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FOCAL フォーカル Chorus コーラス Chorus714 Chorus716 Chorus726 音質 比較 スピーカー 新製品 情報 音質 価格 販売 比較 Wharfedale ワウフデール Diamond ダイヤモンド Diamond230 Diamond240 Diamond250 スピーカー 新製品 音質 情報 比較 試聴 評価テスト レビュー 販売 価格Wharfedale(ワウフデール) Diamond 230 / 240 / 250FOCAL(フォーカル) Chorus 714 / 716 / 726 音質比較テストWharfedale(ワウフデール) Diamond(ダイヤモンド) SeriesKからDiamond230、Diamond240、Diamond250、 FOCAL(フォーカル) Chorus(コーラス) Seriesから、フロアスタンディング型(トールボーイ型)スピーカー Chorus714、Chorus716、Chorus726の音質比較テストを行いました。試聴には、CDプレーヤーにAIRBOW CD3N Analogue、アンプにQUAD Platinum Series セパレートアンプから、"PRE"と"STEREO"を使いました。 QUAD Platinum "STEREO" (パワーアンプ) テスト概要のご紹介動画 試聴ソフト 音質テスト Diamond 230、240、250の高域ユニットは一見すると「同軸2Way」のように見えますが、使われているユニットは25mm口径のソフトドームのみです。スコーターのように見えるのは、「飾り(プラスティックのリング/下写真左)」がはめ込まれているため。バスレフポートは「底面」に設けられ、少し隙間があって「底板」が配置されています。底面四隅には、高さ調節可能なスパイクが付けられています(写真下/右)。ウーファーやスコーカーには、ウォブンケブラーを使う130/165/200mm口径のユニットが使い分けられています。
"Chorus(コーラス)"は、FOCALのエントリーモデルに付けられたシリーズ名です。上級モデルと共通のアルミ/マグネシウム振動板を使うツィーターが搭載されますが、"ARIA"とは「ウーファの材質」が異なります。Chorusが使う「ポリグラスファイバー・コーン」は、ARIAに比べて若干音が硬く、音の輪郭がクッキリしているように思います。 仕上げは、ウォールナットとピアノブラックの2種類があり価格が異なりますが、全体が突き板で仕上げられているウォールナット仕上げ(下写真/左)に対し、前面/天板/背面が「合成皮革(昔のSonusFaberのスピーカーのように)」で覆われているピアノブラック仕上げ(下写真/右)は、バッフルやキャビネットからの反射が小さく(反射が柔らかく)、前者が「クッキリ」、後者が「しっとり」と音質がはっきりと異なるように感じました。
試聴後感想 今回試聴した3号館の「デジタルコンサートルーム(約23畳で調音されている)」では、Wharfedaleの「響きの良さ」が印象的でしたが、テスト前の「リビングコンサートルーム(ややデッド)」では、Wharfedaleでは低音が緩く、高音も少し伸びたりないように感じられました。Whafedale Diamond SeriesとFOCAL Chorus Seriesの評価は、部屋やリスナーとスピーカーの距離(試聴するポジション)、あるいはお好みの音楽のジャンルで分かれそうです。 Whafedaleは、スピーカーそのものの響きが豊かで、その響きが良くコントロールされています。古典的&典型的ななヨーロピアントーンに仕上げられています。TANNOY(ビンテッジモデル)や、Harbeth、Rogersなどと類似する音です。FOCALはB&Wに代表される現代的高性能スピーカーに仕上げられていますが、B&Wよりも音に艶があり、情緒的に音楽を再現します。 クラシック系の音楽や録音がやや古い(アナログ録音時代のソフト)にはWhafedaleがマッチし、POPS/ROCKやデジタル録音時代のソフトには、FOCALがマッチしそうです。 2015年3月 逸品館代表 清原裕介 |
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