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 CEC TL3 3.0 ベルトドライブ方式CDトランスポーター 音質比較テスト

  

その他の音質テストはこちら

2016年末、CECからTL-3の後継モデルTL-3 3.0のプリプロダクトモデル(量産品とほぼ同じ試作品)が届けられました。

※CECは2016年内ぎりぎりの発売を目指していたそうですが、発売は2017年1月にずれ込むそうです。

現在、CDドライブメカニズムに「ベルトドライブ方式」を採用しているのは、「CEC」とドイツの「Burmester」の2社だけだと思いますが、この2社を訪問した時、「なぜCDのメカニズムにベルトドライブを使うのか?」という質問をしました。

CECは、当時ベルトドライブ・アナログプレーヤーを量産していたので、単純に「アナログプレーヤーと同じベルトドライブでCDドライブメカを作れないだろうか?」という発想からこのメカニズムを作ったという返答でした。
Burmesterは、天板を外してCDプレーヤーをテストしているとき、ディスクを通過して天井に写っている「レーザー光がゆらゆらと揺れているのを見て、ピックアップがこんなに不安定な状態では、音が良くないだろうと考え、より揺らぎの少ない方式としてベルトドライブメカニズムを開発した」と返答しました。

このとき、すでにCECからベルトドライブ・メカニズムを搭載するCDプレーヤーが発売されていたので、「Burmesterのベルトドライブメカは、CECのOEMではないのですか?」と尋ねたところ、「我々のメカニズムは、独自のものです」という返答でした。しかし当時、CECはBurmesterの「日本国内輸入代理業務」を行うなど両者には密接な関係がありましたから、全く無関係とではないと推測しています。

CECが初代のベルトドライブ方式CDトランスポーターを発売していた1990年当時は、CDの全盛期でCDの規格を決めた「SONY」や「Philips」などから、CD普及を目的に「オーディオメーカーへのドライブメカニズム供給」が盛んに行われていました。しかし、彼らは採算が合わないとみるやいなや、冷たくCDを見放したため、現在大手ハイエンドオーディオメーカーは「ドライブメカニズム安定供給の実現」のために、「メカニズム自社生産」に踏み切っています。そして、「独自ドライブメカニズムの自社開発」により、「高音質が実現している」ことを宣伝文句にしています。これは「CD読み取りメカニズムが音質に影響を与えている」ことを、オーディオ専業メーカーが周知している証明でもあります。

では、高級メカニズムの音が良いのは「データーの読み取りミス」が少ないからでしょうか?

PC・ネットワークオーディオの黎明期には「CDドライブの読み取りミスがデーターを損ない、音を悪くしている。

PCはミスをしないから音が良い」と言われ、そこから「ビットパーフェクト(データーが完全に伝送されていること)」なる言葉が生まれました。しかし、この考えは明らかな間違いです。

データー伝送が完全でも「メカニズムの種類」で音が変わることは、理論的にあるいは測定的に証明できなくても、CDが発売され始めた1980年頃からオーディオ専業メーカーには、「周知の事実」でした。「ピックアップレンズ」の材質が「ガラス」か「プラスティック」かでも、論議が起きたほどなのです。CDが発売された30年以上前から、高級オーディオCDプレーヤーがCDを再生する時に「データー読み取りミスを起こす確率」はほぼゼロでしたから、技術が進んだ現在では最低価格のCD読み取りメカニズムを使っても、データーエラーが起こることはありません。

では、デジタルデーターは変わらないのに、「ドライブメカニズムでなぜ音が変わるのか?」

その理由を考えましょう。
私は「メカニズムの駆動モーターやピックアップが動くときに消費する電力の変動が、アナログ回路に影響を与え、結果として出力される音が変わる」と考えています。

デジタル演算回路では、矩形波でデーターを電送します。データー伝送に使われているこの矩形波は、アナログ回路で生成されますが、乱れのない完全な矩形波を生成するには、高性能なアナログ回路と大電力を瞬時に供給可能な電源が必要です。アナログ回路や電源が不十分で矩形波に乱れが発生しても、それが許容範囲内なら、データーは欠落しませんが、生成される矩形波の乱れは音質に影響します(詳しくはこちらをご覧ください)。

