプの基準で考えれば、SR8002は相当レベルが高い。

音に対してこだわりを持たない人が聞き比べたら、プリメインアンプとの差も説明なしでわからないのではないだろうか?

AIRBOWのベースモデルだからmarantzを持ち上げるわけではないが、SR8002は、“普通”にとても良くできていると思った。同価格帯の他社製品と比較の結果は、後ほど明らかになって行くが、コストパフォーマンスは、群を抜いて高いことは間違いがない。

HDMI
SR7002/Specialでは、同軸デジタルの方が音はまとまっていたが、SR8002は、HDMIの方が音がまとまって感じられる。ボーカルの子音は、同軸デジタルに比べやや荒れてくるのだが、クッキリ感がでてくるので同軸デジタル感じられた切れ味不足が補われ、かなり良好な音質が得られるようになった。

それでも高級プリメインアンプには“質”の部分が届かない。 サックスは太くなるが、音色の変化に乏しく、色彩が単色になって表現が弱々しくなる。中音は良くなっているが、高音の「質感」がやや物足りない。色数の少ない(中間色の乏しい)カラー映像を見ているようなイメージだ。多分アンプの中に入っている様々な回路(映像、DAコンバーター、HDMI復調)などから発生する、デジタルノイズ(高周波ノイズ)の悪影響が大きいのだろう。

とはいえ、繰り返しになるが現在発売されているAVアンプの中では、SR8002の出来の良さはずば抜けている。少なくとも同じmarantzの旧型、PS7500やPS8500は、完全に凌いでいる。

同軸デジタル入力、HDMI入力共に普通に聞くなら、まず不満は出ないと思われる十分に納得できるレベルにある。悪口を書き連ねたようだが、現在市販されている50万円以下のAVアンプの中(AIRBOWを除く)では、最も自信を持ってお薦めできる製品に間違いはない。


AVアンプのご注文はこちらからどうぞ

PIONEER VSA-AX4AH

主な仕様

チャンネル数

7.1ch

定格出力

140W×7(8Ω時)

HDMI端子

入力4/出力1

デジタル入力

光5/同軸2

D端子

入力2/出力1

コンポーネント端子

入力3/出力1

オンスクリーン機能

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

ヘッドホンサラウンド

FM/AMチューナー

×

THX

THX select2

消費電力(待機電力)

380W(0.55W)

外形寸法 W×H×D(mm)

420×187×459

質量

17kg

定価(税別)

209,524円

フェイズコントロールOFF

同軸デジタル
VSA-AX4AHのみ最初のテストで「フェイズコントロール」をONにした状態で試聴してしまったので、翌日再テストを行った。ボーカルは伸びやかで表情も細やかに再現される。バックの演奏とボーカルのコンビネーションも向上し、音楽を楽しめる音質バランスになる。滑らかさも十分だ。昨日テストしたDSP-AX3800やAVC-3808との記憶による比較では、各メーカーが同じ価格帯で鎬を削った結果なのだろうか?それぞれ少しずつ傾向が違うもののVSA-AX4AH共々、音質的には大差ないという感じ。その中でのVSA-AX4AHの持ち味は、音に癖が少なく音質が自然に感じられることだ。細く、固くなりがちなAVアンプにあって、中域に厚みがあり滑らかな音が出るのがこのアンプの良さだ。

HDMI
同軸デジタル接続に比べ、高域は少しざらついて軽く粗い感じがするが、中域はさらに厚みが出てなかなか楽しませてくれるサウンドだ。ボーカルは、息づかいがすこし苦しげだが表情は細やかにでる。バックの演奏も、ちょっと力が足りないが、他社の同価格製品との比較では個性の違いはあっても良い勝負!という感じだ。
メーカーも価格帯も異なるが、なぜがDSP-Z11の音質傾向に似ている。従来のPIONEER製AVアンプと比べると中域が滑らかで音が暖かく音楽を楽しく聴ける。低音は多くも少なくもないが十分だ。旧モデルと比べると、確実に進歩を遂げていると思う。

フェイズコントロールON

同軸デジタル
このアンプの持ち味であった「中域の厚み」が失われ、ドンシャリで凄く硬い音になる。ボーカルの子音も荒れ楽器の音は軽く硬くなる。いわゆる初期のAVアンプにありがちな「ドンシャリ」の音になってしまう。少なくとも心地よく音楽を聴ける音ではない。

