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FOCAL CHORUS 716V / CHORUS 806V / CHORUS 826V /J'M LAB 音質 比較 評価 試聴 テスト

2011年発売 Chorus 826Eを聴く

試聴テストリポート

2009年末に輸入が行われた、826Wはその音質と仕上げの良さが高く評価され、当初予定の50セットを超える台数が好評のうちに完売となりました。2011年春、826Wと同等で仕上げが精悍なピアノブラックに変更された「日本市場向けオリジナルモデル 826E」として125セットの限定数が輸入されます。

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CHORUS 826W 30TH
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CHORUS 826E JAPON EDITON
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共通仕様

方式 3Way バスレフ フロア型
ユニット TW:25mm逆ドーム型
MID:165mmx1
WO:165mmx2
周波数帯域 45 Hz -28 kHz (37Hz/-6db)
能率 91.5dB
インピーダンス (標準/最小) 8Ω/2.9Ω
クロスオーバー周波数 300/3000Hz
最大入力 220W (連続入力155W)
外形寸法(HxLxD)/ 重量 1038x282x375mm /25.8kg
メーカー希望小売価格 \360,000 円(ペア・税別)
生産完了

826Eの主な特徴

ツィータプレートには、限定モデルの刻印があります Focalお得意の逆ドーム型ツィーターを搭載
スコーカー、ウーファーは上級モデルと同じ材質です 接続は,シングルワイヤリング方式
立派なベースユニットが付属しています ベースユニットは高さ(傾き)調整が可能です

試聴テスト

試聴ソフト

ノラ・ジョーンズ エリック・クラプトン ヒラリー・ハーン

Nora Jones

come away with me

Blue Note Records

7243 5 32088 2 0

輸入盤CD

Eric Clapton

Clapton Chronicles

9362 47564 2

輸入盤CD

Hilary Hahn

Bach Concertos

474 639 2

SACD


試聴スピーカー

Vienna Acoustics
BEETHOVEN
CONCERT-GRAND
Focal
826E
Focal
1028BE

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試聴CDプレーヤー 試聴アンプ

AIRBOW

SA15S2/Master

AIRBOW

PM15S2/Master

外形寸法(WxHxD)/ 重量 440x123x419mm /13.5kg
販売価格 \250,000 円(税込)
ベースモデル Marantz SA15S2
外形寸法(WxHxD)/ 重量 440x123x440mm /18.5kg
販売価格 \250,000 円(税込)
ベースモデル Marantz PM15S2

ノラ・ジョーンズを聴く

 BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)

柔らかい音。ボーカルは優しく滑らかで色っぽい。ギターの音は響きが美しく、胴がよく鳴って聞こえる。ドラムは、少し緩やかだがその微妙な遅れ感は悪くなく、ゆったりとリズムを刻む。
ピアノはギター同様響きが美しく、ころころと転がるようなイメージで鳴る。ベースも緩やかだが、膨らみすぎることはなく、たっぷりとした音で鳴る。カジュアルなナイトクラブで生演奏を聴いているような雰囲気の音だ。

 826E

中低音はBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)によく似て、厚みがあって柔らかい。高域は切れ味が鋭く、ボーカルは子音がはっきりしてサシスセソが強くなる。ギターの音もシャープさを増し、金属的で澄んだ響きに変わる。ベースは一番低い部分の量感がBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)よりも少なくなるが、しっかりと前に出てくる。ピアノはアタックが強くなり、響きは少し少なくなる。
それぞれの音の分離感はBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)を上回る。
中音の透明感はBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)が勝るが、826Eもエージングやセッティングを詰めることでさらに良くなることが予想される。中低音に厚みがあり、それにツィーターの音がスパイスのようにちりばめられる。部分を比較すればBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)とは少なからず違っているが、演奏を聴いたイメージはそれほどかけ離れているわけではない。ウォーミーで暖かいサウンド。BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)に比べると、一歩ステージに近づいたイメージでノラ・ジョーンズが鳴った。

