逸品館メルマガ バックナンバー 176
今週は、溜まっていたテストレポートを一気にアップロードしました。時間の関係でどれも短くて申し訳ないのですが、これらの機器に興味をお持ちならば直接お尋ねください。詳しいお話を差し上げられると思います。
Cambridgeから発売されたSACD対応のブルーレイプレーヤーの音質をチェックしました。画質テストは後日ブログにアップします。
http://www.ippinkan.com/cambridge_650bd.htm
リボンツィーターを搭載したドイツ製スピーカー、Ｑｕａｄｒａｌをテストしました。最大の魅力は仕上げや音質が同クラスのライバルに比べて価格が安いことです。この価格でこの仕上げ、この音質は凄い！
http://www.ippinkan.com/quadral_orkan_wotan.htm
audiotechnicaから発売された新型のMCカートリッジと、1000種類以上のMMカートリッジ交換針を発売しているJICOの交換針から、SHURE
TYPE-3用交換針をテストしました。残念ながら音質はオリジナルに及びませんでしたが、交換針としての品質は高いと思います。テストした３種類の新型カートリッジの中でAT-F7は“買い”だと思いました。この価格帯では過去最も音が良い製品かもしれません。
http://www.ippinkan.com/audiotechnica_cartridge.htm
Triodeから発売された最新型のセパレートアンプをテストしました。外観色が渋いエンジに変わり、プリアンプはリモコンやトーンコントロールを装備、パワーアンプは出力管の差し替えが簡単に行えるなど、このクラスでは最も多機能です。音質も相当なレベルで、20万円を切るメーカー希望小売価格は、かなり意欲的な価格設定だと思いました。初心者から上級者までこれ一台で真空管アンプを極めることができるはずです。
http://www.ippinkan.com/triode_trx-1_trx-p6l.htm
先週末に開催したPIONEERとの合同イベントはお陰様をもって無事終了いたしました。暑さと立地の問題から来客が少し少なかったのですが、その分「良い音」をお聴きいただけました。このイベントにはTAD設計の方が中国から出張帰りに駆けつけてくださったのですが、新製品のAIRBOW
Little Cosmos4がS-2EXを高級コンポと変わらないほどの音質で鳴らせたことに驚かれていらっしゃいました。
会場に来られたお客様の興味も、Little Cosmos4の高音質とトルク調整前後のS-1EXの変貌ぶりに集中しました。来月東京で行われるハイエンドショウ秋にはS-2EXを持ち込んで、Little
Cosmos4との組み合わせでのデモストレーションを予定しています。
AIRBOWからこの秋待望の新製品、Little Cosmos4を発売、SA8004/Studio、PM8004/Studioを発表しました。
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/top.html
PM5004/LC4は、旧モデルと外観はほとんど同じですが、一部のパーツがグレードアップされ、音質がさらに良くなっています。CD5004/LC4は、パーツのグレードアップに加え、電源入力端子がメガネから3Pに変更されたことでオーディオ用の高音質電源ケーブルが広く使え便利になりました。
SA8004/Studioは、SA8003/StudioとSA15S2/Masterと音質を徹底比較し細部を煮詰めたところ、音の広がりとパワー感を大きくアップすることに成功、SA15S2/Masterの音質にグッと近づきました。新設されたUSBデジタル入力にPCを接続した場合の音質も徹底的に検討し、同価格帯のUSB/DACを超えるほどの自然な音質が実現しています。16万円の販売価格は、本当にお値打ちだと思います。
PM8004/Studioも細部の見直しにより、低音と音の広がりが増強され、音楽の躍動感の表現力が大きく高まっています。ベースモデルPM8004は8003より値上がりしましたが、PM8004/Studioの価格は据え置きとし、価格でもご期待に応えます。
