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Musikelectronic ME25 RL906 ME100 ME803KS 音質 評価 比較 試聴 価格

Musikelectronic ME25 ME100 ・ RL906 ME803KS 音質 試聴 テスト

  

「musikelectronic geithain gmbh」この長い社名をご存じの方もいらっしゃると思う。それは、ドイツ国営放送が採用する業務用パワードモニタースピーカー(業務用のスピーカーは通常パワードモニター)のメーカーだ。しかし、製造メーカーがそれほど大きいわけではなく、また宣伝活動にもあまり積極的でなかったこともあり、日本では最近まであまり知られていなかった。ところが6年ほど前からその音の良さが認められてスタジオ関係を中心にブレイクし、多くのスタジオやエンジニアがこぞって採用した。中でも人気が高いモデルが小型パワードモニターの「RL906」は、2008年にNHKエンタープライズが発売したブルーレイ・ソフト「小澤征爾+ベルリンフィル、悲愴」のミキシングに実際に使用された。このようにムジークは、その音質が高く評価されプロ業界ではすでに絶大な支持が得られている。

ムジーク製品の主力は、パワーアンプを内蔵した「アクティブ型(パワードモニター)」であるが、アンプを内蔵しない「パッシブ型」もラインナップしている。オーディオ市場ではアンプの組み合わせによる音の変化が楽しめないという理由で「アクティブ型」は昔からあまり人気がなく、これもコンシューマ市場へ出遅れた一因となっている。しかし、ユニットの再生周波数に合わせた入力信号の帯域分割(高域/低域)をプリアンプ(パワーアンプに入る前)レベルで行える「アクティブ型」スピーカーでは、パッシブ型を大きく超える音質が実現する。なぜならば、マルチWayスピーカーで不可避の「ネットワーク」を持たないからだ。

アンプが増幅した大電力ではなくプリアンプレベルの微少信号域で帯域を分割するパワードスピーカーは、音質劣化の原因となる大型のコイルや電解コンデンサーを使わずにすむ。そのため高音質の帯域分割回路が使える。これはパッシブ型スピーカーにはない大きなメリットである。さらにアンプからユニットまでが最短距離で結ばれるパワードスピーカーは、パッシブ型よりもレスポンスが早くエネルギッシュな音を出せる。このようにパワードスピーカーは、理論的にも実際にもパッシブ型スピーカーよりも合理的で音が良い。また、高域/低域のアンプにボリュームを設ければ、音質を損なわずトーンコントロールが可能となる。RL906にはこの機能が搭載されているから、システムや環境、あるいは好みやソースに応じてスピーカーの周波数特性を調整することができる。音質チューニングの幅は狭まるが、手間をかけずに良い音で音楽を聞きたいとお考えなら「パワードスピーカー(アクティブ型スピーカー)」のご購入を考えられて良いと思う。

日本への輸入代理業務は、「(株)イースタン・サウンド・ファクトリー」が行っている。「(株)イースタン・サウンド・ファクトリー」は新しく発足した会社であり、当初はプロユースを中心にセールスを行っていたため、これまでは「コンシューマー市場(一般市場)」へのセールスは手が回らなかったようだ。しかし、近年はハイエンドショウ・東京にもブースを構え、コンシューマ市場へのセールスも活発化してきた。逸品館では、2008年から現在までにパワードモニターの「RL906」を若干数販売したが、商品の特殊性や他に紹介したい商品が山積していたため、HPなどで積極的に紹介をしたことがなかった。しかし、今年(2011年)になって西日本の販売拠点を強化したいと考えるイースタン・サウンド・ファクトリーから、アポイントメントがあり、早速最も売れ筋になるであろうと思われる「ME25」、「ME100」、またコンシューマー市場を意識したデザインが採用されたパワードモニターの「ME803KS」が試聴機として届けられた。そこに逸品館が試聴機として常備するRL906加えて比較試聴を行うことにした。また2008年行った「RL906」と「RL904」の試聴レポートも合わせて掲載する。

パッシブ型モニター ME25 / ME100

標準の仕上げは「バーズアイ・メイプル」が採用されています。どちらモデルも2WayですがME100のみBi-Wireに対応します。バスレフのポートは、前面に設けられています。

主な仕様


ME25

ME100

方式

同軸型2Way バスレフ

同軸型2Way バスレフ

周波数特性

50Hz〜20kHz

50Hz〜20kHz

入力感度

85dB

85dB

クロスオーバー周波数

2.5kHz

2.5kHz

インピーダンス

ドライブユニット

ウーハー:125mm コーン
ツイーター:25mm

ウーハー:160mm
ツイーター:25mm

入力コネクター

シングルワイヤー

バイワイヤリング対応

推奨パワーアンプ

50W-80W

100W-150W

寸法(mm)