つまり、オーディオ機器では、データー伝送が完全に伝送されているだけにとどまらず、それが「どれだけスムースに伝送されているか?」が大切なのです。

だからこそ、高性能で高価なパーツを多用する高級製品と、一般的なパーツで作られる普及製品の音が違ってくるのです。

今回のテストでは、CEC TL-3 3.0の音質テストだけではなく、デジタルデーターをUSBメモリーから送り出した場合、音楽専用PCから送り出した場合との比較を行い、さらにAIRBOWから発売している「CECベルトドライブ・プレーヤー専用スタビライザー」を使った場合の音質比較を加えることで、デジタルデーターの再生全般による「音質変化」も一緒に確かめることにしました。

CEC TL3 3.0 メーカー希望小売価格 230,000円(税別) 近日発売

CEC(シー・イー・シー)製品のご購入お問い合わせは、経験豊富な逸品館におまかせください。

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TL3 3.0の概要

TL-3Nの後継モデル「TL-3 3.0」が、TL-3Nから引き継ぐのは次の3カ所です。
・ディスクとピックアップの両方をベルトで駆動する、Wベルトドライブ方式。
・同軸/光に加え、AES/EBUとCEC独自のスーパーリンク出力の合計4系統のデジタル出力。
・44.1kHzが入力可能なWord-Clock入力端子(BNC)。
TL-3 3.0で変更が加えられたのは、次の5箇所です。
・44.1kHzのCDを88.2/176.4kHzにアップサンプリングして出力する機能(スーパーリンク出力時のみ非対応)。

・ドライブベルトの交換が可能なベルトドライブメカニズム。
・フロントパネルのデザイン。
・表示パネルの輝度調整(3段階)。
・スタビライザーの仕上げ(ブラッククロムからマットブラック)。

 

音質テスト

デジタルデーター(音源データー)には、CDをリッピングした「WAVファイル」と、リッピングに使ったデータを焼いた「CD-Rディスク」、さらに「FKAツイッグス」では、リッピングに使った「CDディスク」をそのまま用い、AIRBOW HD-DAC1 SpecialでD/A変換し、音質を比較しました。

1.音源をUSBメモリーに収録し「audioquest JitterBug」と組み合わせて供給。データーはWAVファイル(44.1kHz/16bit)。

2.WAVデーターをAIRBOW 音楽再生専用PCに記録し、「HQ Player」で88.2kHz/24bitにアップサンプリングして供給。

3.データーを焼いた「CD-R(CD)」をTL-3 3.0にセットし、44.1kHzで同軸デジタル出力。

4.データーを焼いた「CD-R(CD)」をTL-3 3.0にセットし、176.4kHzで同軸デジタル出力。

5.データーを焼いた「CD-R(CD)」をTL-3 3.0にセットし、STB-1を使って176.4kHzで同軸デジタル出力。

試聴環境

音出しは、スピーカー「Vienna Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G)」、プリメインアンプ「AIRBOW PM11S3 Ultimate」を使いました。

※YouTube動画の音声は、スピーカーの出音ではなく、AIRBOW HD-DAC1 Specialのライン出力をそのまま録音しています。

 Vienna Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G) (現金で購入)・(カードで購入)・(中古で探す

 AIRBOW PM11S3 Ultimate (現金で購入)・(カードで購入)・(中古で探す

 AIRBOW MSS-i5 MsHD 6.7 販売価格 304,700円(税込み)

 AIRBOW HD-DAC-1 Special 販売価格 180,000円(税込み)

試聴テストとCEC TL3 3.0の概要をYouTubeで見る。

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試聴したディスク

水のしらべ
「della リラクゼーションCD」

バッハ・無伴奏バイオリンソナタ
「リザ・フェルシュトマン」

Mona Lisa
「グレース・マーヤ」

PREFACE
「FKA ツイッグス」

ハウンダリーマイクを使った「渓流」の自然音。加工がなく、川の流れる音、鳥の鳴く声が、自然そのままに録音されています。

録音の良いバイオリンソロのアルバム。ハイブリッドディスクのCD層データーをリッピング。TL3 3.0では、CD-Rに焼いたデータを再生。

DSDダイレクト録音のライブ盤。ハイブリッドディスクのCD層データーをリッピング。TL3 3.0では、CD-Rに焼いたデータを再生。

電子音と人間の声で構成された不思議な音楽。ダイナミックレンジ、S/Nに優れ音の純度がテストCD並みに高い。TL-3 3.0では、CDそのものを再生。

「せせらぎ:水の調べ」を使った音質評価をYouTubeで見る。

「リザ・フェルシュトマン バッハ無伴奏バイオリンソナタ」を使った音質評価をYouTubeで見る。

「グレース・マーヤ モナリザ」を使った音質評価をYouTubeで見る。

「FKA ツイッグス Preface」を使った音質評価をYouTubeで見る。

1.音源をUSBメモリーに収録し「audioquest JitterBug」と組み合わせて、WAVファイル(44.1kHz/16bit)を再生。

 

