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レコード vs CD(エントリークラス・入門編)使いこなしと音質比較最近「レコード」が見直されています。アメリカ国内では、2000年以降の統計で「2019年度のレコードの新譜売り上げ」が年間ベストを塗り替えたのですから、これはもう「一時のブーム」とは呼べない勢いです。 しかし、「鳴り物入り」でレコードを駆逐した「CD」以降に発売された後出しの高音質メディア「SACD」、「SACDサラウンド」、「DVD-Audio」、「BD-Audio」はすべて「敗退」しています。つまり「音が良い」というだけでは「メディア」は売れないという事実が判明しているのです。 そもそも「レコード」が「CD」に敗北したのは「音が悪かった」からではありません。 CDはレコードよりも遙かに取り扱いが簡便で「生産と流通コスト」が「安かった」からです。この考えに沿えば、CDが「ハイレゾ」を代表とする「ダウンロード・メディア」と「ストリーミング(定額配信)」に駆逐されるのは時間の問題だと分かるはずです。 消費者が求めるのは「簡便性」や「雰囲気」であって、「音質」ではありません。 なぜならば、お客様も「音質」は求めていらっるのですが、残念なことに彼らは「音の善し悪しが分かるように導かれていない」ため、その9割の人たちが「音の善し悪しが分からない」のです。 しかし、9割のお客様は「耳が悪い」分けではありません。どんな人でも「音の善し悪しを正しく経験する」ことで、音の善し悪しなど簡単に分かるようになります。 この問題をやっかいにしているのは、一部の大手オーディオメーカーと彼らから袖の下を受け取っている「メディア」と「評論家」は、「音が悪い」ものも「音が良い」ものも、すべてごちゃ混ぜにして「価格が高い方が音が良い」というデマをまき散らすからです。さらに大手メーカーの「高額品」の中にも、実際の音質が価格の1/10にも達していないような「ゴミ製品」が存在するので、「耳の良いお客様」がいつまで経っても増えないのです。 それはともかく、最近で最も大きな「デマ」である「レコードはCDよりも音が良い(新聞社までがそのデマに乗っかっているのでたちが悪いです)という「虚偽」をきちんと検証してみました。 試聴機材 レコードプレーヤー audio-technica AT-LPW50PB 販売価格 OPEN
AIRBOW Little
Cosmos 5 販売価格 115,000円(税別)〜(現金で購入)・(カードで購入)
AIRBOW GHOST
2.1 販売価格 250,000円(ペア・税別)〜(現金で購入)・(カードで購入)
オーディオ・アクセサリー(エントリークラス・入門編)音質比較の流れ 1.AT-LPW50PB内蔵フォノイコライザーアンプを使ってレコードを試聴 →(ライン出力)→ 2.AIRBOW PM5005LC5が搭載するフォノイコライザーアンプを使ってレコードを試聴 →(フォノ出力)→ 3.フォノケーブルを付属品からAIRBOW MSU-Mightyに変えてレコードを試聴 →→ 4.audio-technica AT-PEQ30(外付けフォノイコライザーアンプ)を使ってレコードを試聴 →→ 5.アース線を付属品から、aet EVO-EW125Y55に変えてレコードを試聴 →→ 6.フォノイコライザーアンプをAIRBOW PM5005LC5内蔵に戻し「付属品のゴムマット」でレコードを試聴
7.ターンテーブルシート(マット)を「一般的なフェルト製品」に交換してレコードを試聴
8.ターンテーブルシート(マット)を「高音質品 FunkFarm Acromat 3mm」に交換してレコードを試聴
9.アップグレードが完了したAT-LPW50PBで聞く「レコード」とAIRBOW CD5005LC5で聞く「CD」を聞き比べ
2020年6月 逸品館代表 清原 裕介 |
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