H320 X W205 X D220

H398 X W254 X D345(除グリル)

質量

5.5kg(1本)

12kg(1本)

仕上げ

バーズアイ・メイプル

バーズアイ・メイプル

メーカー希望小売価格

¥211,000/1本・税別

¥368,000/1本・税別

備考

¥43,000/1本で特注仕上げ可能

¥43,000/1本で特注仕上げ可能

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音質テスト

アンプ・プレーヤーは、普段聞き慣れているAIRBOWを使った。

CD/SACDプレーヤー

AIRBOW SA15S2/Master

アンプ

AIRBOW PM15S2/Master

試聴ソフト

CANTATE DOMINO

CD

PRCD 7762

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DJ KAORI'S JMIX2

CD

UMCK-1272

COMPACT JAZZ

BILLY HOLIDAY

CD

831 371-2

輸入盤

 “ME25” 音質テスト結果

ME25はすでに2時間以上のウォーミングアップを行っているから準備は万端。最初にカンターテドミノを聞いた。このソフトは再生周波数帯域が広く、また様々な楽器の音が収録されているためスピーカーの音色の再現性が厳しく問われる。それに加えマイクの設置がシンプルなため、スピーカーの音の広がりの歪みのなさもチェックできる。録音がムジークの本社に比較的近いスエーデンで行われていることもソフトを選ぶ上でのポイントとした。

このソフトを鳴らすのはなかなか難しいのだが、1曲目でまず驚いたのはサイズを遙かに超える低域の再現性だ。さらに金管楽器の切れ味や高域の伸びやかさ、ボーカルの質感やコーラスでの一人一人の声の分離感も素晴らしい。さすがに各国の放送局がこぞってムジークの小型モニターを採用しただけのことはある。

サイズが小さいのに、サイズが小さいスピーカーを聞いている感じが全く感じられない。同じ特徴を持つスピーカーとしてStirling Broadcast LS-3/5aがある。LS-3/5aもサイズの小ささ、密閉型という不利な条件を感じさせずに「聴感上十分な低域」を再現する。ME25はLS-3/aよりもサイズが大きいこと、設計が新しいことなどが奏功し、LS-3/5aよりも低音は遙かに豊かな低音を再現する。またそれに応じて再現される音場空間も格段に大きく、まるで中型〜大型スピーカーでカンターテドミノを聞いているかのような「本格的」な鳴り方だ。

楽器の音の出方や消え方、音色の分離感、あらゆる部分が非常に自然だ。試聴に使ったAIRBOW製品のサウンドも同じ方向性を持つから相性も良いのだろう。まるで生演奏をその場で聴いているような「ストレス(違和感)を全く感じさせない高い実在感」で音楽を再現する。ボーカルは柔らかく、温かく、有機的な情感がある。オルガンは時に厳しく、時に優しくコーラスの後方で鳴っている。金管楽器はちりばめられたアクセントのように演奏を引き締め、輝かせる。オーディオ機器が全く介在しないかのような自然な鳴り方が素晴らしい。逸品館が薦めるモニタースピーカーとしてはPMCがある。ムジークは、PMCと同じようにサイズを感じさせない鳴りっぷりと特徴とするが、有機的な感じ情緒的な感じはムジークがPMCを上回る。

素晴らしい音質で音楽を再現するME25だが欠点もある。それは「特性が悪く感じられる」ことだ。始めてRL906を聞いたとき、このスピーカーは「位相(音のタイミング)」が正しくないと感じた。そこで確認のためPMCのパワードモニター「TB2S-A2」と聞き比べてみたのだが、PMCは見事に位相が揃って聞こえた。それぞれのスピーカーを測定してみると、PMCは周波数特性だけではなく、動的な特性(位相)もぴたりと揃っているのに対し、RL906は周波数特性動的な特性ともPMCに全く及ばず、聴感と全く同じ結果が得られた。しかし、それは測定上の話で実際に音楽を再現してみると「TB2S-A2」が正確無比な「緻密で分析な音」でソフトを鳴らすのに対し、RL906は「現場の雰囲気」をよりそれらしく伝えてきた。NHKエンタープライズが正確無比なPMCではなく、現場の雰囲気を正確に再現するRL906をモニターに選んで、ブルーレイ・ソフト「小澤征爾+ベルリンフィル、悲愴」を録音したことは興味深い。

小型モニター同士の比較では、明らかにPMCよりもムジークの音が温かく「生」に近いイメージで音楽を鳴らすが、PMCもフラッグシップのBB5は現場の雰囲気を非常に色濃く伝えるから、PMCとムジークの違いは能力の差ではなく「スピーカーの音作りの思想の違い」と取るべきだろう。