遠くで鳴いている鳥の声は、部屋の壁のはるか向こう側から聞こほど、水の音と鳥の声が完全に分離して大きく広がります。
驚くべき音の広がりと立体感が実現し、水の音の質感がとてもリアルです。
鳥の声は有機的で生命感があり、水の流れにすら「命」が宿っているような音でせせらぎが鳴りました。

バイオリンの音には、弓が弦に引っ掛かる感じ、弓と弦のこすれる音がとてもリアルに伝わります。
音に揺れがなく、CDプレーヤーで回転するディスクから音を出しているのとは何か違う、安心感を覚えます。それは、マスターテープを聞いているような、目の前で実際に演奏が行われているような雰囲気で、装置の存在感は完全に消えてしまいます。

癖がなく、過剰な演出もなく、淡々とバッハが奏でられました。

ギターの音はわずかに太く、音源はやや近いイメージです。ギターの音は甘く、エコーは長く尾を引きます。
ボーカルは艶があって優しく、ギターの甘い音と相まって、恋人同士が愛を語るのデュエットのような甘いムードが醸し出されます。

音場がとても大きく広がり、ライブハウスで演奏を聴いているように濃密な音が体を包み込みます。

音が細かく、演奏に息をのむ観衆の存在感は伝わりますが、不要な緊張感はありません。

イントロの女性ボーカルは、ハーモニーの構成が驚くほど複雑で、エコーが部屋いっぱいに広がります。まるでサラウンドで聞いているような音場です。

低音はかなり低いところから出て、空気の揺らぎまでしっかりと伝わります。
高音は鋭く、伴奏と綺麗に分離します。

1曲目の「PREFACE(序文)」と名付けられた曲は、少しエンヤを思わせる不思議な音楽ですが、電子音が無機的にならず、エコーが加えられたボーカルにも人間的な暖かさが感じられます。

USBメモリー+JitterBugという、単純なデーターストレージからも録音に優れたソフトの良さが、完全に発揮されます。

その高品質な音を聞いていると、ハイレゾやDSDの必要性は全く感じられなくなります。

2.WAVデーターをAIRBOW 音楽再生専用PCに記録し、「HQ Player」で88.2kHz/24bitにアップサンプリングして供給。

 

USBメモリー+JitterBugと同じデーターを、AIRBOW MSS-i5 MsHD 6.7のHQ Playerで「88.2kHz/24bit」にアップサンプリングしてHD-DAC1 Specialに入力すると、音の数が断然細かくなります。映像に例えるなら、2Kが4Kになったようなイメージです。

鳥の声はエッジが立ち、鋭さが増しています。部屋の壁の外側にまで大きく広がる音場の大きさは変わりませんが、音の密度が向上しています。

圧倒的に密度が高くなったこの音で聞く「せせらぎ」は、目を閉じると「せせらぎが流れる森の中にいる」ような錯覚さえ感じるほどです。

バイオリンの音が太くなり、奏者と自分の距離が縮まります。

バイオリンの音だけではなく、レコーディング会場の細かな物音まではっきりと聞き取れます。奏者が動くそのかすかな靴音まで聞こえるように思えるほどです。

SACDハイブリッドのこのディスクからCD層をリッピングしたWAVデーターを再生しているのですが、高域はSACD層を再生する時と変わらないくらいしっかり伸びて、CDの高域限界を全く感じさせません。

USBメモリー+JitterBugでは、ホールで演奏している奏者の奏でるバイオリンの音が聞こえました。MSS-i5では、奏者の体の動きとバイオリンの音の変化の連動が伝わり、奏者の体の動きまで見えるようです。
目を閉じると、リザ・フェルシュトマンが目の前で演奏している様子が目に浮かびました。

ギターの音の甘さが消えて、硬質で良い響きを持つギターのイメージになります。
ボーカルは、余計な艶がなくなって音像が引き締まり、ボーカルの唇の動きが目に見えるようです。
カジュアルありながら、適度な緊張感も伴う音からは、みんなで仲良くやりながらも、これが最後のライブということで、全身全霊を傾けて音楽を奏でている様子が伝わります。

