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逸品館ショッピングカートメルマガ 2008.11.23

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ハイエンドショウトウキョウ2008秋の「動画」は、[Settinng]のコーナーが好評です。

http://blog.ippinkan.com/hi-end-show-tokyo-2008-8.html

 

[Settinng]に続き[My Sound]の動画をアップロードしました。
http://blog.ippinkan.com/hi-end-show-tokyo-2008-12.html

(1)〜(3)は、サブウーファーの有る無しによる音質比較です。

(1)の1:30と2:30、(2)の3:25と3:50、(3)の1:43と2:03を比較するとサブウーファーの違いによる音質差が体験できますが、PCモニターやノートPC内蔵のスピーカーではさすがに低音不足で、音の差を聞き取れないようでした。

(4)は、Sonus FaberのMinima VintageとBladelius Syn+Tyrの音質体験ですが、これは小さなスピーカーでも「音の柔らかさ」、「雰囲気の良さ」が感じとれるように思います。

(5)ではトランジスターアンプと真空管アンプの音質を比較しています。2:38と4:50を比較すると、真空管アンプ「柔らかさ」、「響きの豊かさ」、「ムードの良さ」を感じ取って頂けるのではないでしょうか?

 

逸品館のブースに来られなかった方も、お越し頂けた方も、ご一緒に楽しんで頂ければ、嬉しい限りです。

■オーディオ機器はアクセサリーで音が変わるのか?■

 

オーディオ機器の音質がアクセサリーによって変化するのは、周知だと思います。それでも、未だに「それは気のせいだ」、「測定上変わっていない」と主張する方もいらっしゃいます。

 

私は、オーディオ機器がアクセサリーで音が変わる原因と、それを明確に説明できないことは、経験上の事実として受け止めています。

オーディオ機器の音質がアクセサリー(ケーブル)では、変わらないと主張する人達は例外なく「測定データー上変化がない」ことを論拠とします。しかし、「測定データー」に間違いはないのでしょうか?音が変わっているにもかかわらず、「それを測定できていない」とは考えられないでしょうか?


科学が進歩して「謎」は確かに減りました。しかし、科学が進歩したことで「すべてが説明できるか?」といえば、そうではありません。科学的に証明できないこと、科学では解明できていない事象は、まだまだ沢山あります。私は、頭の中で聞こえている「音」の感覚と、一般に用いられている「測定データー」の違いもその一つだと考えています。

私たちが音楽を聞くとき、頭の中では「複数の楽器」の音が聞こえます。良い音で音楽を聞くと、それぞれの楽音は完全に分離しながら、完璧なハーモニーを形成するように聞こえるはずです。しかし、オシロスコープに描かれる波形は「一本の線」でしかありません。こんなに単純化されたデーターで人間が聞いている音を分析するのは、余りにも乱暴です。データーをこれ以上複雑にすると「理論を立てにくい」という事情があるにしてもこんな「音の一部を抜き出したサンプル的なデーター」で音を語られては堪ったものではありません。

難しい理論の話はともかく、人は安心するために答えを知りたがる傾向があります。占いや霊感はその代表的なものでしょう。「一寸先は闇」の言葉通り、人間は一秒先の未来も知ることが出来ません。しかし、未来が謎に満ちているからこそ人生を楽しめるのだと思います。未来が謎めいていなければ「夢」を見られません。やってくるか、やってこないか、分からない未来を予想して、それを悲観し今をつまらなくするのは、実に無意味なことです。

答えの出ない心配事をグルグルと考えていても、時間は過ぎます。宝くじに「当たったらどうしよう?」と考えていても、時間は過ぎます。どちらも、現実に直面するまではただの「妄想」にしか過ぎませんが、おなじ「妄想」なら楽しいことを考えるほうが、人間は幸せです。未来を占うよりも、今を充実させることを優先して考える。今を楽しむ事こそが、人生を豊かにする秘訣ではないかと考え、立ち止まったとき迷ったときは「前向きに!」と自分にそう言い聞かせるようにしています。

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