最近、ウイルス性の腸炎が流行しています。逸品館の社員も１／４くらいが感染しました。風邪の一種なのですが、咳は出ない、喉も痛くない、熱も出ません。体がだるく、酷
い下痢が症状ですが、１日ゆっくりすればほとんど治るようなので、大病ではありませんが感染力が強いのが不気味です。これが強烈なインフルエンザだったらと思うと、背筋が冷たくなります。手洗い、うがい、などをしっかりして自己防衛をしっかりしてくださいませ。

風邪はいうに及ばず、病気を早く治すには睡眠を取るのが一番です。これから忙しくなりますが、体をしっかり回復させるためには、成長ホルモンが分泌される２２〜２６時の間に睡眠を取ることが大切だと聞きます。（成長ホルモンは、痛んだ細胞を回復させる働きがあるそうです）私も、できるだけ２４時までには寝るようにして体調を維持したいと思います。

政府は、戦後最長の好景気の持続と発表していますが、消費は低迷しています。それも当然、一生懸命働いている割に給料の手取額は上昇していないからです。薄型テレビの価格はどんどん下落しています。反して、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなどは単価の高い製品が売れているようです。勝ち組、負け組という言葉は大嫌いですが、所得の２分化と共に製品価格の２極化も進んでいます。

オーディオ製品も例に漏れません。海外製品がどんどん高くなるのに逆比例して逸品館のオリジナルブランドＡＩＲＢＯＷは、「高いコストパフォーマンス」を目差して、どんどん値下がり？しています。

実際には安くはなっていませんが、従来と同じ価格で性能が向上しています。ＡＩＲＢＯＷ製品は、できるだけ安い価格で良い性能を実現し、ひとりでも多くの方に「本物」の良い音と映像を楽しんでいただくことが目標です。この目標を最も端的に実現しているのが、最近発売した「ＭＥＴＡＬ−ＳＨＥＥＴ」です。たった０．６ｍｍの金属シートですが、なんとこの薄さでも「３層構造」になっています。素晴らしい音質改善効果を持ち、単体で使用、あるいは人造大理石ボードと組み合わせてお使いいただければ、従来の４〜１０万円程度のオーディオボードに匹敵する性能が１万円以下という破格値で実現します。そして、
何よりの自慢は「ＡＩＲＢＯＷらしいチューニングされた音楽性」をたった数千円で実現していることです。安いからと言って、侮らないでください。ＡＩＲＢＯＷという名を付けるからには、それだけの音質を実現しています。騙されたと思って、試して損はないと思います。
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/accessory/accessory4.html

内部に手を加えるのではありませんし、汎用性がありますから、いろいろな使い方が可能です。そして、いろんな使い方をしていただいても「一定以上の音質」を実現できる、とても使いやすい素晴らしい製品です。製品を手放してもボードは次の装置に使い回し愛用し続けられます。消えてしまわない高性能です。

このボードよりもさらに効果の高い１．２ｍｍのボードを今週末に発売する予定でしたが、生産品の音質がＡＩＲＢＯＷの基準に達していなかったため急遽この製品を中止し１．４ｍｍの製品に切り替えました。年末に発売が遅れ、価格が１０００円／枚ほど上昇しますが、期待を決して裏切らない素晴らしい仕上がりです。高価なボートやインシュレーターが馬鹿馬鹿しく？なるほどの性能を低価格で実現します。

そしてもう一つ！好評のＷＯＯＤ−ＢＯＹ／ＫＭと同じサイズの金属製のインシュレーターを１２月中旬に発売します。今、ＬＩＴＴＬＥ　ＰＬＡＮＥＴでテストを続けていますが、このインシュレーターも素晴らしい音を実現します。ＬＩＴＴＬＥ　ＰＬＡＮＥＴから大地を揺るがすような低音と透明でしなやかで突き抜けるような高音を絞り出します。音楽性を整えるだけではなく、音そのものも相当向上します。すべてのＡＩＲＢＯＷユーザーに捧げたい、素晴らしいインシュレーターです。価格は￥４，０００／１個。金属の固まりにしては、少し高いように思われるかも知れませんが、マグネシウムを主体とした合金を使っているため、材料費、加工費が、非常に高いのでこれでも頑張って安く仕上げたつもりです。

好評発売中のＷＯＯＤ−ＢＯＹ／ＫＭとの違いは「低域の伸び」と「高域の切れ味」です。中域を充実させ「声」の帯域の表現力の高いＷＯＯＤ−ＢＯＹ／ＫＭに対しＭＥＴＡＬ−ＢＵＢＢＬＥは、少しクールでメリハリの利いた音を聴かせてくれます。スローなバラードや情緒、バランスを重んじるならＷＯＯＤ−ＢＯＹ／ＫＭを切れ味とメリハリと求めるならＭＥＴＡＬ−ＢＵＢＢＬＥがお薦めです。音楽に合わせて取り替えて使ったり、混ぜると？良いかもしれません。いろいろと試して遊ぶ楽しさもあると思います。

ＡＩＲＢＯＷ製品は、「音が良い」からといって「高く売って良い」とは考えていません。少しでも良い音を求めて、少しでも高い製品に目が映るのは私も同じです。財布にあるだけのお金を使ってしまいたい気持ちも同じです。でも、安いから「検討せずに見過ごす」と言うのは止めてください。なぜならＡＩＲＢＯＷ製品は、安い物にこそ「心がこもっている」からです。

時給６００円でアルバイトをしてレコードを買ったときのことを忘れません。そのレコードが「あたり」だったときの喜びと「はずれ」だったときの落胆を決して忘れません。私にとっての何よりの喜びは、「支払った以上の良い物を手に入れた」と感じていただけるお客様の笑顔です。「お金」で幸せは変えませんが、「少しの投資」でも素晴らしい喜びに出会えることがあります。苦労して手に入れた製品を見るたびに、触れる度に、喜びがわき出てくるようなそんな製品を探し、作って販売したいと願っています。

ＡＩＲＢＯＷとそれを作っている逸品館というお店を知りたいとお考えなら「一番安いもの」や「安い買い物」をお試し下さい。もし、安い物が素晴らしいなら、高いものはそれ以上の性能に違いないからです。それを知れば、それからは安心してお付き合い頂けると思います。