モナリザをテーマに、皆が一つの集中にまとまって行くようなイメージでモナリザが鳴りました。

イントロ部分の声の複雑さが全然違います。

このソフトでの音の細やかさは、2Kから4Kではなく、SDが一気に4Kになったくらい大きく変化します。
高音は天井を突き抜けて伸び、低音は地面の底から溢れます。耳に聞こえない帯域まで低音が再現され、空気の動きに体が揺れるほどの低周波の再現に心が不安になって行きます。
ありとあらゆる音が、部屋中に溢れ、その音が体の中にどんどん流れ込みます。

音の洪水に翻弄されて、頭がおかしくなってしまいそうなほど音から大きな影響を受けました。

 

CECが世界で初めてベルトドライブ式のCDプレーヤーを発売したとき、音と映像にこだわる「スティーブン・スピルバーグ」が「立体的 (3D)な音」が出る世界で唯一のCDプレーヤーだと高く評価し、TL-1を愛用していました。
TL3 3.0から出てくる音は、情報量(音の細やかさ)の豊富さでMSS-i5に敵いませんが、音の滑らかな繋がり感や、響きの自然さなど、随所にベルトドライブの良さが感じられます。
自然体で聞ける音、オーガニックな音、それがとても魅力的です。

 

TL-3 3.0の同軸デジタル出力をアップサンプリングし、176.4kHzでせせらぎを鳴らします。
水の流れる音が、はっきりと細かくなりました。先ほど音質の改善を映像に例えましたが、TL-3 3.0のアップサンプリングでは、その細やかさは2Kから4Kに例えられます。
44.1kHz出力時に音の輪郭がわずかに甘く、エッジがぼやけていたのが、完全に解決します。

輪郭がクッキリして明瞭度が増加し、空間の濁りが低減して透明感が増した分「せせらぎの温度感」が少し下がって、渓流の爽やかさが伝わるようになりました。

 

TL3 3.0の純正スタビライザーを「AIRBOW STB-1」に交換してせせらぎを鳴らします。
「せせらぎ」でのスタビライザー交換による音の変化はそれほど大きいものではありませんが、それでも情報量がさらに増し、水の音の細やかさ、鳥の声の鋭さが向上することが聞き取れます。
音の輪郭がより一層クリアでシャープになったことで、水の跳ねる音、水疱が弾ける音がリアルになり、水面までの距離が近くなります。鳥の声の距離感と方向性が明確になり、ハウンダリーマイクで録音されている様子が伝わります。

良い意味でモニター的、かつリアルな音で「せせらぎ」が鳴りました。

 

バイオリンの音に粘りとタメが出ます。また、バイオリンの弦の音とそれ以外(例えば駒の動く音)の音の分離が向上し、バイオリンだけではなく奏者の体の動きや息遣いまでが伝わってくるように感じます。
演奏の抑揚、リズムの流れ、連続的に変化する音の流麗な再現性が素晴らしく、ノイズのないレコードを聞いているような感覚に陥りました。

 

音が一層細やかになって、演奏会場の空気感が醸し出されます。

弓と弦の擦れる音も素晴らしくリアルです。

アップサンプリング出力は効果的で、バルトドライブらしい音の滑らかさが向上します。

有効な機能が付け加わったと思いました。これで、あともう少しだけ高音のトップが伸びきって、先端が綺麗に尖ったら完璧です。

 

このソフトではSTB-1の効果はとても大きく、バイオリンの倍音が最高域までが綺麗に伸びきって、CDとは思えないほど頭打ちのないすがすがしい音でバイオリンが鳴ります。

S/N感も向上し、演奏会場の静けさや厳かさが醸し出されます。

ソリストならではの高い集中力とその孤独感。バッハへの深い尊敬の念。そういう高貴なイメージまで伝わるようです。

この演奏は、やはり素晴らしい演奏でした。

 

ギターの音が「それらしい」雰囲気を持って鳴ります。

左側から出たギターの残響が、右のスピーカーから出る様子もよくわかります。

ボーカルは、自然に中央に定位します。グレース・マーヤさんの声は、キュートで優しくなりますが、決して甘くはないプロの強さを感じます。
とても雰囲気の良い音でライブが鳴るから、オーディオ機器の存在を忘れて演奏に聞き入ってしまいました。

 