この文章を書いている間にカンターテドミノ一枚を完全に聞き終わってしまった。聞き終わっての感想も、聞いていたときと全く同じで「自然」。ただそれだけだが、この「自然な感じ」は今まで私が経験したことがないほど高いレベルであることを付け加えておきたい。録音再生という時間や場所の違いを超えて「録音現場がそこに現れた」ような錯覚さえ覚えた。

 Minima Vintage

サイズや価格が近い製品と比べてみたくなったので、スピーカーを逸品館お薦めのSonus Faber Minima Vintageに変えてみた。高域がわずかに刺激的になり、中低域の膨らみが少し減る。低音のボリューム感も少なくなって、エネルギーバランスが高域にシフトする。

全体の音のバランスやユニットの繋がりは、ME25がMinima Vintageを明らかに上回るが、高域にライトを当てたようMinima Vintage独特の癖がボーカルをクッキリと際立たせ、「歌手一人一人の口元が見えるよう」なオーディオ的な快楽が得られるようになる。

全体のバランスとしてはME25のまとまりが素晴らしいが、一つ一つの部品(音)の再現性ではMinima VinategがME25を上回るようだ。ME25はウェルバランスな音楽モニターで、Minima Vintageは良い意味でオーディ的な味わいを持つ。性能的には全く甲乙付けがたいと感じた。

次に「録音が悪いソフト」の代表として、J-POPを聞く。ME25でカンターテドミノを聞いた感じから予想した以上にME25とこのソフトは相性が悪い。高音の切れ味は落ち、中域は曇る。低音は膨らんで遅く、ぼこぼこと鳴っている。とてもじゃないけれど、こんな30万円を超えるスピーカーから出てくる音だとは思えない。良くてTannoyの10万円ペア程度のブックシェルフ型スピーカーの音しか出てこない。

今までいろんなスピーカーを聞き比べてきたが、これほどソフトで評価が変わるスピーカーも珍しい。ソフトから見れば、スピーカーの評価が下がるし、スピーカーから見ればソフトの評価が下がる。とにかく、これ以上はないと言うほどME25とJ-POPとの相性は悪い。

音が気に入らないのはひとまずとして、冷静にスピーカーの評価をすると、低域も高域も「過渡特性」が悪いことが聴き取れる。音の立ち上がりは悪くはないが、立ち下がりが悪く音が止まらない。そのため、次の音の立ち上がりがマスキングされ音がもやもやと曇ってしまう。原因はエンクロージャーの鳴きが過大なことだ。まるでアマチュアが作った、チューニングの悪いバスレス型スピーカーのような遅れて膨らんだ低域が出る。ハッキリ言って、私はこんな音でJ-POPを聞きたくない。

アンプを変えCDプレーヤーを変えてみたが、ME25で聞くカンターテドミノを100点とするとJ-POPは20-30点程度にしか感じられなかった。

 Minima Vintage

スピーカーをMinima Vinategに変えると遅れて膨らんでいた低域が改善し(それでもまだ少し遅いが)、リズムセクションが前に出て弾むようになる。メロディーにテンポ感が出て、音楽が走りだす。ボーカルも曇りが取れ、表情が豊かに再現される。

ME25と比べると見違えるような音でJ-POPが聞けたが、やはり小型スピーカーで電気楽器が多用されるPOPSを納得できる音で聴こうとすると低音が絶対的に不足する。組み合わせるアンプやアクセサリーでチューニングで無理して低音をチューニングするよりも、サブウーファーを導入するほうが解決が早い。

すでに試聴した二つのソフトから、ME25の性能をほぼ100%把握することができた。音質テストとしては、これ以上違うソフトを聞く必要はないのだが、皆様にME25の長所をお伝えしたくて、あえて古いモノラル録音のJAZZを選び聞いてみた。

予想を超えて、このソフトとME25の相性は抜群によい。まるでレコード+真空管アンプ+ビンテッジスピーカーで往年のJAZZを聞いているような、滑らかで心地よい音が出る。しかし、解像度は驚くほど高く、古いソフトを聞いているとは信じられないほど現代的で分離感、透明感の高い音が見事に両立する。モノラル録音にもかかわらず、まるでステレオ録音のように大きく音場が展開することにも驚かされる。

ビリーホリデイがそこで歌っているかのような、全くストレスのない音で演奏が再現される。情感も非常に細やかに表現され、音楽にぐいぐい引きつけられる。リポートを書く手を止めたくなほど。素晴らしい!オーディオが音楽を再現する装置だと、素晴らしい音楽の記録を蘇らせる唯一の手段だと確信させてくれる音だ。ME25は、今までこのソフトを最高の音で鳴らしたスピーカーを完全に圧倒し、信じられない生々しさで1955年録音のJAZZを鳴らした。この音を聞くためにだけでもME25の存在価値はある。

