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逸品館ショッピングカートメルマガ 2008.11.01
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11月2日は、鈴鹿で行われるカートレースのスポンサーになっている関係で、カートレースを見学に行きます。ドライバーは、逸品館スタッフ(B-AIR)担当の塩渕誠二です。彼は、14才で全日本カートチャンピオン(最年少記録)を獲得した鬼才のドライバーで、その早さは折り紙付きです。現在26才の彼がブランクをものともせず、勝利できるか?
逸品館一同、どきどきしながら期待しております。
(カートレースの結果はこちらからご覧頂けます)
ハイエンドショウトウキョウのデモンストレーションの様子をまとめた動画は、かなり好評で多くの方にご覧頂いています。すでにアップロードしている「Setting」のすべてをより見やすく掲載しました。
■Setting
http://blog.ippinkan.com/hi-end-show-tokyo-2008-8.html
好評の「Setting」に加えて、新たに「Real Sound」の動画を追加しました。
■Real
Sound
http://blog.ippinkan.com/hi-end-show-tokyo-2008-9.html
今年になって日本に始めて登場した、この「Real Sound」という特殊なイコライザーが、従来のイコライザーと最も大きく違うのは「部屋の影響を受けない」ことです。部屋の影響から逃れられない「周波数特性」ではなく、スピーカーそのものの特性である「音響パワー」を適正化することで、ルームアコースティックの影響を受けず、スピーカーの周波数特性(音響パワー特性)をフラットにし、その音質を最大に発揮することが出来る、優れた製品です。
簡単に通常のイコライザーと「Real
Sound」の違いを説明します。現在発売されているほとんどのイコライザーは「部屋を含めた音響特性」をマイクで測定し、それを基準として周波数特性をフラットにしています。しかし、この方法では「測定マイクの位置による音の違い(部屋の位置による周波数特性の違い)」や「部屋の暗雑音(ファンノイズやその他の騒音)」などに測定結果が大きく影響されるので「スピーカー特性」をフラットにできません。そのため、従来のイコライザーを使用した場合は、スピーカーに対して「過剰補正」が掛かってしまい、聴感上必ず何らかの「副作用」が生じます。イコライザーを使っても「必ず音が良くなる」と言えないのが最大の欠点でした。
これに対し、Real Soundの装置は、スピーカーの「音響パワー」を直接測定するため「部屋の影響」や「部屋のノイズの影響」をほとんど受けません。
実験的に3号館に設置している「Zingali 1.12」と「PMC BB5」、「SonusFaber ELIPSA」を事前に「3号館でReal
Soundで測定」し、「ハイエンドショウトウキョウの現場(周囲はかなりうるさい)」で測定した(使用したスピーカーは、同形式だが製造ロットが異なる別個体)データーと比較しましたが、驚いたことにそれぞれの差は±1dB程度の誤差に収まっていたのです。周囲の影響を受けない(接続するアンプの影響も受けない)という「Real
Sound」の主張は確認されました。驚くべき精度です。
さらにオーディオ用の「デジタルイコライザー」の中には、Accuphase
DG48のようにIIR型フィルターを搭載した製品が見受けられます。このIIR型フィルターは、補正時にアナログイコライザーのように位相を回転させてしまうことがあり、それがスピーカーの音質を損ねる原因となっています。しかし、プロ機として、高い精度が要求される「Real
Sound」の製品には、位相が回転しないFIR型フィルターが採用(SA-LOGICのサブウーファーのフィルターもFIR型)されていますので、イコライジング時にスピーカーのタイムアライメント(位相)を変化させません。
従来のイコライザーのように、スピーカーの周波数特性を無理に変えている感じがなく、「無駄な音(キャビネットの付帯音や部屋の共鳴音)」だけが綺麗に除去される感覚は斬新です。「Real
Sound」独自の「音響パワー」に注目した特殊な補正プログラムと、位相の回転しないFIR型フィルターの採用でこの製品は、これまでどんなイコライザーも成し遂げられなかった、理想的で曇りやもたつきのない「シャープでクリアな音質」が実現します。
「Real
Sound」を使用することでスピーカーの音質は純度が大きく高まります。明瞭度や透明感、、表情の細やかさが改善します。中でもボーカルの変化は驚くほどが素晴らし
く、スピーカーを通した音ではなく、生々しい本人の声を聞いているような錯覚にとらわれるほどなのです。
この製品のデモ機は逸品館にあります。その効果はいつでもご体験頂けますが、大阪もしくは東京近郊であれば、ご自宅(スタジオ)までデモンストレーションにお伺いすることも可能です。