ギターのエコーの粒子が細かくなります。ピッキングの音が左から出て、その反響が右から出る時間が短くなったことで、音の移動が素早く明確になったことがわかります。
ボーカルとギターの音の輪郭が引き締まり、音像定位が明瞭になりました。音場の広がりや、立体感も向上しています。
演奏がほどよい緊張感を伴う方向へと変わり、演奏を一緒に楽しむという感覚が、素晴らしい演奏を聴かせてもらう、という感覚へと変化しました。

 

ギターの倍音が伸びて、金属弦の響きの美しさが再現されます。ギターの倍音のトップが綺麗に伸びたことが、本当に心地よく感じられると共に、音が一層細やかになってギターを取り巻く空気感までもが再現されます。

ボーカルは細かなディティールまで再現され、グレース・マーヤさんがとても丁寧に子音や声を止めるところの発音にまで、最新の注意を払いながら歌っていることが伝わります。

演奏の求心力が増加し、気持ちがどんどん演奏に引き込まれます。

 

イントロ部分の声に女性らしい艶とオーガニックな感じが出ました。

音場は大きく広がります。音の響きが柔らかく変化し、攻撃的・挑戦的な感じが消えました。

ふわりとした体を包む音と、鋭く切れ込んでくる音のコントラストが少し和らぎ、落ち着いて聞いていられる雰囲気です。

 

女性のハーモニーの人数が増えます。シンセサイザー高音の、叩きつけられるような音の芯が強くなりました。

音のエッジがきりりと立ち、明瞭度と解像度が増加します。

低音の量感と押し出し感も大きく向上します。

曖昧さや甘さが薄れて、温度感が少し下がりました。

同じ曲を聴いたとき「44.1kHz出力」の優しい印象が、「176.4kHz出力」でシャープでストレートな印象に変わります。

 

このソフトではSTB-1の効果が驚くほど大きく出ます。
一風変わったこのソフトを今回試聴に選んだのは、音の純度が高く「音の違い」が一番よくわかるだろうと思ったからですが、その狙いは見事に的中しています。

空間の濁りが完全に消えてS/N感が一気に向上し、MSS-i5と同じくらいの細やかさ、分離感が実現しますが、MSS-i5では演奏が「攻撃的で無機質に聞こえる」のに対し、TL3 3.0の音は「あくまでも優しく、オーガニックな雰囲気」を失いません。

試聴後感想
CECがこだわる「ベルトドライブ・メカニズム」は人に優しく、心を癒してくれる音を奏でます。

その音の雰囲気や味わいは、最高級のレコードプレーヤーに近く、いわゆるディスクを使わないシリコンミュージックの対極にある音です。

TL3 3.0が昔のCECベルトドライブ機と違うのは、アップサンプリング機能を設けたことで音が細かくなり、輪郭が滑らかなままメリハリが向上し、最高級のデジタルに相応しい「音質」が兼ね備わったことです。その実力は100万円クラスのCDトランスポーターと比較しても、まず聞き劣ることはないでしょう。

けれど「ダイレクトドライブ」で無機的でデジタルチックに感じられる曲を「ベルトドライブ」で聞くと、それが有機的でアナログチックに聞こえるところは、確実に違います。音楽愛好家が、それぞれのメカニズムで同じディスクを聞いたとき、より生演奏に近いのが「ベルトドライブ」だと感じるであろう滑らかで響きの良い音です。不思議なことに、ダイレクトドライブとベルトドライブのレコードプレーヤーで、同一のレコードを機器比べたときと同じ印象がCDプレーヤーでも感じられます。

確かに従来のCECベルトドライブ製品には、ベルト駆動と聞いてイメージするような、音の輪郭の甘さや、低音のゆるさが感じられる部分がありました。けれど、TL-3からはベルトのネガティブな部分は見事に消え、その良さだけが引き出されるようになっています。TL-3からはメカニズムの動作速度も改善し、動作の緩慢なSACDプレーヤーよりも遙かに立ち上がりや選曲が早く、俊敏でイライラさせられないのも良いところです。

この性能で、23万円という値付けは信じられないほど安いですが、それが「ベルトドライブ方式」という合理的な機構がもたらす、もう一つの大きなメリットなのです。

いまいち音が決まらない。

音は良いけど、音楽が聞こえない。

録音の悪いソフトが聞き辛い。

そんなお悩みをお持ちなら、一度ベルトドライブ方式CDトランスポーターを試されてはいかがでしょうか?

2017年1月 逸品館代表 清原裕介 

 

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