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First Watt F6 音質テスト
(その他の音質テストはこちら)
First Watt F6 \450,000(生産完了) (First
Watt 最新モデルのお求めはこちらからどうぞ)
製品の概要
PASS
LABの設計者「ネルソン・パス」が理想とするアンプの製作を作るため個人のブランドとして設立した「First
Watt」から、特長とするシンプルな入力段と出力段をもつパワーアンプの廉価モデル「F6」が発売されました。
「F6」はすでに発売されているSITを出力素子に使う上級モデルSIT1とSIT2とは異なり、出力素子は通常オーディオ機器に使われるMOS-FETを使用しています。この点ではJ2/M2と同じですが、F6は入力段に「トランス」を使うところがJ2/M2と異なります。
J2の回路 F6の回路音質は、J2/M2と似ていますがF6はさらに真空管に近い滑らかさと音色の良さを持っています。出力はそれぞれ25W×2(8Ω)、ゲイン(増幅率)はF6とM2がやや低めの14dB、J2が20dBです。注意が必要なのは、14dBの増幅率しかないF6/M2では「CDを直接繋いでも最大出力が出ない」ところです。これらのアンプから最大出力を得るにはLINE出力以上の電圧(約3V)を出力できる「プリアンプ」との組み合わせが推奨されます。これらの3台は価格も近く、選択が悩ましいと思いますが、個人的には「F6」の音が最も自然に感じられました。
試聴機材
AIRBOW HD-DAC1
Special(音量可変RCA出力から直結)
First Watt F6 \450,000(生産完了) |
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形式 |
純A級無帰還パワーアンプ |
入力数 |
RCA×1 |
入力感度 |
570mV/1W出力時 |
入力インピーダンス |
100KΩ |
最大出力(Ω) |
25W×2(8Ω) |
周波数特性 |
1Hz-50KHz(-3dB) |
消費電力 |
180W(カタログ値) |
サイズ(W/D/H)/重量 |
430×390×143(mm)/12.28kg |
付属品 |
電源ケーブル |
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<動画による音質評価>
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<付属品>
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音質テスト結果
今回はAIRBOW
HD-DAC1 SpecialとF6を直接繋ぎ、Magico
Q1で音を聞いてみました。J2/M2同様に音が出た瞬間「ネルソン・パス」が作ったアンプだとわかります。Pass
labの初期モデル「ALEPH」を想像させるきめ細かく滑らかで暖かい音。J2/M2にも共通する音ですが、F6の方が僅かに明瞭度が高く自然な音に感じられました。ただ、テストした条件や日時が全く違うのであまりあてにならない評価ですが・・・。
出力こそたった25Wですが、家庭で音楽を聞くにはそれでほぼ十分。なによりも45万円という限られた価格で100万円オーバーの高級機に迫る音質をアンプ設計の「鬼才:ネルソン・パス」が実現した。それだけでF6を購入する価値は十分にあります。さらに「個体のばらつき」を合わせるためF6は、一台ずつ「個別調整」されて出荷されるという念の入れよう。Pass
labのアンプが大出力:大型:高価格化するのに対し、「ネルソン・パス」が「普通のオーディオファン」のために用意した、もう一つの解答。オーディオで音楽を「嗜む」にはこれで十分!そう語りながら微笑む彼の姿が想像できるアンプ。それがF6です。
F6の音の向こう側に一人のオーディオファン・音楽ファンとしてのネルソン・パスの想いと愛情が聞こえてきたように思います。
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2015年 1月 逸品館代表 清原裕介