HDMI
同軸デジタル接続同様、フェイズコントロールを使うと明らかに音が悪くなる。フェイズコントロールのON−OFFでこれほど激変(激悪)するなら、フェイズコントロールは搭載すべきではないかもしれない。よほど劣悪な環境でなければ、よかれと思って使うことは、ほぼ間違いなく逆効果になる。考え方としては、MCACC同様非常に正しい方向だと思えるだけにこの結果は残念だ。今のところ、フェイズコントロールはただのギミック以上のものではない。頑張って“質”を上げていただきたい。


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YAMAHA DSP-AX3800

主な仕様

チャンネル数

7.1ch

定格出力

140W×7(6Ω時)

HDMI端子

入力4/出力1

デジタル入力

光5/同軸3

D端子

入力3/出力1

コンポーネント端子

入力3/出力1

オンスクリーン機能

○日本語GUI

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

ヘッドホンサラウンド

FM/AMチューナー

THX

×

消費電力(待機電力)

400W(0.1W)

外形寸法 W×H×D(mm)

435×171×438.5

質量

18.4kg

定価(税別)

245,000円 生産完了

同軸デジタル
VSA-AX4AHと比較すると、中域の厚みが薄く、ドンシャリで軽く音が固く感じられる。ボーカルは、子音の荒れもなく滑らかで聞きやすいのだが、歌い方がやや投げ遣りでデリカシーが感じられない。子音の出方のバランスが悪いので、ボーカルの言葉がハッキリ聞き取れず、何を言ってるのかわかりづらい。サックスは電子サックスのように軽く、安い音。AVアンプの音が悪いと言われるが、この音なら仕方がない。音楽になってない。

HDMI

中域の厚みが増して、ドンシャリがややましになる。ボーカルの表情も少しまともになる。発音も少し正しくなり、言葉はかろうじて聞こえるが、まだ呂律はきちんと回っていない。言葉が口の中でもごもごしている。

感情のないロボットが歌っているようには聞こえなくなったが、まだ細部が雑で東大阪の歌姫と言われたボーカルのヨッちゃんの旨さ凄さは、1/10も引き出せていない。サックスも弱々しく、全然上手に聞こえない。これらを演奏者自身が聞いたら、めっちゃ怒ることは間違いがない。

ここまで読むと聞くと誰もが、私がAX3800をこき下ろしていると感じるだろう。しかし、それは普段最高の音しか聞いていない私が、同じ条件で聞き比べるからわかるのであって、高級ピュアオーディオの音を知ることがなければ、生と再生を比較できる見識がなければ、おかしな音だと気付くことはない程度のものだ。それは付け加えたい。店頭で比較した場合、私が書いたような「ひどい音」には、聞こえないはずだからだ。まして、録音自体がピュアオーディオのレベルとはかけ離れている、映画やアニメをソースにすれば、その差は無視できるほどになるだろう。

でも、この音で音楽を聞き続けるのは幸せではない。容認できたとしても、音楽の深みを知るには全く不足している音だから。 映画には向いているが音楽鑑賞には、正直あまりお薦めしたくない。


AVアンプのご注文はこちらからどうぞ

DENON AVC-3808

主な仕様

チャンネル数

7.1ch

定格出力

130W×7(8Ω時)

HDMI端子

入力3/出力2

デジタル入力

光4/同軸3

D端子

入力2/出力1

コンポーネント端子

入力3/出力2

オンスクリーン機能

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

ヘッドホンサラウンド

×

FM/AMチューナー

×

THX

×

消費電力(待機電力)

320W(0.3W)

外形寸法 W×H×D(mm)

434×171×420

質量

18.2kg

定価(税別)

220,000円 生産完了

同軸デジタル
DSP-AX3800と傾向は似ている。中域の厚みが薄く、ドンシャリで軽く硬い感じが強い、いわゆるAVアンプの音だ。ボーカルの子音の荒れはあまり感じられないが、高級プリメインアンプと比べると収録マイクをコンデンサー型からダイナミック型に変えたかのように音が固くなり、細かい表情が感じられなくなる。家庭用ムービーで映像を撮ったときに入っているあの音に近い。

