OPTOMA/オプトマ H27/H30 画質比較テスト

OPTOMA H27 H30

高画質入門クラスプロジェクター、新旧モデル画質比較テスト

DLP方式の高画質を生かした、逸品館お薦めのシアター用プロジェクター、OPTOMA/オプトマの新製品“H27”とひとつ前の“H30”の「仕様」と「画質」の比較テストを行いました。

  OPTOMA H27 OPTOMA H30
外観
方式 シングルチップDDR DMD シングルチップDDR DMD
液晶パネル 0.5型ワイドDMD(True480) 0.55型ワイドDMD
画素数 854×480ドット 800×480ドット
投写レンズ 手動ズーム(1〜1.2倍) 手動ズーム(1〜1.2倍)
投写距離 415-498cm(100インチ/16:9) 387-469cm(100インチ/16:9)
光源 200W UHPランプ 180W P-VIPランプ
ランプ寿命 ブライトモード時2000時間(ブライトモード、オフ時3000時間) 2000時間(エコモード時3000時間) 
輝度 850lm(最大値) 800lm(最大値)
コントラスト比 2300:1 2000:1
騒音 28dB(ノーマルモード時)
ファンノイズ(WAVファイル)
32dB(通常時)/30dB(エコモード時)
ファンノイズ(WAVファイル)
映像入力端子 3RCA(コンポーネント)端子×1系統
DVI-I/HDCP対応×1系統、
ミニD-sub15ピン端子×1系統、
1RCA(コンポジット)端子×1系統
S端子×1系統
ミニD-sub15ピン端子×1系統(RGB/コンポーネント)
1RCA(コンポジット)端子×1系統
S端子×1系統
電源 AC100V-240V、50/60Hz AC100V-240V、50/60Hz
消費電力 265W 270W
外形寸法 265mm(W) x237mm(D) x105mm(H) 271mm(W) x212mm(D) x87mm(H)
質量 約2.4kg 約2.0kg
販売価格 こちらをご覧ください 完売しました

使用機器

DVDプレーヤー AIRBOW DV15/KAI−V

コンポーネントケーブル・プログレッシブ接続

H27はDVI−D・HDCP接続も実施

スクリーン OS AM−H090(WF201)ピュアマット2

プロジェクターの設定値

H27(コンポーネント) H27(DVI/HDCP) H30(コンポーネント)

ディスプレイモード USER1

輝度 60

コントラスト 68

鮮明度 2

ガンマ MOVIE

カラー 65

色合い 51

色温度 1

アドバンスの調整 
赤 51
緑 46 
青 45

ブライトモード オフ 

ディスプレイモード USER1

輝度 55

コントラスト 71

鮮明度 2

ガンマ MOVIE

色温度 1

アドバンスの調整 
赤 50
緑 49 
青 46

ブライトモード オフ

シネマモード

コントラスト −24

明るさ 6

カラー −3

色合い 0

シャープネス 28

ガンマ 2 

色温度 2

映像モード フイルム

高度な調整値 
ゲイン 赤  −3
    緑   2
    青  −1
バイアス赤 −41
    緑 −43
    青 −17

画質比較
H27(コンポーネント) H27(DVI/HDCP) H30(コンポーネント)

H27(コンポーネント):全体的に明る目で赤色がやや蛍光色がかっています。TVなどに良くある発色で、クッキリ鮮やか系の映像です。
H27(DVI/HDCP):落ち着いた感じで、発色のバランスが良く、デジタル入力らしい映像です。
H30(コンポーネント):フィルムライクな映像を求めて、濃いめ、渋い目の深みのある発色に調整しました。

H27(コンポーネント):中央〜右から2番目のバーがやや緑に発色しています。中央付近のバーのコントラストに比べ、両端のコントラストが出ていません。
H27(DVI/HDCP):コンポーネント時の緑色へのシフトとバーの両端のコントラストが改善しています。
H30(コンポーネント):カメラの関係で色が少し変わって写っていますが、コントラストはなかなか良好です。

H27(コンポーネント):コントラストがやや強く、輝度が高いので、dtsの文字が強調されて見えます。カラーバランスにもやや偏りがあります。
H27(DVI/HDCP):コンポーネント接続とのカラーバー、グレースケールでの比較がそのまま顕れました。色にじみが少なくなり、タイトル文字がはっきりしています。
H30(コンポーネント):長期間展示を続け、その間画質調整をを何度も見直した結果、なかなか落ち着いた良い表現となっています。H27(コンポーネント)の調整不足?の絵よりも明らかに綺麗です。

H27(コンポーネント):やや緑方向にシフトしています。まだ追い込みが足りない(調整が不十分)という印象を受けますが、コントラスト、シャープネスではH30を上回ります。
H27(DVI/HDCP):今回の3種類のテストの中では、もっともバランスが良くフラットな映像です。見た目の印象とデジカメの撮影画像が非常に近いイメージでナチュラル。誰が使っても、未調整である程度以上の水準の画像が実現しそうです。
H30(コンポーネント):他の2枚のデジカメ画像に比べるとやや暗めですが、発色、コントラストのバランス共に良好で味わいのある画質になっています。調整機能が豊富なことが奏効したようですが、ビギナーには難しすぎる調整かも知れません。

デジカメで撮影している時には、H27とH30の違いは殆ど感じませんでしたが、撮影した画像を比較するとH27はH30を一回り良くしたような画質で明らかに色が良く鳴っていることがわかります。

画像ではすこしわかりにくいですが、H27(DVI/HDCP)の画質が最もシャープ(にじみ、濁りが少ない)です。これまでのプロジェクターのテストでは、DVI入力がコンポーネント入力の画質を明らかに上回ると感じたことはありませんでしたが、H27はその初めての例となりました。