ME25が奏でるビリーホリデイを聞いていると、このスピーカーでアコースティック楽器以降の音楽を聞く必要性が全く感じられなくなる。どんな詭弁を使っても芸術性という意味で、表現の深さという意味で電気楽器がアコースティック楽器に敵うことはない。この素晴らしいこのサウンドを、この素晴らしい音楽を「一人でも多くの人に知って欲しい」。そう心から願わずにいられない。ME25一本ですべてをまかなうことはできないかも知れないけれど、ソフトとマッチさせればこれほど素晴らしい音を出すスピーカーは、絶対に他にないと確信できるほどの音が出た。すごいなぁこのスピーカーは!

 “ME100” 音質テスト結果

ME100は約2時間のウォーミングアップの後、試聴を開始した。

印象はME25とほとんど変わらないが、箱が大きくなったこととウーファーのサイズが大きくなったことで「音の濁り」、「空間の歪み」成分が明らかに増加する。しかし残念ながら、それに引き替え得られるものはほとんど感じられない。

もちろん低域が豊かになっているので、金管楽器の厚みやボーカルの低音部の量感などは増しているのが聴き取れる。しかし、ME25で感じられた圧倒的な自然さ、繋がりの違和感の少なさ、そういうものが損なわれてしまうので、私はもし価格が逆だとしてもこのソフトを聞くのなら、ME25を選ぶ。さらにこの価格帯なら、逸品館お薦めのVienna Acousitics BEETHOVEN-CONCERT-GRAND(T3G)に十分手が届きおつりが出ると考えれば、なおさらこのスピーカーには魅力的に感じられない。

ME25に比べて音質が優れない理由は、ウーファーが大きくなったことによるツィーターとウーファーの音色の繋がりの悪化、ツィーターとウーファーのエッジ周りに凹凸や余計なプレートが増えたことによる反射の悪影響などが考えられた。

このソフトをかける前にある種の「予感」があった。それは、ME25で鳴らせないソフトをME100は鳴らせるのではないか?ME25が苦手としたJ-POPが上手く鳴るのではないか?という予感だ。それは見事に的中する。

ME25が苦手とした低域の再現性が大きく改善している。確かにまだ量感には不足を感じるが、速度感や高域との繋がりの良さ、中域の透明感などは見違えるように良くなった。特にME25で問題となった低域の遅れ、中域の濁りが大幅に改善し、ME25ではもこもことまるでスピーカーに毛布をかぶせたような情けなかったサウンドが、見事にクリアで明快な音に変化する。

とはいえ、価格が半分のPMC FB1i/Signatureに比べると低域は足りないし、高域の解像度・明瞭度、透明感もハッキリと劣っている。その上、ME25のように小型スピーカーらしい強い魅力も感じられない。

アンプやケーブルを変えれば見違えるような音になるとも考えられるが、「鳴らしてやりたい」という衝動は感じなかった。逆にME25が、それほど素晴と言えるだろう。

たぶんME25を超えられないだろうと思ったが、一応念のためこのディスクも聞いてみた。

結果は想像通り。決して悪くはない音で定位も良いし、音のバランスも悪くない。また、低音の遅れも少なくME25よりも性能は上がっていることが聴き取れる。しかし、ME100はME25で感じたあの「胸にぐっとくる感覚」を持たない。音楽が、「こっちにやってこない」のだ。

ME100がME25を超えられない理由は、エンクロージャーの共鳴(共振)がME25ほどプラスに作用しないことだ。それがわかったので、スタンドへの置き方を変え、AIRBOWのフローティングボード WFB-0115-1を使い、改善を試みると確かに音は良くなり、エンクロージャーの鳴き(響き)とユニットから出る音の整合性もかなり改善された。でもME25のように「ぴたり」と嵌る感じは最後まで得られなかった。価格差を考えても、音質を考慮しても、やはりME25がお薦めだ。その答えは覆らない。

パワード型モニター RL906 / ME803KS

RL906(左)とME25(右)の比較。RL906はかなり小型。

RL906(左)の背面には、XLRの入力端子、電源スイッチ、トーンコントロールつまみがある。

ME25/ME100/RL906は、写真のスタンドに載せて試聴。ME803KSはあまりにも大きいので少し前に置いて試聴。
後方に見える灰色のミキサーで音量を調節。