サックスの音は、エネルギーがあって太いが、演奏は上手に感じられない。中域と高力の繋がるところが突っ張ったように変化しないこのアンプ独特の妙な癖があるが、AX3800よりは、音質のバランスは優れていると思う。

HDMI
同軸デジタル接続よりも音質バランスは改善する。低域に厚みが出るから、ドンシャリで軽く硬い感じが薄くなる。中高域にあった変な癖も少なくなる。

だがボーカルの声は私の基準では、風邪を引いてかすれているように聞こえる。YAMAHAでも感じたことだが、アンプの内部で発生するデジタル高周波ノイズの影響で「美味しいところ」が消えたり、汚れたりしているためだろう。このあたり、この価格帯のAVアンプに共通する弱点のようだ。

ノイズ(聞こえない高周波のデジタルノイズによる可聴帯域のマスキング)のためか?音にならない細やかな部分が欠落して聞こえる、サックスもボーカルも滑らかさを欠く。音の出方が木訥で音に繋がりがない。線ではなく、点と点で音が構成されているように感じられる。響きの成分があまり再現されないため、音がかなりデッドに感じられる。ムーディーな感じがしない。

繊細さや音楽をデリケートに聞きたいとお考えなら、やはりこのクラスのAVアンプは避けた方が良いのではないだろうか?


AVアンプのご注文はこちらからどうぞ

YAMAHA DSP-Z11

主な仕様

チャンネル数

11.2ch

定格出力

140W×7 / 50W×2(6Ω時)

HDMI端子

入力5/出力2

デジタル入力

光4/同軸4

D端子

入力4/出力1

コンポーネント端子

入力4/出力2

オンスクリーン機能

○日本語GUI

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

ヘッドホンサラウンド

FM/AMチューナー

×

THX

THX Ultra2 PLUS

消費電力(待機電力)

630W(0.1W)

外形寸法 W×H×D(mm)

435×210×497

質量

34.0kg

定価(税別)

660,000円 生産完了

同軸デジタル
AX3800でも同様に感じたのだが、従来のYAMAHA製AVアンプのようなスカキンの音とは全然違う。

高域の切れ味や表現力には、まだ少し物足りなさを感じるが音質はかなり良い。

一つ一つの音のディティールがやや甘く、濁っているのでmarantzのような澄み切った空気感は出ないが、個々の音の塊感と厚み感は非常に強い。押し出しのある音で、ボーカルはやや強調されたように感じるが悪くない。サックスもぐんぐん前に出てくる。

高級プリメインアップと比べると音の輪郭のタッチがやや甘く、音楽の表現にもどことなく雑味はあるのだがアンプとしての音自体は悪くない。明るくパワフルで十分に音楽を楽しめる音質だ。

良い意味でAVアンプらしくない音。AVアンプ、多機能アンプで薄くなりがちな、中域にたっぷりとした厚みがあるのが嬉しい。

その暖かさ、中域の充実感は、A級アンプの名器と呼ばれたラックスのプリメインアンプL570に通じるものを感じると言えば、ほめすぎだろうか?

HDMI
同軸デジタル接続に比べ音質バランスがさらに好転し、全帯域のエネルギーバランスも良くなる。

高級プリメインアンプを音質傾向が似てくるが、下手なプリメインよりも中低域の厚みはZ11の方が上々。セパレートアンプのようなパワー感もある。

デリケートさや細やかさでは、AIRBOWらしくSR7002/SpecialがZ11を上回っていると感じられるのだが、低域のパンチ力は、筐体やトランスなどに物量が投入されたZ11に軍配が上がる。

音がオンマイクに聞こえ定位が広がらずに音像が一点固まる傾向が強いが、楽音の関係はかなり正しく、この価格帯の音楽アンプとして恥ずかしくない出来映えに仕上がっていると思う。

AVアンプだから・・・。という言葉はこのアンプにはもはや通用しない。 ピュアオーディオ製品と肩を並べて評価できるレベルに達した初めてのYAMAHA製AVアンプがこのモデルだ。


AVアンプのご注文はこちらからどうぞ

DENON AVC-A1HD

主な仕様

チャンネル数

7.1ch

定格出力

150W×7(8Ω時)

