@の位置
ウーファーのサイズが小さくなったにもかかわらず、B.1.28よりも低域の量感が多くなった事に気づかされます。
しかし、その量が増えてもブームになるのではなく、良好な質感を保ったまま部屋いっぱいにまんべんなく低音が広がっている印象です。
サブーウーファー自体の音質がどうこうというよりは、IMAGE11/KAI2を含めて部屋の空気感がひとつになった印象を受けます。
テストした機種の中では、圧倒的に広がりが豊かでIMAGE11/KAI2のような小型スピーカーを聞いているというよりも、
もっとグレードが高くて大きな一つのスピーカーを聞いている感じになります。
目を閉じ集中して聞いてみると、音の深みが相当アップしている事が分かります。
Aの位置
おそらく目隠しをされた状態で知らない間にウーファーを動かされていたとしても分からないぐらいの変化です。
15〜20畳ぐらいの広さのリスニングルームでも問題なく部屋中に低音が広がるとおもいます。
@〜Aの変更ではボリュームの調整はほとんど必要ありません。
この時点で十分な設置性の高さを感じることができます。
Bの位置
後ろに設置しているにもかかわらず低音が前から出て来るのには驚きました。
Bの設置位置はとんでもない位置なのですが、それを全く問題とせず全体のバランスがまとまって、
部屋中に音が広がる感じがよく分かります。
真後ろの設置でも、まったく違和感を感じる事なくスムーズな音の繋がりを聴かせてくれます。