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2020年2月1日(土曜日) 逸品館3号館にてTAD フラッグシップ
パワーアンプ
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TAD M700 / M700s / M600 比較試聴会 |
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2020年2月1日(土曜日)、逸品館3号館「デジタルシアタールーム」にて、TADのフラッグシップ・パワーアンプ「M700 / 640万円ペア、M700S / 390万円(プレスリリースへのリンク)」と従来モデル「M600 / 600万円ペア(過去に開催した試聴会へのリンク)」の聞き比べ試聴会を開催いたしました。 M600からベース材質(鋳鉄津から鋳造アルミ)や電圧増幅段(プリ部)回路の簡素化(トランジスター 12段からFET 1段)などの大幅な変更が実施された、M700シリーズは重厚で厚みのある音質が特徴のM600に比べて音場がより大きく広がり、歯切れのよいワイドレンジな音質へと深化しています。 M700シリーズで最も良かったと感じたのは、鳴らし始めてから比較的短時間(30分から60分程度)で良い音が出始めることです。M600は最低でも時間程度暖めなければならず、また良いと感じる音量もやや大きめだっただけに、家庭で使うにはこのM700の目覚めが良く、小音量でもまったく音痩せしない良さは引き立つでしょう。 今回の聞き比べでは、ステレオモデルのM700Sですら、M600に比べてきめ細やかさで勝り、小音量時や音が消えてからの静寂感が大きく向上し、弾き語りのボーカル、小編成のクラシックなどではM600よりも満足感の高い音質に仕上がっていることが確認できました。 モノラルモデルのM700では、そこにM600の持ち味であった圧倒的な低音の重厚感が加わり、R1 TXの深化とも相まって、過去3号館で聞いたことがないほどの密度感と表現力の高い音質を聞かせてくれました。 今回の試聴会で、TAD TXシリーズは、世界に誇れる、世界でトップの国産オーディオ製品だという確信をさらに深めることができました。
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M700(S)の概要(メーカープレスリリースを転載) TADは至高の音を追求し、深化を遂げたReferenceシリーズのモノラルパワーアンプ「M700(3,750,000円/1台)」、ステレオパワーアンプ「M700S(4,500,000円)」を発売しました。 M600からの進化ポイント ・振動制御技術を向上 シャーシーを従来の鋳鉄から電気抵抗の低いアルミニウム鋳造シャーシに変更。アース電流を素早く流すことで、音の立ち上がりの速度(アタック)と過渡特性を交渉させるとともに、シャーシ内部のパーツ配置を最適化することで外部音圧による不要振動を抑える強固な構造を実現。不要振動周波数による固有共振を排除しています。 ・新構造の「アジャスタブルスパイク」を採用 ピンポイントに荷重が集中するようインシュレーターの荷重ポイントを明確化し、床からの振動の影響を低減するとともに、アイソレーション性能を向上させる新構造の「アジャスタブルスパイク」を採用。これにより音の情報量、力感および空間表現力を向上させています。 ・新構造の「ワイドトレッドシャーシ」を採用 従来よりも緩やかなラウンド形状のアルミニウム鋳造のシャーシを用いることで、可聴帯域からの共振振動を抑制する安定した土台を実現。「TAD-M600」から継承している、シャーシ脚部を本機の外側に配置する「ワイドトレッドシャーシ」のテーパー角度を最適化することで、さらに重心を下げています。 ・パワフルなスピーカードライブを実現する電力増幅回路を採用 高域特性に優れた大電力「マルチエミッタ・トランジスタ」を採用した電力増幅回路をバランスアンプ接続することにより、全周波数帯域で余裕のあるドライブを実現します。また、最終出力段のエミッタ抵抗には、新開発のハイブリッド型抵抗素子による非磁性抵抗器を採用。入力から出力まで信頼性の高い部品を採用することにより、パワフルなスピーカーのドライブを実現しています。 6) 大容量電源を採用 長年蓄積してきた音質と信頼性に関するノウハウを結集し、匠によりハンドメイドされた2基トータル2.8KVAの超大型電源トランスを採用。一次巻線と二次巻線の結合度を高めるためにボビンを排し、絶縁紙を直接コア部に巻いています。特に感度の高いファーストステージ用の巻線を高純度な直出しにすることで、応答性の良い安定した音質を実現しています。また、新開発のオリジナルカスタムメイドで大容量の電解コンデンサー(33,000μF)を4個使用し、ハイパワーアンプならではのスピード感あふれるダイナミックでしなやかな音を実現しています。 ・シンプル化にこだわった電圧増幅回路を採用 TADの技術思想「シンプル構造」に基づき、マッチドペアのFET入力回路を採用。入力回路素子の数を大幅に削減することで純度の高い信号増幅が可能となり、音楽信号の情報欠落を抑制します。新たにDCサーボ回路を採用することで、動作点のほか、温度変化や大小入力信号を含めた変化に対して安定した動作を実現しました。また、TADラボの匠の手により丁寧に選別してペアリングしたFETデバイスを入力回路及びDCサーボ回路に採用。これにより動作安定度が大幅に向上します。さらに、フィードバック抵抗には非磁性高信頼カーボン抵抗器を採用。信号経路を非磁性化することにより、磁性歪を徹底的に排除しています。 ・ モノラルパワーアンプとBi-Ampモードを搭載した2chパワーアンプをラインアップ お客様のニーズの多様化に対応するため、新たにBi-Ampモードを搭載する2chパワーアンプ「TAD-M700S」をラインアップに追加しました。一台でステレオアンプとして使える他、同アンプを2台使用してスピーカーシステムの各ユニットを独立してドライブできます。これによりセパレーションが向上し、音場と音像を高次元で融合を実現しています。
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