RL904(左)とRL906(右)の比較。RL904にトーンコントロールは付かない。

RL904の側面に見えるアルミの金具は、スピーカースタンドに取り付けるためのもの。

主な仕様


RL906 RL904

ME803KS

方式

同軸型2Way バスレフ

同軸型2Way バスレフ

同軸型2Way バスレフ

周波数特性

50Hz〜20kHz

40Hz〜20kHz

25Hz〜22kHz

最大音圧

104dB

106dB

122dB

クロスオーバー
周波数

3kHz

2.5kHz

680Hz、2kHz

ドライブユニット

ウーハー:130mm
ツイーター:25mm

ウーハー:160mm
ツイーター:25mm

ウーハー:260mmx2
スコーカー:160mm
ツイーター:25mmx3

入力コネクター

XLR

XLR

XLR

内蔵パワーアンプ

低域:80W/4Ω

高域:40W/4Ω

低域:100W/4Ω

高域:100W/4Ω

低域:1000W/4Ω

中域:500W/4Ω

高域:500W/4Ω

寸法(mm)

H255 X W180 X D200

H398 X W254 X D345

H1155 X W366 X D423

質量

5.5kg(1本)

16kg(1本)

71kg(1本)

仕上げ

ブラック

ブラック

バーズアイ・メイプル

メーカー希望
小売価格

OPEN

OPEN

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音質テスト

 “RL906” 音質テスト結果

ムジークで最も売れている製品、それがRL906だ。

サイズはME25よりも小さいが音質面でアンプを内蔵するメリットは大きく、いったいどれくらいの差があるのか?期待しながら音を出すことにした。

ME25はパッシブ型なのでプリメインアンプとスピーカーケーブルで繋げばよい。しかし、RL906はバランス入力しか備えていないパワード型なので、それに合わせた環境を準備した。プレーヤーは、AIRBOW SA15S2/Masterのまま変えないが、ボリュームコントローラには「スタジオ」っぽくかなり古いがSONYの放送局用ミキサーを引っ張り出してきた。今となってはこのクラスのミキサーは、5万円も出せば買えるがこの製品はなんと当時48万円!もした。だから、それなりによい部品が使われているし、音質も決して悪くない。色ずけのないストレートな音は、良い意味でSONYを感じさせない。フェーダーも質が高いので、下手なプリアンプを使うよりもRL906の「素の音」を引き出してくれると考えた。

さすがに通電直後は「乾いた音」しか出なかった。それは当然でこのミキサーには数年以上火を入れていなかったからだ。オーディオ機器を通電せずに長く置くと、内部の電解コンデンサーが不活性になる。通電を始めると数時間〜数十時間かけて電解コンデンサーが活性を取り戻す。

新品購入後のエージングほど時間はかからないが、古い機械を久しぶりに鳴らすときには本来の音質を取り戻すまでにしばらく時間がかかる。2時間ほど音を出した後、試聴を開始した。

サイスが大きいME25よりも、低音が出ている感じがする。中高音は、ME25が持っていたストレスフリーの自然な広がりを持っている。違うのは、中域と低域の「リニア」な感じだ。スピーカーケーブルが無くネットワークも持たずユニットとアンプを直結させたような、パワード型ならではの「遊びが無く、みっちりと詰まった音」が心地よい。

解像度も高く、コーラスの厚みが全然違って聞こえる。中身がギュ〜〜っと詰まった感じだ。パイプオルガンの力強さもかなり違い、サイズが小さいにもかかわらず大型のスピーカーを聞いているような低音が出る。

全体のバランス、ユニット間の繋がりの良さもME25を上回る。箱鳴きや歪み感もハッキリ小さい。

しかし、ME25とSA15S2/Master+PM15S2/Masterの組み合わせが持っていた「絶妙な響きの甘さ」がRL906には無い。明確にモニターとしての完成度が高いが、個人的には少し「お仕事をしている感覚」が強くなってきた。

演奏をより情緒豊かに聞かせたのはME25だ。演奏をより情報量豊かにダイレクトに聴かせるのがRL906だ。どちらのスピーカーも素晴らしいと思うが、私が欲しいのはME25だ。ME25が聞かせてくれた、リスニングルームをふわりと満たすあの甘美な響きが耳から離れないからだ。

J-POPはME25と全く違う。低音の量感こそME100に譲るが、エンクロージャーの不要な鳴きは感じられず、低音もぴたりと止まる。これにサブウーファーを組み合わせたら、POPSやROCKは完璧に鳴るだろう。

ボーカルは質感が高く表情が豊かで、パーカッションはきちんと立ち上がり不要な響きを残さずに音がきちんと止まって消える。不要な響きや濁りはなく、音は素直で好ましい。高音と低音のリズムのバランス、速度感もきちんと合っている。やはり、モニターはパワードでなければ。この音ならJ-POPにも全く不満はない。

このソフトを聞いたときのRL906の印象は、カンターテドミノをきくそれに近い。

スピーカーが楽器のように響いたME25に比べRL906は、アンプがスピーカーをキチンと鳴らしている感覚がある。そのためME25に比べるとわずかにオーディオ機器の介在が感じられ、電気で音が増幅された感じが出てくる。