HDMI端子

入力6/出力2

デジタル入力

光4/同軸4/BNC2

D端子

入力2/出力1

コンポーネント端子

入力3/出力1出力1

オンスクリーン機能

○日本語GUI

自動音場補正

バイアンプ対応

リップシンク機能

Phono入力(MM)

ヘッドホンサラウンド

FM/AMチューナー

×

THX

THX Ultra2

消費電力(待機電力)

440W(0.3W)

外形寸法 W×H×D(mm)

434×217×500

質量

28.5kg

定価(税別)

570,000円

同軸デジタル
下位モデルAVC-3808よりは、断然いい音に仕上がっている。

DENONのピュアオーディオ製品にも通じる真面目な音作りで、私はDSP-Z11より好ましいと感じた。DSP-Z11との価格差約10万円を考えると、AVC-A1HDの方がお買得だが質的な差よりも傾向的な差が大きいので、その判断は好みで分かれるかも知れない。

このクラスを仮想ライバルとして仕上げたSR7002/Specialとの比較では、A1HDの方が音が明るく、一つずつの音がハッキリ、クッキリとしている感じがする。加えて音楽の再現性もかなり緻密だ。正直軍配をどちらに上げれば良いか?迷わずにいられない。

AVアンプという枠を超えて、十分に納得して音楽を聞いていられる水準に達している。ピュアオーディオ製品に劣らない音質を実現した初めてのDENON製AVアンプだ。

HDMI

HDMI接続で聞く音がSR7002/Specialとかなり近いので驚いた。暖かく滑らかで繊細。バランスも良く、エネルギー感、低域の厚みや押し出しも素晴らしい。

音楽の持つエネルギー感・躍動感がきちんと再現されるので、音楽を聞いていて楽しい。ノリの良い音だ。

今までのDENONのAVアンプとは、良い意味でかなり印象が違う。

サックスも厚みとパワー感が伴い、心地よい。ただ、DSP-Z11同様SR7002/Specialよりも音源が近く感じられ、オンマイクの録音に聞こえる。AVアンプとしては、楽しませてくれる傾向で大いに結構だと思うが、本格的なクラシック特に交響曲では、この傾向が裏目に出て音が団子になってしまうかも知れない。直接音の再現が得意で間接音の再現はやや苦手だ。

そういう傾向は感じるものの滑らかさもあり、暖かさもあり、十分に楽しめる音は、高く評価できる。素晴らしい!

今回のテスト・総合評価

今回のテストは、試聴した時間もそれぞれ10分以内とかなり短く、その間に6項目について採点を行うのは至難の業でした。ケーブルならまだしも、それぞれの持ち味が根本的に違うこれらのアンプを評価するのは、非常に難しく、過去に実施した他のテストに比べて今回の自分の採点は、やや正確性に欠けると感じています。音質やメーカーの好き嫌いで2〜3点差は十分に逆転可能な「誤差」だ思います。その点は、割り引いて採点をご覧下さい。

また、連続で異なるアンプを聞き比べると直前に聞いたアンプの印象で次に聞くアンプの印象が左右されるために、テストの中間にリファレンスとしてAIRBOW SR7002/Specialを聞いたり、感触の良かったmarantz SR8002を聞き直しています。その時のコメントも参考までに掲載します。合わせてご覧頂ければ、私がそれぞれのアンプにどのような印象を抱いたか、より明確に把握していただけると思います。

YAMAHA DSP-Z11の音質がそれまでに聞いたアンプよりも相当良く感じたため、自分の感覚がリファレンスからずれていないか?再確認のためにその直後にAIRBOW SR7002/Specialを同軸デジタル接続で聞いたときの感想です。

音が出た瞬間、DSP-Z11と比べると音がデリケートで細かいことがわかる。声の透明度が高く音楽の流れがスムース。バックの演奏とボーカルが上手く分離するが、バラバラになるのではなくハーモニーやセッションの組み立ての精緻さがきちんと再現される。音にならない部分での表現力、気配感や空気感などの部分、細かい部分での完成度、表現力がZ11よりも高い。サックスも生々しく、実際に生で聞いた時との違和感が最も少ない。細かい部分まで完成された自然で精緻なサウンドで、高度に洗練された音楽的な音を聞かせてくれる。この結果、DSP-Z11の一番の持ち味は「パワー感」と「塊感」であることが確認できた。

