2019年7月13日(土曜日)、逸品館3号館「デジタルシアタールーム」にて、EsotericのフラッグシップCDプレーヤー、Grandioso
P1X、D1X(セット価格700万円)と、AIRBOW
ミュージックPC フラッグシップモデル
Enterpriseの試聴会を開催いたしました。
今回のテーマは、350万円というGrandioso
P1Xを試聴しました。CDからデーターを読み出すためだけなら、もっと安価なトランスポーターでも「エラーフリー(読み出しミスゼロ)」でデーターを読み出せます。けれど、もしトランスポーターとDACの機能で「CDに記録されたデーターをアップゴンバートすることで、CDからSACDを超える高音質が実現するならば、その価値は「あり」だと思われます。
比較には、高音質アップコンバート機能を突き詰めた150万円のAIRBOWのミュージックPCフラッグシップモデルEnterpriseを使用します。この製品も150万円と高価格ですが、使用するハードウエアー(機械部分)の原価だけでもその50%を超えるという驚くべきスーパーPCに、現在世界最高音質のソフトウェアを搭載し、CDから取り込んだ44.1KHz/16bitのデーターをリアルタイムで16倍の「705.6KHZ」までオーバサンプリングし、さらにビットは「32bit」までアップコンバートして、D1Xに出力することが可能です。また、同じデーターをリアルタイムで、DSD
X512(22.5MHz)にアップコンバート出力することも可能です。
これらの2機種を聴き比べることで、最新のデジタルサウンドがCDをどこまで高音質化しているかを検証しました、