|
Anthony Gallo Micro Satellite A'diva にTiの後継モデルSEが発売されました。
外観・サイズ・スペック
付属品「ラバーリング」
ユニット
Micro/A'diva SEには、広帯域、広指向性を実現するアルミニウム積層のセルロースポリマーによるハニカムダイヤフラムを採用したユニットが使われています。
音質テスト
CDプレーヤー:AIRBOW CD6005 Live
プリメインアンプ:AIRBOW PM6005 Live
音質テストは、それぞれのスピーカーをガラステーブルの上に付属のゴムリングで設置した状態で行いました。
試聴後感想
平井堅さんのボーカル曲などを中心に簡単な構成のPOPを主に聞いてみました。
Micro SEは、ボーカル帯域から高域にかけてのフルレンジらしい繋がりの良さ、広い指向性による自然な立体感が魅力です。中でも人間の声は自然でリアルです。しかし、絶対的に低域が不足するため「ボディー」が出ません。そのため音像が小さく、小型のスピーカーが鳴っている印象が付きまといます。
A'diva SEは、球体サイズが大きい分Micro SEよりも多少低音が出て、声が若干太くなります。しかし、絶対的に低音が不足する印象はぬぐえずこのスピーカーだけで音楽を聴くのは少し辛い印象です。
明瞭度が高く、音の広がりにも優れ、音質の品位も十分です。しかし、デスクトップ・ニアフィールド的なセッティングでは低域が足りないという印象はどうしても消えません。非常によく売れたBOSE 101 Seriesよりも音は格段に良いですが、低音は足りません。サブウーファーが欲しくなります。
別売りのブラケットを使い、天井もしくは壁面に近接して取り付けると壁がバッフルの役割を果たして、低音が伸びるはずです。そういう使い方では、低音不足が比較的改善するのではないだろうかと感じられます。
Anthony Galloは、音の良い小型スピーカーです。しかし、価格とサイズを譲るのであれば他にもっと良いバランスで音楽を楽しませてくれるスピーカーがあります。しかし、独自のスタイリッシュな外観と仕上げの美しさから、サラウンドのエフェクトスピーカー用途に逸品館ではよく売れている製品です。
2013年10月27日 逸品館代表 清原裕介
[個人情報取り扱い] ・ [通販法による表記] ・ [ブログ] ・ [FaceBook] ・ [YouTube] ・ [AIRBOW] |
(株)逸品館 TEL06-6644-9101 営業時間 10:30-19:30/年中無休 – Copyright © 2016 IPPINKAN All Rights Reserved. |