DENON AVC-A1HDの試聴を終えた後、価格が1/3のmarantz SR8002とどれくらいの差があるのか?コストパフォーマンス(価格帯性能)確認のため、SR8002を同軸デジタル接続で聞いたときの感想です。

ボーカル帯域は魅力的だが、高域の切れ味や厚み感がAVC-A1HDに及ばない。全体的に音が軽く希薄な感じ。中低音の厚みが薄くなるので、ステージ感やエネルギー感が後退する。しかし、それと引き替えに中域のデリケートさと滑らか差が出てくる。強いエネルギー感とパンチ力で有無を言わさず引き込んでゆくのは、AVC-A1HDだがSR8002は、もっとスマートで知的に音楽を再現する。そのデリケートさ、繊細さにハマってしまうと、これはこれで魅力的だ。価格差を考えると、このコストパフォーマンスの高さは素晴らしい!

さらにすべてのテストの締めくくりに、音色が類似しているmarantz SR8002とmarantz SR7002をカスタマイズしたAIRBOW SR7002/Specialにどれくらいの差があるのか確認のためSR7002/Specialを同軸デジタル接続で聞いたときの感想です。

SR7002/Specialは、元気のよい躍動的な音質に仕上がっているはずだが、他社製品と比べると音が出た瞬間に部屋が静かに感じられる。カスタマイズに使用した高性能パーツの効果でAVアンプに不可避な高周波ノイズの悪影響がそれらよりもきちんと遮断されているからだ。ノイズ感が消えた結果、S/N感が高く静寂の中に精緻な音楽が描かれるようなイメージの音質に仕上がっている。

じっくりと音楽を鳴らし込んで行くとその繊細さの魅力がじわりとわき出てくる。

スピーカーが鳴っているという感覚が消え、部屋の空気そのものが音楽に変換されて行くようにすら感じられる。何とも言えない繊細さと恐ろしいほどの透明感。声の質感は、今回テストしたAVアンプで最も高く細やかなニュアンスに富んでいる。

特に音量を絞った時、その繊細な再現能力が光ってくる。音の向こう側の音、音にならない気配までが伝わってくるようだ。AVアンプというよりは、高級ピュアオーディオ製品そのものの音。一音一音に深みと説得力がある。派手さはないが、聞けば聞くほどに味が出る音だ。

テストを終わって強く感じたのは、各社のAVアンプの音質がかなり向上してきていると言うことと、それぞれの音質差が小さくなっていることです。従来製品ならDENONはやや固く、YAMAHAはそれよりももっと固く、PIONEERは癖がないが表情にも乏しい、そんなイメージを持っていました。しかし、今回のテストから、そういう過去の固定概念がすでに全く通用しなくなっていることが明らかとなりました。

このコメントは、明確な差が付いた採点とは矛盾しますが、それは、今回の採点に「それぞれに明確なポイント差を付けなければ違いが伝わりにくい」という私の思いが強く働き、それぞれの個性を虫眼鏡で拡大したような採点やコメントになってしまったからでしょう。冷静にテストを振り返えりながらそれぞれの音を咀嚼してみれば、同価格帯の各社の製品の音質には、それほど大きな違いを感じられなかったようにも思えるのです。

あまり強いこだわりを持たずにAVアンプをお求めなら、それぞれのデザインや機能、メーカーの好みなどを優先してアンプを選んで頂いても大丈夫だと思います。旧モデルからの買い換えやグレードアップをお考えの場合にも、どの製品を選んでもそれなりに納得できるサウンドが得られはずです。

AIRBOW SR7002/Specialを除き個人的なベストチョイスを選ぶとすれば、ピュアオーディオに力を入れているメーカーだけあって、他メーカーよりもスィートな音質で音楽的表現に富んでいると感じられたmarantz SR8002を挙げたいと思います。

他の3メーカーの製品とは、音の深みが明らかに違い、同価格帯のピュア2chプリメインアンプに引けを取らないサウンドを聞かせてくれます。ピュアオーディオの音をすでにご存じの方や、普段音楽を聞き慣れていらっしゃる耳の肥えた方や、音楽もAVアンプで楽しみたいとお考えの方には、自信を持ってmarantz SR8002をお薦めします。ギミック的な機能は少ないかも知れませんが、その分価格が安く低価格で高音質を実現したいとお考えの場合にも、marantz SR8002は推薦できる製品です。