しかし、絶対的な音質は素晴らしく文句の付けようがない。癖はないし、あるべき音があるべき位置から出てくる。ビリーホリデイの声も「聞き慣れたいい音」で再現される。何の不満も無い、いい音だ。しかし、やはりME25の音が恋しくなる。あれは・・・、やはり特別だった。

ただし今回の試聴は局用のミキサーをプリアンプにしているため、オーディオ用プリアンプを使うより音は「ドライな傾向」が強くなるはずだから、色気のあるプリアンプを奢ってやればRL906もME25にグッと近づくだろう。小型スピーカーで本格的に音楽を楽しみたいとお考えなら、RL906以上のスピーカーを見つけるのはちょっと難しいだろう。

パワードという形式が気にならず、オーディオ的な問題に直面せずに音楽だけを楽しみたいとお考えなら、RL906はベストパートナーになれることは間違いない。

 “ME803KS” 音質テスト結果

SONYのミキサーを繋いで音を出したのだが、RL-906では気にならなかったハムノイズが発生したことと、高域に曇りを感じたため、CDからSST Ambrosia SEにアンバランスで信号を入力し、Ambrosiaからバランスで出力してME803KSに入力した。

 

音が出た瞬間はSONYのミキサーと大きな違いを感じなかったが、ノイズは完全になくなった。しばらく聞いていると霧が晴れたように中高域の透明感と繊細さが格段に改善した。それもそのはず、Ambrosia SEはまだエージングが終わっておらず、しかも通電直後に音を出したからだ。一時間ほど鳴らしていると、中高域の曇りはかなり改善した。

改善したとはいえ、「高域の伸びやかさ」と「曇りのなさ」は、ME25とRL906に及ばない。ME25/RL906のストレスを感じない音の広がりは、小型スピーカーならではのもので、中でもムジークは特殊に優れている。

ME803KSの透明感や音の広がり感は一般的な大型スピーカーの水準は大きく超えるが、音源(スピーカーのサイズ)が大きくなることや同軸ユニットの保護グリルが外せない影響か、高域の透明感はRL906やME25ほど顕著には感じられない。これ以上を望むなら、レーザーセッターやReal Sound Apeqの助けが必要になるだろう。

スピーカーの物理的サイズが大きくなり十分な重低音が出せるようになったことで、中域と低域の厚みは全く変わる。コーラスの低い部分、パイプオルガンの空気を揺るがすような重低音がきちんと再現され、原寸大のライブ感が味わえる。

軽く味噌を付けたもののME803KSでも部屋中に音がストレスなく自然に広がり、音源(楽器やボーカル)の位置関係も完璧だ。このあたり、さすがに現場を磨かれた「モニター」の高い精度を感じさせる。

ME25/RL906と違うのは、「位相が揃って音がまともに聞こえる」ことだ。設計が新しいせいか、特性に乱れが感じられずまるで「PMC」のように正確な音に仕上げられている。「ムジークらしい味わい」が若干薄くなっているが、癖が無く高性能で音色が優しい高性能スピーカーという印象だ。

中高音の切れ味や音色、定位感は自然で優れている。しかし、低音はサブウーファーで持ち上げたように膨らんでいる。高域よりも遅く濁っていて、やや過剰だ。今回接続に使ったケーブルは、BELDENのマイクケーブルを使った自作品だが、このケーブルの影響もあるかも知れないし、Ambrosia SEのエージングが足りないのかも知れない、設置もカーペットの上に置いているなど最悪の状況に近い。まあ、この音がME803KSの「最も悪い状態」なのだろう。

 セッティングに失敗し、うまく出ない低域は別にして中高域は自然で滑らかだ。このあたりにムジークがこだわる自社製の同軸ユニットを使った良さを十分に感じとれる。

大型スピーカーなのに小型スピーカーのように音の繋がりが良く、滑らかに音が出る。ボーカルはコンパクトに定位し、口が大きくならない。楽器の高音も鋭くコンパクトで、原寸大以上に肥大しない。しかし、入力されたソースを的確に音に変換している感じで、それをよりよく聞かせてくれることはない。プロのためのスピーカー。そういうイメージを持った。

JAZZは思ったよりもよくく鳴る印象だ。

ボーカルはコンパクトにまとまって表現力も十分だし、楽器の音も自然でJ-POPで感じたような低音の肥大感も全く感じない。ピアノの音も魅力的だ。

高音(高次倍音)の音色の再現性に優れ、生演奏を聴いているように鮮やかな楽器の音を聞かせてくれる。今回テストした他のムジーク製品同様、アコースティック楽器モニターとしての能力は抜群に高い。この部分では、確実にムジークはPMCを超えるだろう。しかし、電気楽器の再現性は褒められたものではなく、この点ではPMCの脚元にも及ばない。

