CEC HP-53FB HP-53 音質 比較 評価 価格

CECより業務用のバランス方式のダイナミック型ヘッドホン HP−53FBが発売されました。

早速、その音質をHP−53と比較して見ました。

CEC
HP−53
メーカー標準価格 ¥14,000(税別)
生産完了モデル
CEC製品のご注文はこちらから

CEC
HP−53FB
メーカー標準価格 ¥33,000(税別)
生産完了モデル
CEC製品のご注文はこちらから

形式

ダイナミック型

タイプ

密閉型

インピーダンス

40Ω

感度

103dB /1kHZ/1mW

再生周波数帯域

20〜20,000Hz

ケーブル長

約1.6m

プラグ形状

ステレオ ミニ3.5mm

重量

実測 374g (ケーブル含む)

形式

ダイナミック型

タイプ

密閉型

インピーダンス

40Ω

感度

103dB /1kHZ/1mW

再生周波数帯域

20〜20,000Hz

ケーブル長

約2.0m

プラグ形状

XLR×2

重量

カタログ値 390g (ケーブル含む)

外観と掛け心地

ヘッドホン部の“Made in Japan”の文字を裏切らない丁寧な仕上がり。掛け心地も良い。

重量が重いのは、ケーブルが重いためでヘッドユニット部は、比較的軽い部類に入る。

カールコードは長く、完全に縮めた状態で1.6m軽く伸ばしただけでも全長は3.0mになるのでTVを観るなど機器から離れて使えるのは便利だが、ケーブルのバネ性も強いので、その場合頭が引っ張られる感じがする。

外観と掛け心地

ヘッドホン部の“Made in Japan”の文字を裏切らない丁寧な仕上がり。掛け心地も良いが、HP-53との比較では、ケーブルの取り出し口が左右両方に変更され、頭を動かしたときあごの下でケーブルが交差するのが少し煩わしく感じられた。

後で説明書を読むとイヤーパッドなども変更されていると書かれていたが、ちょっと掛けた感じでは、ケーブルに気を執られたせいか、よくわからなかった。どちらにしても、掛け心地に問題はない。

ケーブル取り出し口の違い (片側→両側) プラグの違い (フォン→XLRプラグ)

メーカーカタログより説明を抜粋

HP-53FBは、CECのアンバランス型業務用ヘッドフォンHP-53をもとに開発されましたが、左右が完全に独立したバランス型ヘッドフォンでは、左右のドライバーのレベル合わせに、アンバランス型の倍以上の手間と時間をかけた、厳密な調整が必要となってきます。

HP-53FBでは、厳密な調整の結果、左右の音圧レベルの差は、最大でも1dBを超えないように抑えられています。さらに、内部回路、ケーブルおよびマウント部分の再設計を行っているため、従来のHP-53のリファインモデルというよりは、むしろ全く新しいヘッドフォンと考えていただく方が正しいかもしれません。

原理的に高音質であることが特徴のバランス型ヘッドフォンですが、それでも音質に関しては、微妙な調整が必要とされます。高解像のバランス型ヘッドフォンの特徴として、若干高音がきつめに感じられるという欠点がありますが、この点に関しては、適所に吸音材を配置することで、改善を図っており、長時間の音楽鑑賞でも聴き疲れのしにくい暖かみのある音に仕上げています。また、イヤーパッドに関してましても、従来モデルに比べて、厚みのあるスポンジを使用することで、装着感の改善と密着度の改良を図っています。

音質テスト

 AIRBOW SA7003/Live   

 AIRBOW HD53N/Special

音質比較は、AIRBOWのプレーヤーとヘッドホンアンプを使って行いました。

◆ここはよかった

HP-53では伴奏とボーカルの間に隙間がなく、小さく感じられたステージがHP-53FBでは、明確に広がりが大きくなる。それぞれの音の鮮度が向上し、細やかな部分までハッキリと再現されるようになるが、解像度が高くなりすぎる(高域が強調されすぎる)感じはなく、自然に音が細かくなったように感じられる。

楽器のすぐ側で音を聞いているようなHP-53のイメージがHP-53FBでは、少し離れた場所でステージを見ているような自然な空間感が出てくる。聞き疲れもしにくい感じ。

◆ここはわるかった

組み合わせたヘッドホンアンプHD-53Nは、小音量時に左右の音量が整合しない(ギャングエラー過大)という問題を抱えている。HP-53では、HD-53Nに備わるGAINの切り替えや、フォンジャックの差し替えによるインピーダンスの選択で、実使用上その問題が生じない範囲で使うことができた。しかし、HP-53FBはHP-53の数倍感度が高く、ボリュームを角度で1時間回すだけで、ちょっと大きいかなと感じる音量が出てしまう。

ボリュームを絞りきっても、片一方のユニットからは明らかに音が漏れるなど、基本的な使い勝手の部分で完成されていない。使用には我慢を強いられる。HP-53FBとHD-53Nはメーカー純正の組合せだけに(HD-53N以外のアンプではHP-53FBが使えない)、こういう部分がお座なりにされているのは感心できない。すぐ何らかの対策が必要だ。

◆総合評価

HP-53とHP-53FBは、同じユニットを使っているため音調やダイナミックレンジ、解像度感が別物のように高まっている訳ではない。しかし、丁重な選別と調整によって細部が煮詰まり、音のまとまりや自然な感じは良く出てくるようになった。スピーカーのセッティングが向上して音が良くなったような感じだ。長く使えば使うほど、その良さが強く感じられると思う。ネーミングを変えて例えるなら、HP-53FBはHP-53Limitedに相当するイメージだった。

2009年9月 清原 裕介

 

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