AIRBOW SR7002/Specialは、カスタマイズの効果でSR8002よりもさらに音が細かく表現がデリケートで深く仕上がっています。AVアンプとは全く感じられない、透明でシルキーなタッチの音。その表現力の豊かさは、下手な同価格帯のピュア2chプリメインアンプを確実に上回るはずです。より本格的に音楽を聞きたい、名作映画をとことん味わいたいとお考えなら、AIRBOWをお選び下さい。

このページは、AVアンプ選びの参考にしていただけると思いますが、音を文字で正確に伝えることは出来ません。また、味に好みがあるように音にもそれぞれの方の好みが反映されます。長く納得して使える製品をお探しでしたら、どんなに遠くからでもできれば逸品館まで聞きに来ていただきたいと思います。ご来店の手間とコストを越える満足出来るお買い物のお手伝いをさせていただけるよう今回テストしたアンプは、すべて1号館で比較していただけます(AIRBOW SR7002/Specialなら、ご自宅への貸出サービスも実施します)。ご来店を心よりお待ち申し上げております。

ブルーレイ・プレーヤーとDVDプレーヤー

今回のアンプの聞き比べに際し、今回のテストに「ブルーレイ・プレーヤー」を加える必要があるのかどうか?を確認するため事前にDVDプレーヤー(AIRBOW DV9500/SpecialMark3)ととブルーレイ・プレーヤー(PIONEER bdp-lx80)の音質比較を行いました。ソースにCDを使いプレーヤー → デジタル → AVアンプという接続でそれぞれの音質を比較した結果では、その差は明らかでした。残念ながらPIONEER BDP-LX80のCD(デジタルアウト)のサウンドは、数万円程度のDVDプレーヤーにしか匹敵しなと感じられました。実際にテストは行っていませんが、3万円強で入手できるPIONEERのDV-800AVと同程度ではないでしょうか?

比較を行った後、BDP-LX80とSR7002/Specialの組合せで「次世代サウンド」を試しました。ドルビーから配布されているトゥルーデジタルのDEMOソフトに収録されているROCKとJAZZをSR7002/Specialで聞いてみたのですが、残念ながらその音は思ったよりも酷く愕然としました。スペックでは、SACD/DVDオーディオと同等レベルの音質のはずなのに、それとはまったく比較できるレベルにない(CDより遙かに納得できない)音質だったからです。

もしかして今まで聞いていたドルビーデジタル(いわゆるAC3)よりも悪いのでは?という思いから同じディスクの音声をBDP-LX80で従来のドルビーデジタルにダウンコンバートして聞いてみました。ところが驚いたことに、ダウンコンバートされた音質の方が滑らかで、音楽的な表情が豊かだったのです。

これはどういう事なのでしょう?理由は、明確ではありませんが現段階でブルーレイはまだ試作の域を脱していないようでです。動作も不安定で、組み合わせる機器によっては映像が出なくなるなどのトラブルが発生していると聞きます(逸品館では、問題なく動作しています)。

CDやDVDも当初から現在のような納得できる音質・画質が実現できていたわけではありません。発売されてから長い年月を経て熟成された結果、当初とは比べものにならないほど画質も音質も良くなったのです。音質に関してブルーレイは、まだその真価を全く発揮していないようです(私は、SACD/DVDオーディオが普及しなかった経験を踏まえ、メジャーなメーカーから発売されるブルーレイの音が将来的にも良くなるとは、期待していませんが)。

また現場から「ハイビジョンの普及でやっと画質が、音質に届くようになった。」という貴重な意見が寄せられています。つまり、従来の音声で十分フル・HDの高画質に見合っていると言うのです。それには、私も全く同感です。

しかし発売当初、音質同様、あまり良い印象を受けなかったその映像はどうでしょう?今回のテストとは別件で後日、店頭に導入すことを決定したNECの超高画質液晶ディスプレイ「MultiSync LCD2690WUXi(BK)」にBDP-LX80を接続して映像を検証してみました。驚くべき事に「MultiSync LCD2690WUXi(BK)」で見るブルーレイの画質は、今までのイメージを大きく覆して圧巻でした。

