逸品館メルマガ バックナンバー 199

人の失敗に気づいたときどうすればいいでしょう?理由も聞かず、しかり飛ばしても問題は解決しません。解決案やヒントを提示せずひたすら上から目線で叱るのはただのいじめにしかず、教育の現場では絶対にやってはならないことですが、現在の日本の政府高官を見ていると、まさしく、この「やってはならないこと」をやっています。ニュースを賑わす“政府答弁”は、ただのいじめやパワハラに過ぎません。こんな事をやっていても、問題は一向に解決しません。求められるのは、速やかに問題の解決に向けた指針を示し、行動を起こすことです。


現政府は、当たり前の正しいことが出来ないどころか、震災を利用しマニフェストをうやむやにしよう、支持率を上げようという魂胆が見え見えで、まさに「火事場泥棒」という言葉しか当てはまりません。自民とが駄目だからと民意で選んだ現政府がこれほど腐っていたとは驚きです。この状況を苦々しく思っているのは私だけではないと思います。

震災の問題に関わらず、日本には悪法が多いと思います。たとえば「電気用品安全法」は技術者から見てあまりにもおかしなところが多く、法の趣旨とは全く裏腹に電気製品のコストを上げ活発で自由な流通を阻害する原因となっています。これは代表例ですが、他にも沢山ある日本のローカル規則の多くは無駄なばかりか、国民の自由を縛り身動きを取れなくしています。悪法を作り言い訳を考える暇を与えたのは、「議員が多すぎた」からでしょう。


自らが利権のために立法した法により、天下りで私腹を肥やす政治家が少なくありません。腐った大人を見ながら育つ子供たちは本当にかわいそうです。この震災を大きな教訓として、未来を夢見られる社会を作れればと強く思います。後ろ向きなニュースに惑わされず、しっかりと前を向いて歩きましょう。我が祖国日本のために。

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