パネルの縦方向の画素はH27、H30共に480で変わりはありませんが、横方向の画素数がH27=854、H30=800とやや異なります。
画素の縦横比を計算すると854:480がほぼジャスト16:9であるのに対し、800:480は、16:9.6とやや半端な比率になります。これは、16:9サイズの映像を投影する(拡大処理する)時に、整数で割りきれないために画質的に非常に不利になります。

しかし、実際にはH30の画素変換は非常に上手くできているのかH27との大きな差を感じませんでした。もっと大きな差があると予想していたので、この結果はちょっとした驚きでした。

H27(コンポーネント):全体的にやや明るめで、見通しは良いが軽い感じになります。解像度感(シャープネス)は、H30を上回ります。
H27(DVI/HDCP):バランスの取れた良い映像です。解像度も最も高く、H27では、確信を持って(DVI/HDCP)接続をお薦めできます。
H30(コンポーネント):カラーバーやグレースケールでは、バランスが崩れたように見えましたが、実際の画質は「なかなか」です。ややくらい感じがありますが、映画の雰囲気は3台中もっと良いと言っても過言ではないくらい、上手く出ています。
実は、カラーバーやグレースケールで「完全にプロジェクターを追い込んだ」としても「実際の画質が完全にまとまる」訳ではないのです。カラーバーやグレースケール、その他ノア調整はあくまでも「理論的」なもので、実際の製品は「理論通りに出来上がっている」のではありません。どんな製品にも「固有の癖」がありますから、調整はそれを考慮した上で「意識した逸脱」行わなければなりません。H30の映像調整がそれを物語っています。

H27(コンポーネント):やや強調された感じで白方向が飛んでいます。
H27(DVI/HDCP):スッキリとした抜けの良い画像で、ナチュラルです。
H30(コンポーネント):ややコントラストが低く、くらい感じを受けますが、表現はナチュラルです。
人間の「目」は、「全体的に同じだけ偏り」があっても敏感ではありませんが、「部分的な偏り」には非常に敏感です。映像調整を行う場合には、この点をよく考えることが大切です。この「桜の花」の映像のデジカメ画像では、H30が見劣りするように感じられますが、人間の目ではほとんど差がないように見えたりします。
最終的には、自分の目を信じること。それが調整のポイントです。

総評

H27は、H30に比べ本体サイズがやや大きくなりましたが、その甲斐あってファンノイズが大幅に低減しました。

ブライトモード(OFF)時の静音性は上位クラスの実力を持っています。

また、H27は、吸排気ファン部に光触媒を利用したエア・クリーナー(業界初)を装備しています。ファンと光の存在を上手く利用したアイデアものの機能ですが、決してギミックではなく、かなり強力な空気清浄機能を持っていて、たばこの煙、シアタールームにこもる様々な「におい」を効果的かつ迅速に除去します。

H27の画質は、最新モデルらしくコントラストと発色に優れたDLPらしさに溢れる魅力のあるものです。

さらに、今回から搭載された「DVI−D/HDCP」入力は、他のHDCP対応機のように画像分解能力が向上した結果、逆に粗が出てカラーグラデーションの境目がハッキリしてしまったり、色数の少なく感じられるようなことはなく、カラーバランスの向上、暗部のノイズ感の低減が実現するなど、これまでテストしたプロジェクターでは最も優秀で、唯一コンポーネントよりも「DVI−D/HDCP」が高画質に使えると感じたモデルとなりました。

ズームを使って画角を変えるとその都度ピント調整が必要ですが、カメラと違って一度設置するとズームを使わないプロジェクターでは特に支障はありません。投射距離は、H30と比べやや長くなりましたが、レンズの解像度には問題ありません。

10万円を切る価格でスペックの近いプロジェクターが手にはいるようになりましたが、ほとんどの製品は2倍速程度のカラーホイールしか採用していない、映像変換回路の質が低いなど、シアターユースにはまだ難しいと感じる製品が多いようです。(それに比べて、ユーザー掲示板などの一般的な評価が高いのはよくわかりません。本当に綺麗な画質を知らないのではないだろうか?と疑うことがあります)

確かに10万円未満、10万円そこそこと言う価格は魅力的かも知れませんが、実売20万円を切るH27の画質を観た後でも、果たしてそれらの製品に魅力を感じられるか?ここは是非見比べて欲しいものです。

特に、H27のDVI−D/HDCP入力時の画質は現段階で1番の太鼓判を押しても良いくらい優れたものです。

また、この価格帯のプロジェクターをテストするときには、比較に同販売価格帯の液晶プロジェクター(SANYO LP−Z3)を使いますが、H27との比較ではDVD映画画像の質感と色再現性の大差があり、勝負にならないので見送りました。
(もちろん、液晶モデルは同価格帯でワンクラス上の高精細度を実現していますからハイビジョン再生時のきめ細かな画像や、レンズシフト機能、焦点距離の短さなど多くの魅力があります。初めてプロジェクターを買われる方なら、液晶プロジェクターに不満を感じる事はないはずです)

しかし、DVDソフトに収録された「映画」をすこしでも映画館に近く、より「美しい画質で観たい」とお考えなら、プロジェクターにはDLPをお薦めします。

最後に付け加えますが、OPTOMA H27は、逸品館が先陣を切って大量販売した「名プロジェクター、PLUS−VISION PIANO/HE3200」を確実に上回る画質を実現します。そして価格は、それの2/3以下。

100インチ程度までのスクリーンサイズで、DVDを観るためなら、これ以上の製品は不要と断言できるほど良くできています。もう、中古のPIANOを探さなくても大丈夫です!

リポート掲載日:2005年5月31日

 

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