このディスプレイとBDP-LX80(1080p/DVI接続)で見るPIONEERのブルーレイ・デモディスクの映像は、一分の狂いもなく「本物そっくり」の色彩と質感で再現され、驚くべき生々しさでした。

プライベートでは、音楽を聞くよりも海外ドラマを見る事の方が遙かに多い私は、この素晴らしい映像だけでBDP-LX80の価格の大部分を正当化できるでしょう。

しかし、それが常に実現するかどうか?そこが一番の問題点です。それを確認するため、市販されているブルーレイ・ソフトから「ダイハード4.0」を選んで再生した所、目を疑ってしまいました。画質が全然悪いのです。確かにDVDソフトよりも解像度は高く、細かい部分はハッキリ見えます。しかし、DEMOソフトでは圧倒的に美しかった色彩は見る影もなく、色あせた感じで浅く映画としては不満が残ります。

この程度の画質ならDVDと大差ないだろうと感じたので、その思いを確認するため「恋に落ちたシェイクスピア」のDVDをプレーヤーはそのままで再生してみました。絵が出た瞬間、やっぱりと思いました。色彩は鮮やかで、立体感が豊か。透明感も素晴らしく、細部の解像度の高さを除いて「ダイハード4.0」は「恋に落ちたシェイクスピア」に全く叶わなかったのです。

それが私自身の「思いこみ」でない証拠に、MultiSync LCD2690WUXi(BK)の店頭デモのため来店されていたNECディスプレイ担当者(当然映像のプロフェッショナル)にそれぞれの感想を聞いたところ、彼も「ダイハード4.0」と「恋に落ちたシェイクスピア」のどちらがブルーレイかわからないという意見でした。「ダイハード4.0/ブルーレイ」と「恋に落ちたシェイクスピア/DVD」の違いは、字幕のギザギザがブルーレイにないことだけだったのです。

ブルーレイは、ソフトさえよければ確かに綺麗な映像は得られます。しかし、それを実現できるソフトはDVDに比べるとゼロに等しいほど少ない状態です。逆に音質は、DVDと比べてもレベルが全然低く、音楽を楽しめる水準には全く届いていません。

複数のソフトで比較しましたが、ドルビーTRUE HDの音質はAIRBOW DV9500/SpecialMark3で聞く従来のドルビーデジタルとは、比較にならないほどお粗末なものでした。現時点でのブルーレイ購入は、刹那的な美しい映像が実現するに留まります(それも悪くないですが)。

現段階で逸品館がお薦めするベストチョイスは、ブルーレイ・レコーダーと高音質・高画質DVDプレーヤーの両方を持つことです。

それよりも、今私が一番気がかりなのがメーカーの宣伝と消費者の動向(家電量販店の販売促進策)がブルーレイに偏りすぎているため、marantz DENONが高級DVDプレーヤーの製造を打ち切り始めたことです。

なぜなら、現在発売されているブルーレイ・プレーヤーは、音が悪いことに加え「SACD」が再生できないからです。もちろん「DVDオーディオ」も再生できません。ブルーレイが再生できても、SACD/DVDオーディオが再生できないのは困ります。従来のDVDプレーヤー(ユニバーサルプレーヤー)と同等以上の性能を兼ね備えた上でブルーレイが再生できる製品が理想です。

ここで少し音の歴史を振り返りましょう。CDを発明し普及させたのはSONY/PHILIPSです。発売初期こそ彼らは「高級CDプレーヤー」を発売していました。しかし、現在は?まったくその普及には不熱心です。さらにその後に発明したSACDに及んでは?どうでしょう。SONYが開発中のブルーレイでSACDが再生できないのがその姿勢を何よりも如実に現しています。家電量販店で販売する「ブルーレイ・プレーヤー/レコーダー」にSACDの再生は「無駄」。すなわち「消費者により良い製品を提供したい」と言う気持ちよりも「少しでもコストを削りたい」と彼らが考えている証拠なのです。

彼らは常に「利益」、もっと言うなら「自社の利益」しか考えていません。そのために、新しい発明を絞れるだけ搾り取ったら、すっぱりと切り捨てます。その姿勢には、ロマンはおろか心すら感じられません。昔は、そんなことはなかったはずなのに?競争が激化したためか、最近その傾向があまりにもあからさまです。