 1028BE

音が出た瞬間に「鳴りのバランスが良い」のと「周波数レンジが広い」事が聞き取れる。ドラムスのブラシワークや、ギターの弦の音数が一気に増える。ハイビジョンを見ているように解像度が一気に向上することに驚かされる。
当たり前だが価格なりの差は十分に感じられる。とはいえ音のバランスや音楽の表現の方向性は826Eと見事に一致している。1028BEは826Eの「組み立て精度」をワンランク以上、上げたような音だ。ステージのすぐ近くで生演奏を聴いている場面を、彷彿とさせるような音でノラ・ジョーンズを見事に鳴らした。

エリック・クラプトンを聴く

 BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)

1028BEと比べても高域の鮮度感、繊細さや透明感は十分に魅力的だ。低域はFocalに比べると少し遅いが、決して不愉快ではない。大輪の花火のように、ぱっと大きく光った後、きらきらと小さな星が煌めきながら空中を舞い落ちる。そんなイメージの音の出方をする。S/N感・透明感が高く、音色が鮮やかで美しい。ただ、クラプトンを聞くにはもう少しだけ「輪郭の明確感(アタックの鮮明さ)」が欲しいと思った。

 826E

音の輪郭はBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)よりもハッキリとしている。ボーカルは子音が少し強く、ちょっとざらついた感じになるが、エネルギー感は強くなる。
ギターは透明感が高くウエットに長く響いたBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)と比べると、アタックが強くなり響きが乾いてくる。
低音の量感は変わらない。音色の色彩感はBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)からは少し後退し、少し曇った感じになる。ノラ・ジョーンズでも感じたが、もう少しだけ高域の透明感と解像度が向上するとさらに魅力的な音になるが、エージングでの解決が期待できそうだ。

 1028BE

826Eでやや物足りないと感じた、高域の透明感、分解能が一気に向上する。低音の量感や厚みはさほど変わらないが、中高音の改善によって低音の抜けや引き締まり感が改善する。
ボーカルもざらつきが消えて、表現が滑らかになる。エネルギー感や躍動感が向上し、音楽がホットになる。クラプトンを聞くには、このスピーカーが最も似合っている。高性能と情緒をうまく融合させ、演奏を見事にそして豊かに聴かせる。

ヒラリー・ハーンを聴く

 BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)

Vienna Acousticの製品特に大型のBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)には、シンフォニーがよく似合う。たっぷりとしたその音でシンフォニーを聴いていると、知らず知らずに聞き惚れて時間の経つのを忘れてしまうほどだ。
消え入るようなか細いバイオリンの音色、柔らかいチェロの音色、厚みあるコントラバスの音色、それぞれの弦楽器の音色を見事に描き分け、透明感が高く厚みのあるハーモニーを再現する。この複雑だけれど、さっぱりとして脂っこくない弦楽器のハーモニーは、Vienna Acousticでしか聞けない種類の音だ。
この音を聞けるだけでも、BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)は存在価値がある。

 826E

BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)が奏でる素晴らしいシンフォニーを聴いた直後に826Eを聞くのは少しためらわれた。たぶん、かなり落胆するのではないかと思ったからだ。しかし、音が出た瞬間?1028BEと繋ぎ間違えたのでは?と思うほどの素晴らしい音が出て驚いた。
バイオリンの音色はBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)よりもさらに繊細で、チェロの暖かさや、コントラバスの厚みも見事に再現される。それぞれの音が分離しながら絡み合って、複雑なハーモニーを形成する様子、その精度、解像度の高さはBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)に勝るとも劣らない。ノラ・ジョーンズやクラプトンで感じた、高域の透明感、繊細感不足は全く感じられない。まるで違うスピーカーを聞いているようだ。
BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)との違いは、ホールのサイズの違い。826Eだとホールが少し小さく感じられる。