ムジークの製品は「ビンテッジ時代のスピーカー」に近い味わいを持っている。JBLのような「濃さ」もあるし、ALTECのような「明るさ」も感じられる。ME803KSでは小型スピーカーのような定位の良さと、大型スピーカーのエネルギー感、そういう相反する要素が見事にバランスしている。

最高のアマチュアニズムでスピーカーを作るとこんな音になるのだろうか?あるいは、私がプロとアマチュアを誤解しているのだろうか?プロモデルなのに、色濃い「手作り感」を感じる。こういう音を探している、音楽好きなお客様は少なくないと思うが、この製品が現場で通用するのをとても不思議に思う。とにかくMusikelectronicの製品はソースへの対応性に少し疑問を感じさせるが、アコースティック音源は抜群に良い音で鳴らす。世界的に有名な日本のミュージシャン「坂本龍一氏」がコンサート(ライブ)にMusikelectronicを使うことでも、それは間違いない。バラッドから招待された彼のコンサートで使われていたMusikelectronicは、まさに彼の奏でるピアノと見事に同化し、私ですらピアノから出ている音とスピーカーから出ている音を分離して聞き取れなかったほどなのだ。

だからといって、私はムジークをAIRBOWの音決めには使わない。ムジークの「癖」が、テスト対象とするAIRBOW製品の音を美音化けしてしまうからだ。機器を作るならば、スピーカーはもっと厳しい音の製品がよいと私は思う。なぜなら、「最悪」の状態でもいい音を奏でる機器を作れたら、たぶんどんな状況で使って頂いても良い音で音楽が鳴ると思うからだ。ムジークがモニタースピーカーだという事実を、私は最後まで受け入れることができなかったが、それは現場で私が音を決める基準とは違う観点から音が作られていることを示しているのだろう。オーディオマニアの求める音と、エンジニアが作り出したい音には、少し相違があるのかも知れない。この点については、まだまだ勉強が必要なようだ。

2008年に行った音質テスト

CD/SACDプレーヤー

AIRBOW'CDプレーヤー'DV12S2/Specialシルバー

AIRBOW SA10/Ultimate

ボリュームコントローラー

SPL Model 2730

試聴ソフト

Come Away With Me

Norah Jones

CD

7243 5 32088 2 0

Hilary Hahn

Bach/Concertos

Los Angeles Chamber Orchestra

Jeffry Kahane

CD/SACD

UCGC-7025

Boz Scaggs

The Hits

CD

82876 86714 2

輸入盤

 “RL906” 音質テスト結果

音出しした直後は、やや定位が散漫で見通しも悪かった。それは内蔵するアンプのウォームアップが完了していなかったためで、5分ほど鳴らすと本来の音に変化してきた。特筆すべきなのはムジークがこだわる同軸2Way方式のお陰で、どんな場所に設置しても驚くほど良好でシャープな定位が得られることだ。片方のスピーカーの直前で聞いても反対側もスピーカの音が楽々聞き取れる。小さく限られたスペースしか許されない、スタジオのコンソールモニターとして、この性格は「マスト」であり「ベスト」に違いない。

プロ用レコーディングモニターという言葉、あるいはカントンやダリのようなドイツ製のスピーカーからは、高域が鋭くえぐるような高解像度な音を想像する。しかし、良い意味でその予想は大きくはずれた。良くできたフルレンジ・スピーカーのように中域にたっぷりとした厚みがあり、ボーカル帯域の表現力は抜群だ。

解像度は驚くほど高くはないが、色彩感は豊富で自然だ。ノラの声は、スピーカーを通しているのは感じるが「声の調子の変化」はかなり細かく、そして明瞭に聞き取れる。声だけではなく、それぞれの楽器の音質やトーンの変化、それぞれのパートの違いがやはり明確に聞き分けられる。誤解しないで欲しいのだが、それは各パートの音が明快に分離してばらばらになるのでなく、生演奏を聴いている感覚でごく自然に聞き分けられるのだ。素晴らしい音色の再現性。生演奏を聴いているように全体を音楽として聞くことも、それぞれの音を部品として音を聞き分けることもできる。オーディオ用としてRL906を評価すると、音が自然で音楽の情感や暖かさが伝わりやすいスピーカーだと言える。

