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逸品館ショッピングカートメルマガ 2008.08.10
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今日のメルマガは「号外」として私の「夏休み」について「レーシングカート」のお話を少しだけさせていただこうと思います。
◎モータースポーツのお話◎
このところ熱帯夜が続いているためか熟睡ができず、年の割には元気を自負する私もさすがにやや疲れ気味です。それでもほぼ毎週「レーシングカート」の練習は欠かしません。それが、とっても健康的で効果的なストレス発散になるからです。
「レーシングカート」をご存じない方のために“それ”を少し説明しましょう。皆様も遊園地にある「ゴーカート」は、ご存じだと思います。「レーシングカート」は、このゴーカートをレースができるようにうんと速くした乗り物だとお考えください。サイズは、前後左右とも約1.5m程度で重量は、搭載するエンジンによりますが大体70Kg〜90Kgです。
詳しくは、下のレーシングカートの輸入代理店サイトをご覧下さい。
http://www.eikoms.com/
http://www.suntrad.co.jp/
レーシングカートのエンジンの出力は、大阪では「舞洲」にあるやや本格的なレンタル・カートで約8馬力、入門用のレーシングカートで約15〜18馬力、F1への登竜門となるトップクラス(KF1)のレーシングカートでは、40馬力近くの出力があります。車より遙かに出力の小さいエンジンですが、車重が軽いのでその運動性能は、本格的なレーシングカーを越えるほどの驚くべきレベルに達しています。
私が日頃乗っているのは、入門クラスのYAMAHAの100CCエンジン(KT100)を搭載したカートですが、それでもレンタル・カートの2〜3倍の体感速度を感じます。コースでの最高速度は、実測で100Km/h程度ですが、その体感速度は乗用車の200Km/hを越えると言われています。タイアもグリップ力の強い「スリックタイア」を使うので、コーナーでかかるGは相当高く、高級スポーツカーの最高が1Gなのに対し、レーシングカートでは最大3G近い、ほぼF1並みのGが体にかかります。
実際にレーシングカートで走行すると、そのタイアのすさまじいグリップ力とサスペンションがないダイレクト感と着座位置の低さ(地面から10Cm以下!)も相まって、フェラーリやポルシェなどの最高級スポーツカーでも得られないほどの「スピード感」が感じられます。操縦もこれらの最高級スポーツーカーが「亀(すみません!)」に思えるほど俊敏です。
構造が簡単で小型にもかかわらず、そのコントロールは非常に難しく、練習を重ねてもなかなか速く走れるようになりません。速く走れるようになるためには、それほど星の数ほどのスピンやコースアウトの経験が必要です。
幸いにもレーシングカートは、軽く構造も簡単なのでレース中に大規模なクラッシュに巻き込まれない限り、めったに壊れることはありません。体がむき出しにもかかわらず、怪我もすくなく手軽に「モータースポーツ」の快感を味わいたいとお考えなら、これほど楽しいスポーツは他にありません。私が40才を超えてから、このレーシングカートにハマったのは、私自身の「ストレス発散」と「脳の活性化」にこのスポーツが抜群の効果を持つからです。
40才を過ぎいわゆる「厄年」にさしかかる頃、私も「鬱」的な症状に悩まされるようになりました。病院へ行くほど酷くはなりませんでしたが、体がだるく、やる気がなく、有り体にいって「毎日がつまらない」、「楽しめない」ような心境に陥っていました。今にして思えば、パソコンを前に休みもなく仕事ばかりしていたのがいけなかったようです。不安になる=仕事で解消しようとする=ストレスが溜まる=無理をして意地になる。そんな感じで悪い連鎖に陥っていました。
ちょうどその頃友人に「フォーミュラカーのレーシングスクール」に誘われ、車が好きだった(若い頃は、ちょっとだけ山を走ったりしていました)こともあって、とにかく気分転換になればよいと思って「FK4」というレーシング・スクールに参加しました。
http://grid-racing.co.jp/fk4/
余談ですが、このスクールの同窓生で同じ車をシュアして練習したこともある中嶋
一貴君は、当時まだ高校生でしたが、今はなんとF1ドライバーになってしまいました。正直ビックリしています。その頃、もっと話をして仲良くなっておけば良かったと今になって思いますが、すでに後の祭りです。
車の運転にはいささか自身があった私でしたが、残念ながらこのスクールでの成績は芳しくなく、負けず嫌いの性格もあってもっと早くなりたい、もっと練習したい、という気持ちがドンドンと高まって「レーシングカート」に手を出したのです。それからの心情は、次のページに掲載しています。
http://www.feg-power.com/concept.htm
昨年は、名阪スポーツランド主催の「セル・オープン」クラスで念願のシリーズチャンピオンを獲得し、年末に行われるFK4の模擬レースでも2位を獲得するなどやっと納得の行く結果が出せるようになりました。もちろん、まだまだ上には上があり、超人のように早い人達はいっぱいいます。
話は尽きないのですが、とにかく私にとって「モータースポーツ」は「超強力栄養ドリンク」となっています。今では一月以上レーシングカートに載らないと、なんだが気持ちがもやもやして仕事が手に付かなくなるほどです。単純で豪快。体と脳が一気に若返り、活性します。どうでしょう?興味ありませんか?