 1028BE

このソフトで比較すると、826Eとの差がグッと小さくなる。それは1028BEのせいではなく、826Eで鳴らすシンフォニーが素晴らしいからだ。
とはいえ細部の再現性の高さや、ホールサイズの大きさには当然違いが感じられる。826Eで聞くシンフォニーはやや小さめのホールで聴く演奏をイメージさせたが、1028BEでは1000人規模の収容が可能な大きなホール、それも「音の良いホールのベストの客席」で聴いている演奏をイメージさせる。同じコンサートを聞いたとしても、購入したチケットの「価格の違い」が感じられる。
BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)との比較では、響きがややドライで理知的な演奏に感じられた。

丁度このテストを行ったとき、同時にNA7004(ノーマル機)の音質をテストしていた。音源はiPodに収録したJ-POP(MP3/320Fbps)だ。このソースをそれぞれのスピーカーで聞いてみるとCD/SACDでの試聴とは少なからず異なる印象が得られたので追記する。
 1028BE

順序を逆にして1028BEから聞いたのだが、下手なCDを超えるほどの音質とパワー感でJ-POPが鳴ることに驚かされた。この音でJ-POPを聴かされたら、ほとんどの人は感心するだろう。

 BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)

次にスピーカーをBEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)に変えると、レンジが上下に広がりすぎて中域が薄くなった。音楽の表情や表現力が希薄になり、ソースの悪さを露呈する形になり、あまり楽しく聞けなかった。

 826E

スピーカーを826Eに切り替えると、音楽は再びエネルギーを取り戻し、楽しく鳴り始めた。1028BEと比べると解像度が少し低下する。しかし、それでも鳴りっぷりは良く、ボーカルも表情豊かで説得力がある。聞いていて楽しい。
音調は1028BEと見事に統一されているが、1028BEがお姉さんのようにしっとりと細やかに感じられるのに対し、826Eはまるで妹のようにより快活で明るく楽しい音でJ-POPを鳴らした。

総合評価

826Eの魅力は「明るさ」だ。フランス映画の「アンニュイな暗さ」はみじんも感じさせずにソースを選ばず元気よく、そして情緒豊かに音楽を鳴らすから音を聞いているだけで気分が明るくなる。

気になるのは、中域に濁りが感じられることと、高域の鮮度がやや低いことだ。このバランスと音調をそのままにその点が改善されれば、文句のないスピーカーになる。

またこの点で上級モデル1028BEとの少なくない差を感じさせられたのだが、今回輸入される826Eが昨年輸入された826W 30THと基本的に全く同じ製品ということと、826Wでは中高域の抜けの悪さは全く感じられなかったことから、826Eを更に鳴らし込めば音質が改善する可能性は非常に高いと考えられる。届いた826Eは状態やタイミングから十分にエージングされているとは考えにくいから、その点は良くなると期待して大丈夫だろう。

826Wのレッドから変わった826Eのブラック仕上げも良い雰囲気だし、ツィーターのプレートに打刻された「Focal」と「Edition Speciale JAPON-2011」の文字にも心がくすぐられる。音といい、仕上げといい、ヨーロッパの第一メーカーらしくユーザーを揺さぶるポイントをうまく捕らえている。

BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)の魅力は「透明感と滑らかさ」だ。ROCKやPOPSの激しい音楽はやや不得手だが、バラード系のJAZZやボサノバは実に上手く鳴らす。特にアコースティック系のソフトの再生が大得意でシンフォニーはこのスピーカーでなければこれほど見事には鳴らないだろうと感じさせる。

1028BEは古録音から現代的なソースまで実にうまくマッチする。アコースティック系のソフトも電気楽器系のソフトも見事に鳴らす。ジャンルや繋ぐ機器もあまり選ばず、それらの個性をストレートに反映する。また、今回テストした音源でNA7004+iPod(MP3/320Kbps)を一番良い音で鳴らしたことから、高性能スピーカーでならすのが難しい録音の悪いソースもそれなりにうまく聞かせる能力に長けていることが伺えた。

2010年12月 逸品館代表 清原 裕介

 

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