テレビに合う逸品館おすすめサウンドバー「DENON - DHT-S218/DHT-S517」のご紹介
目次
はじめに
10年少々前なら、大型TVは「インチ1万円」と言われたものでしたが、なんと!今なら65インチの大画面テレビを10万円までで購入可能となり、ついに「インチ1千円」の時代に突入しました。資源の無駄遣いという観点から見れば実に恐ろしいことですが、誰でも大画面に手が届くのは朗報です。
しかし、ひとつ大きな問題が生じています。
それは「画面のサイズと音のサイズ(音場のスケール)が一致しない」と言うことです。
音場を広げるためには低音の助けが不可欠です。しかし、低音を出すには"容量の大きな箱(キャビネット/エンクロージャー)"が必要で、"薄型軽量"を追求している今の大画面TVにはそれだけの"スペース"がありません。折角画面は大きくなったのに、音質(音場のスケール)がそれに追いついていないのです。
大画面の迫力は手に入ってもTVの音が「しょぼい」ままでは、宝の持ち腐れになってしまいます。
「ホームシアター」の迫力をよく知る逸品館では、この問題の解決に"サウンドバー"のご購入をおすすめいたします。
ほとんどの方はご存じだと思いますが、"サウンドバー"とは、TV(画面)の下に設置できるアンプ内蔵スピーカーのことです。
サウンドバーには、良い音質のスピーカーとアンプやサラウンドプロセッサーなど必要な機能がすべて一体化され、HDMIケーブル1本でTVと接続するだけで、ちょっとしたホームシアター並みの大迫力のサウンドを実現することができます。
サウンドバーの導入前に確認して下さい。
・サウンドバーをTVに繋ぐためには、TV側が「HDMI ARC / HDMI eARC」 に対応している必要があります。
以前は、TVにスピーカーを追加すると"スピーカーの電源や音量を別リモコンで操作"しなければならなかったのですが、HDMI ARC / HDMI eARC*という規格に対応したTVとHDMIケーブルで接続することにより、TVのリモコンだけでサウンドバーの電源や音量などをコントロールできるようになりました。
(※正式名称は ARC:Audio Return Channel / eARC:Enhanced Audio Return Channel )
サウンドバーをHDMI ARC対応のTVと組み合わせれば、ステレオ音声が聞けるようになります。
HDMI eARC対応のTVと組み合わせれば、サラウンド音声が聞けるようになります。
詳しくは【HDMIの「ARC」「eARC」って何? テレビとオーディオ機器接続の重要ワード】(「価格.comマガジン」より)が参考になると思います。
- サウンドバーを設置するためには、TVの下の十分なスペースと100Vの電源が必要です。
まず、サウンドバーのサイズを調べて「TVの下にサウンドバーが置けるスペースがあるかどうか?」を検討する必要があります。 - TVを「台」の上にのせていらっしゃる場合には、TV画面とTV台天板の間に10cmほどの隙間があれば設置可能です。
- 大型TVをスタンドに取り付けていらっしゃる場合には、「スタンドにサウンドバーを取り付けるための金具」が必要になります。
この取付金具は、サウンドバーのメーカーからは発売されていませんので、社外品(アフターマーケット)のものから探す必要があります。
サウンドバーには多くのモデルがあります。「これがいい!」と言われていても、全然たいしたことがない製品もあります。
音にこだわる逸品館おすすめサウンドバーは「DENON」です。
逸品館おすすめサウンドバーのご紹介
① DENON - DHT-S218/ブラック(DHTS218K)
Dolby Atmos対応サウンドバー
市場想定価格 33,000円前後(税別)
DHT-S218 は、従来の"ラジカセの延長線上"でしかなかったそれまでのサウンドバーの音作りの常識を覆し、一気に本格的なホームシアターのサウンドに近づけた「DHT-S216」、そして対応ソースをDolby Atmosとロスレスオーディオまで拡げ、サウンドバーのサウンドクオリティの基準を大きく引き上げた「DHT-S217」がありました。中でもDHT-S217は、それまで売れ筋のTOPだったSony製品から、その座を奪い取るほどの大ヒットを記録しました。逸品館が「サウンドバーは使える!」と感じたのも、このDHT-S217が最初でした。
