ａｕｄｉｏ ｐｒｏ (オーディオプロ）期待の新型スピーカー ＷＩＧＯ
オーディオプロから、廉価モデルのWIGOシリーズが2009年1月に発売されました。
オーディオプロの製品らしく仕上げは良く、色も最近流行の「ブラック」が採用されています。
ツィーターには、「逆ドーム型・チタンダイヤフラム」が搭載され、切れ味と柔らかさが両立した
音質を実現しています。ウーファーにも平面型が採用されるなど、斬新なモデルです。
シリーズ全般の音質は、滑らかで質感も高く，この価格帯では非常に良好ではないかと思います。
10万円以下のＣＤ＋ＡＭＰの組合せて、パーソナルなステレオシステムに仕上げるも良し。
10万円以下のＡＶアンプと組み合わせて，大画面にふさわしい音響が得るのも良し。
ありきたりの国産品では納得できないお客様に、自信を持ってお薦めできるスピーカーです。
逸品館では早速サンプルをロッキーインターナショナルに手配してもらい、サブウーファーを除く
全種類の簡単な試聴テストを行いました。
比較に使ったＣＤソフトと、ＣＤ＋ＡＭＰは次の二つのセットを使っています。
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（１） |
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ＡＩＲＢＯＷ ＳＡ１５Ｓ１／Ｍａｓｔｅｒ
ＡＩＲＢＯＷ ＰＭ１５Ｓ１／Ｍａｓｔｅｒ |
カーペンターズ ベスト盤 / Greatest Hits |
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（２） |
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ＡＩＲＢＯＷ ＣＣ４００１／Ｓｐｅｃｉａｌ
ＡＩＲＢＯＷ Ｌｉｔｔｌｅ Ｐｌａｎｅｔ ２ |
ノラ・ジョーンズ / Come Away With Me |
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ＷＩＧＯ
１６０ |
ＷＩＧＯ
１５０ |
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（１） 音の広がりや立体感に優れている。 エネルギーのバランスは、やや高域よりで低音が控えめだが音楽の抑揚や表情は細やかで艶がある。 高域は細やかかつ、滑らかで癖が少ない。 中域はやや細いが、表情が豊かで心地よい。 低域は見かけの割に少ないが、そこそこタイトで低域がルーズな製品が多い、このクラスの水準を超える。 （２） バランスがよくボーカルが魅力的。 音の広がりが大きく立体感が自然。 ただし、（１）と同様低域が少なめに感じられ2-4KHz付近に強調されたピーク感を感じることがある。 |
（１） １６０よりもバランスがよい。 音が細やかで滑らか、音の広がりが大きく体を包み込む感じで心地よい。高域の癖も感じられない。 低音～高音に掛けての繋がりとバランスが抜群で，非常に素直で自然な音質。 １６０で感じられた高域のピーク感が消えて、低域が弾むように躍動する。 さらに価格の高い製品と比べると、音の密度はさすがにやや薄く、若干の箱泣きも感じられる。 （２） ウッドベースが、１６０よりも前に出て自然。 場RN素がよくボーカールのニュアンスが豊か。 オーディオプロらしい、スィートで透明なフィーリングをこの価格で充分に実現している。 |
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ＷＩＧＯ
１３０ |
ＷＩＧＯ
１１０ |
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（１） 金属（メタル）ドーム型にありがちな、金属的な癖が全く感じられない。 箱が小さくなったため箱の共鳴がほとんどなくなり、低音の遅れや膨らみ感が大きく減少する。 低音のかぶりによる中音の濁りが消えて上級モデルよりも高い“質感”が実現する。 高音の解像度や明瞭度は，この価格帯のスピーカーとしては群を抜いて優秀。 音場の前後方向への立体感に優れ、ボーカルは前に出て、伴奏がきちんと後ろに下がる。 （２） ウッドベースの最低音は大型モデルに比べると明らかに薄く、サブウーファーの必要性を感じる。それを除けば、癖が少なく自然で聴き疲れしない、オーディオプロらしい高いクォリティーを低価格で実現している。 |
（１）・（２） 今回テストしたＷＩＧＯの中で最も高域の解像度・明瞭度が高く、スッキリとした切れ味のあるサウンドが得られる。 箱の共鳴がほとんどないので、透明感が高い（濁りの少ない）インパクトのある音が出る。 低音はあまり期待できないが、低域方向への周波数がスパッ！と切れているのでサブウーファーとの繋がりが良さそうに感じられる。 |
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ＷＩＧＯ １２０定価￥２８，０００（１台・税別） |
ＷＩＧＯ
ＳＵＢ |
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