音のバランスは良い意味でフルレンジスピーカーに近い。しかし、そこは2Wayの威力で高域と低域の周波数レンジはフルレンジよりも明らかに広く解像度も高い。しかし、最初に書いたように高域は割と穏やかで、周波数レンジの上端は、思ったほど高くはない。聴感上ではせいぜい10数キロHzと言ったところで、狭い部類に属するだろう。だからあまり高い音の再現は得意ではない。その反面、サイズを遙かに超えた低域の量感は素晴らしい。とてもこんなに小さなスピーカーが鳴っているとは思えない豊かで太い低音が出る。小音量で聞くことが多いなら背面のトーンコントロールを使い中低域をブーストすると、小音量でも全く問題のない豊かな中低域が得られるのも大きな魅力だ。

音色の分解能に優れるRL906でこのソフトを聞くと、弦の重なった部分での自然な分離感がとても心地よい。

高域の伸びやかさ、ブリリアントさには時折不満を感じることがあるが、これは組み合わせたSPL Model 2730の音質も深く関与しているはずだ。もう少し広帯域なプリアンプを使えば、この問題は解決する可能性が高い。ややさっぱりとした音調に聞こえるが、それもSPLの影響かも知れない。

各パートの演奏の聞き分けが容易にできる。これでもう少し見通しが良ければパーフェクトだ。癖が少なく、パワフルで暖かい音。再現される音場こそややミニチュアサイズに縮小されるが、フルオーケストラも問題なく楽しめる実力を十分に確認できた。

中域の飛び出し感、パンチ力がすごい。スネアがスピーカーから、まっすぐに飛んでくる。

絶対的なサイズが影響し低域のレンジこそ広くはないが、逆にそのサイズでしか出ない「飛び出しの良さ」、「レスポンスの良さ」は大きな魅力だ。こういう乗りの良いBozは、そうそう聞けない。

今までに聞いたスピーカーでは、Zingali1.12が最も近いと言ったら、褒めすぎかも知れないが、そう言いたくなるほどパンチが効いてエネルギッシュな音が心地よい。これは良い!アコースティック系のRockを聞くならこのスピーカーは最高かも知れない。

しばらくするとそのエネルギッシュな音に慣れてきて、最初の感動は薄くなるがそれでも時折「ハッ」とするほど魅力的な音を出す。ボーカルの細やかな表情、ベースとドラムのスピード感とパンチ力!なんておいしい音なんだろう。気持ちが良い元気をもらえる、パワーみなぎる音がこのサイズこの価格で聞けるのはすごい!

 “RL904” 音質テスト結果

まず、Bozから聞いてみた。

低域の量感は大きく増すが、RL906が持っていた「山椒は小粒でぴりりと辛い」感じが後退する。言い意味で「普通の音」になり、安心して聞けるのだが、あの暴れん坊の魅力は失われてしまう。

ボーカルのハーモニーの情報量は明らかに増加して、バックコーラスの人数が増えたような聞こえる。音楽の全体像、すべての音がほどよく混ざった「完成された演奏」を聞こうとするなら、明らかにこのモデルの方が上位だし、音の数の多さが豊富で、それぞれの品位も高い。しかし、「未完成で荒削りな魅力」で音楽を聞こうと思うなら、RL906をお薦めする。あのパンチ力、あのスピード感は比類がない。

想像されたことだがフルコンサートを聞いたときの情報量の差はあまりにも明らかでRL904がRL906を大きく上回る。RL906で聞くと小さなホールで演奏されているように感じたソフトが、RL904で聞くと原寸大に拡大される。

RL906では分解しきれなかった、それぞれのマイクがとらえた空間までが分離して聞き取れる。かなり高解像度な音だが、この少し度を過ぎたと感じる「高解像度」は、音楽を聴こうとするときにはややじゃまになることがある。

特にこのソフトのようにマルチマイクで録音されたソースを聞くと、RL906が混ざり具合の良い「生演奏」を聞いているバランスで鳴ったのに対し、RL904では「マイクがとらえた音」を聞いているという感じに変化する。とはいえ、それぞれのパーツの音質は非常に高く、ありがちなオーディオ用スピーカーのように「エレクトリックにバラバラに分解された音」にはならないのはさすがだ。

この音調は紛れもなく、一つ一つのマイクの音が収録されたトラックを聞き分けて、それぞれをミキシングして行くために使う「レコーディングモニター」そのものだ。それ以上でも、それ以下でもない。その性格と音質は、PMCに非常に近い。

最後の締めくくりにノラジョーンズを聞く。 

ベースの量感はRL906に比べやはり大したものだが、わずかに重くRL906で前者で感じた「軽快感」が薄まってしまう。ノラジョーンズの声ははるかに上質で知的になるが、色気は後退する。各楽器の音も質感は向上するが、エネルギー感や溢れるような情熱という部分は薄くなる。中低音の膨らみもやや気になった。家庭で使うなら、RL904よりもRL906の方が良さそうだ。

2011年 2月 逸品館代表 清原 裕介 

 
 

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