このDHT-S217のマイナーチェンジモデルとなる「DHT-S218」は、シリーズの第3世代にあたる製品ですが、DHT-S217に引き続きDENONサウンドを監修するサウンドマスター:山内慎一氏によって、さらに微に入り細を穿つチューンナップが施されています。特に音量調節などは必要な最低限の回路のみを使い、不必要な回路をバイパスすることで本格的なホームシアターに匹敵するほどのきめ細かく透明感の高い音質を実現する"Pure モード"の追加は、100万円を超えるAVアンプを発売するDENONというブランドだからこその"音質へのこだわり"です。
DHT-S218は、今回のマイナーチェンジで飛躍的に音質が向上し、内蔵されるサブウーファーの効果も相まって、65型サイズまでのTVならこの製品だけで十分な音質が実現します。
さらにPolk Audio(ポークオーディオ)のサブウーファーを追加することで劇的な音質向上が実現し、100型クラスの大型TVプロジェクターとスクリーンを使う本格的なシアターにも対応するようになります。
※サブウーファーはメーカーによって音質が大きく異なります。価格が高くても、DHT-S218にはPolk Audio以外のサブウーファーはおすすめしません。
◎ DHT-S218におすすめのサブウーファー ◎
■ Polk Audio - MXT12
サブウーファー
希望小売価格 45,000円(税別)
MXT12は、30cm径のロングストローク・ウーファーと強力なパワーアンプにより、大きく、深く、そして豊かな低音を再生し、ホームシアターの興奮をより高いレベルに引き上げます。ウーファー、パワーアンプ、エンクロージャーなど、主要なコンポーネントのすべてが改良されたMXT12は、手頃な価格ですべての人に素晴らしいサウンドを提供するというPolk Audioのミッションを見事に体現しています。(メーカー公式サイトより抜粋)
■ Polk Audio - PSW10
サブウーファー
希望小売価格 35,000円(税別)
PSW10は、25cm径のロングストローク・ウーファーと100Wの最大出力を誇る強力なパワーアンプにより、大きく、深く、そして豊かな低音を再生し、ホームシアターの興奮をより高いレベルに引き上げます。レーザー解析によって共振や歪みの原因は設計段階で取り除かれており、セリフやヴォーカルの再生を妨げることなく正確かつクリーンな低音をお届けします。(メーカー公式サイトより抜粋)
② DENON - DHT-S517(DHTS517K)
ワイヤレスサブウーファー付:Dolby Atmos対応 3.1.2ch サウンドバー
市場想定価格 約55,000円(税別)
合計7基のドライバーを搭載するサウンドバーとワイヤレスサブウーハーによる3.1.2chシステムを構成し、スピーカーとしての本質的な音の良さと、バーチャルサラウンド技術を駆使した立体的な空間再現能力を両立したDolby Atmos イネーブルドスピーカー内蔵 サウンドバー(メーカー公式サイトより抜粋)
DHT-S217の世代に発売されたサウンドバーですが、オリジナルのパワ-・トランジスターを採用するなど、兄弟モデルのPolk Audio - SIGNA S4とは一線を画する高音質に仕上げられています。ワイヤレス接続の専用サブウーファーが付属するため、サブウーファーの設定が簡単にできるのも大きなメリットです。
◎ DENON - DHT-S517 高音質のポイント
◎ 各音質チェック動画はこちら
■Polk Audio - SIGNA S4
■DENON - DHT-S517
■DENON - DHT-S517 でSACDサラウンドを聴いてみた
■Polk Audio - SIGNA S4 vs DENON - DHT-S517(解説なし)
まとめ
DENONのサウンドバーをTVに繋ぐだけで、映像と音楽の世界が変わります。
接続や使い方も簡単で、価格も十分にリーズナブルだと思います。
価格にこだわって失敗するよりは、このクラスのサウンドバーを長くお使いになることをおすすめいたします。
レポート 逸品館代表 清原 裕介
作成日時 2024年6月
使用機材メーカー・ブランド
DENON
(デノン)
Polk Audio
(ポークオーディオ)