CD/DVDでもそうだったように、発売初期にこそ彼らはこぞって「高級機」を発売しますが、価格が崩れ利益が出なくなると「高級機」は切り捨てられ、私たちマニアが見抜きもしないような「普及品」しか作らなくなります。

PIONEERだけが、その市場に復帰しようと考えているようですが、それもいつまで続くか?売れなければ撤退せざるを得ない厳しい状況が待っています。つまり、我々マニアは彼らの格好の「宣伝塔」に利用されているだけなのではないでしょうか?普及初期にその声を利用するだけ利用されて、切り捨てられているのです。

そんな中で高級DVDプレーヤーを発売し続けてきた国内メーカーは、Esoteric、DENON、marantzの3社だけです。にもかかわらず、DENON、marantzが高級DVDプレーヤーの生産を打ち切ると、残るのはEsotericだけになってしまいます。これでは、高級DVD(ユニバーサルプレーヤー)の将来は消えてしまいます。

DENON、marantzがDVDプレーヤーの生産を止めてブルーレイに移行する最も大きな理由は「売れない」からです。しかし、それは正しいのでしょうか?EsotericのDVDプレーヤーは、ブルーレイが発売された後も順調に売れています。もちろんAIRBOWも順調に売れています。市場は、それほど大きくありませんがDVDプレーヤー一台ですべての光ディスク(次世代を除く)を納得の音質で味わいたいと考える音楽ファンは少なくないからです。音楽DVDソフトのタイトル増加、価格下落がその需要を後押ししています。市場はニッチですが、確実に成長しています。今こそ「音楽DVDプレーヤー」の販売チャンスなのです。

それらのに高級DVDプレーヤーの生産を打ち切ろうとするDENON、marantzは、彼らの立場を全く誤認しているとしか考えられません。早急に舵の方向を見直すべきだと思います。今こそ、大手家電メーカーとの姿勢の違い、目差すものが「量」なのか?「質」なのか?違いを明らかに打ち出すべきです。

大手家電メーカー/大手家電量販店が、「売りやすく利益が出せるブルーレイ」を推進し、販売するのは時代の流れですが、そのために販売価格が下落して「儲けが薄くなった」という「企業側の論理」だけでDVDプレーヤーを時代遅れのクズのように切り捨てるのは納得できません。それでDVDで利益を上げた責任を果たしていると言えるのでしょうか?

レコードを切り捨て、オーディオという文化を食い荒らして何の反省もない「企業」に「ブルーレイ」を「次世代」という資格などありません。こんな経緯があるからこそ、私はブルーレイが出た瞬間、直感的に「これはまずい」と感じたのでしょう。レコードを捨てたときのように熟成された文化をコストという理由だけで、あるいは東芝のように「すでにユーザーが確立しつつある規格(HD−DVD)」を株価のためだけに「止める(セットでメモリーの工場を造ると発表したのは、HD-DVDの早期の生産中止発表が、株価操作が理由であったことを如実に裏付けている)」と言い出したのも、完全に「御上(企業の護身)」の論理そのままでしかありません。

速く止めた方が良い!で得するのは、結局は東芝で少数でもユーザーを生み出した限り、それを守るのが企業の正しい責任の取り方ではないでしょうか?そういう意味では、現在もレーザーディスクプレーヤーを生産し続けているPIONEERとは、全く姿勢が違います。こんな姿勢の東芝には、高級品市場に参入する資格はありません。

そこまで大げさな話でなくとも、DVDの販売で得られた利益から生みだされたブルーレイが、我々の楽しみの一つであるDVDを駆逐するようなことがあってはならないはずなのです。

消費者の皆様もしっかりと目を開いて「本当に必要なもの」が何であるのか?を考え、彼らのコマーシャルに騙されないようにして欲しいと心から願います。価格やスペックなど「目に付きやすい宣伝」に流されると、結局は自分で自分の首を絞めることになってしまいかねません。みんなの力でここまで育ってきた音と映像の再生文化を守って行くのも私たちの役目なのですから。

2008年2月 逸品館代表取締役 清原 裕介 

 
 

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