2019年7月27日（土曜日）　吉祥寺「音吉！メグ」にて

AIRBOW ミュージックPC　Enterpriseと

300Bを出力管として使うプリアンプ、MANLEY Neo Classic 300Bの試聴会を開催いたしました。

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AIRBOW ミュージック PC Enterprise　試聴会 in ”吉祥寺メグ”

２０１９年7月27日（土曜日）、「吉祥寺　音吉！メグ」にて、AIRBOW ミュージックPC フラッグシップモデル Enterprise、エントリーモデル「MBN-i」の試聴会を開催いたしました。当日は、Grandioso K1とMBN-i7を組み合わせ、HQ　Playerによる高音質アップコンバートをご体験いただいた後、フラッグシップモデルEnterpriseの試聴を行いました。

先週末は、東京・吉祥寺の音吉！MEG(MEG）にお邪魔して、AIRBOWミュージックPCフラッグシップモデル「Enterprise」と300Bを使う真空管式プリアンプMANLEY「Neo Classic 300B」の試聴会を開催いたしました。時間が3時間と長いこと、お酒を飲みながらの試聴会と言うことで、普段とは違う終始リラックスした雰囲気での試聴会となりました。
MEGのシステムは、CDはOPPOのユニバーサルプレーヤー「BDP-105DJP」からの同軸デジタル出力をソニーのヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」に入力し、そのままTA-ZH1ESをコントロールアンプ(プリアンプ）として使い、その先にdbxのデジタルプロセッサーが挿入されタイムアライメント処理が行われた後チャンネル分割され、4台の小型モノラルしパワーアンプに信号が入力されています。
デジタルプロセッサーの前段には「ウェーヴ・エンファサイザー」と「ベース・プロセッサー」「ソニック・エキサイター」などが追加されて、音作りされているそうです。スピーカーは、フランス製の「MOSQUITO NEO」を鳴らしました。
CDを聞くとOPPOの悪影響もあって、やや中低域の厚みが薄く、色彩も薄めのいわゆる「綺麗だけれど実在感がやや薄いありがちなハイエンドの音質」でした。これを私後のみの「ぶ厚くて熱い音」に持って行けるかどうか懸念しましたが、結果は素晴らしいものになりました。
イベントはまず、アップコンバートの効果を体験していただくため、Grandioso K1にAIRBOWミュージックPCエントリーモデルを組み合わせ、K1で可能な最高音質アップコンバート「DSD 11.2MHz」までのデモを行いました。
HQ Playerの機能を使いアップコンバートを切替えると、でどんどん音が良くなり、K1内蔵ドライブ（VRDS Neo）で聞くSACDの音質を、44.1KHz/16bitからアップサンプリングする「DSD 11.2MHz+USB入力」で超えられることをご確認いただきました。
さらにベースのハードウエアー（機械部分）の原価だけでも販売価格150万円の50%を超えるという驚くべきスーパー・プラットフォームとiCATが開発したオーディオ専用OS「MsHd」と「HQ Player Embedded」を搭載するEnterpriseを組み合わせ、現在到達可能な最高のデジタルサウンドをご体験いただきました。
DACさえ対応すれば、Enterpriseは、CDから取り込んだ44.1KHz/16bitのデーターをリアルタイムで最大32倍の「1411.2KHz/32bit」、もしくはDSD X2048（90.3MHz）にアップコンバート出力することも可能です。
最後にK1とSONY TA-ZH1ESの間に「MANLAY Neo Classic 300B」を「ゲインゼロのバッファ（プリ）アンプ」として追加し、デジタル領域だけではなくアナログ領域(真空管）でも大幅な音質改造が可能なことをご体験頂く事が出来ました。
その後は、時間の許す限り、皆様のお好きな曲をリクエストいただいて、音楽配信サイト「TIDAL」からストリーミングした楽曲をEnterpriseで最高音質までアップコンバートし、Grandioso K1とMANLEY Neo Classic 300Bの組合せで試聴しましたが、とても素晴らしいサウンドをご体験いただけたと思います。
機会があれば、またMEGでイベントを開催したいと思いました。ご来場下さった皆様、お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。