テストレポート使用楽曲一覧(Test Songs)
ジャケット | 楽曲タイトル / アーティスト | 楽曲詳細・解説 |
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夏の終わりのハーモニー 玉置 浩二 | 玉置浩二さんのボーカルを中心に、ピアノ、ギターなどアコースティック楽器が伴奏に使われる「自然な録音」のソフトです。 表現力の豊かなコンポで再生すれば、ボーカルが入る前の「イントロ」から「夏の終わりの夕暮れのムード」が伝わってきます。。 「夏の終わり」というテーマについて「いつ」・「誰が」・「何を感じているか」がどのように伝わってくるかが聞き所のポイントです。 | |
エルガー 愛の挨拶 五嶋 みどり | バイオリン・五嶋みどり、ピアノ・ロバート マクドナルドの気の合った演奏です。 バイオリンの伸びやかさ、ピアノの低音の重厚感が音質チェックのポイント、2人の気のあった感じ(無言のコンタクト感)が密接に再現されるかが機器の持つ雰囲気再現力チェックのポイントで、基本的な音楽再現能力が判別できます。 | |
メイクアップ・シャドウ 井上陽水 | 井上陽水さんのアルバムは、大御所だけあって録音にとてもこだわっており、J-POPとしては最高レベルの音質で収録されています。 リズミカルなこの曲がテンポ良く再生されるかどうか、井上陽水さんの声の伸びやかさ、透明感などが聞き所になります。 | |
誇り高く生きよう 忌野清志郎 | レコードの説明をもう少しきちんと読んでいれば良かったのですが、CD向けに「デジタルリマスターされた音源」がそのままカッティングされている「自慢げ」に書かれていました。 左右のチャンネルセパレーションが完全で音の混じり(濁り)がまったくない「デジタル」と、右左の音、時間軸前後の音、レコードそのものの振動など、歪みと響きが盛大に生じる「レコード」のなんたるかをまったく理解せずに、デジタル向きに作られたマスター音源をそのままレコードにカッティングすると、どんなに悪い音になるかという見本のようなレコードで聞くに堪えない酷い音でした。 しかし、同梱されるSHM-CDやDVD、大型のジャケットも魅力的だったので、レコードがゴミになっても後悔はしていません。 当然、たぶんそこまできちんと仕上げている「Billie Eilish」とは雲泥の差です。「夢助」のレコードを作ったレコーディングエンジニアやチームには申し訳ないと思いますが、「売れれば良い」という、日本のレコード会社の「底の浅さ」が見えたように思いとても残念でした。 | |
いっそセレナーデ 島田 歌穂 | 井上陽水さんの曲を島田歌穗さんがカバーした1曲です。音質劣化の原因となる「圧縮(コンプ)」がほとんど使われていない優秀作品です。 全体的な録音レベルは低いですが、消え入るような小さな音や変化まで見事に収録されているので、微小信号の再現能力のチェックに最適です。 |
ジャケット | 楽曲タイトル / アーティスト | 楽曲詳細・解説 |
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Stranger Double | 「別れ」をテーマにした楽曲です。 イントロの金属系楽器の「キラキラ」した玲瓏なサウンドと指打ちの「金属と肌」という異なる質感の音が偏らずに両立するか? 打ち込みのベースの音が滲んだり膨らんだりしないか? ボーカルは心を打つか? 聞き所の多いソフトです。 | |
Beat It Michael Jakson | アルバム「Thriller」より、B面の1曲目「Beat It」。このレコードは、EPIC SONYの国内プレス。大学時代に買ったものです。一般的に「ダイレクトドライブレコードプレーヤー」は、音がハッキリしている(比較的デジタルサウンドに近い)と言われています。この曲では、音の鋭さや低音のハッキリした感じなど「明瞭度」や「音の広がり」を聞き比べて下さい。 | |
Some Other Spring Ann Burton | アン・バートン アルバム「サム・アザー・スプリング」より、A面1曲目の「Dream a Little Dream of Me」。パイオニアが技術供与してロブスター企画が作ったこのレコードは、究極のアナログ録音「ダイレクトカッティング」で録音されています。編集装置を使わない「ピュアなアコースティック楽器やボーカル」の滑らかさや、表情変化(ニュアンス)の細やかさを聞き比べて下さい。 | |
Bad Guy Billie Eilish | 2019年にリリースされるやいなや世界的なヒットを記録し、グラミー賞の年間最優秀楽曲と年間最優秀レコードを受賞した「現代を代表するポップス」の一曲。 目を疑う「オレンジ色!」盤面のレコードには、CDには収録されていないSE(交換音)などが入っていて、レコードはレコードとして作られたことがうかがえる。アップテンポからスローテンポへと大きく変化リズムと、低音から高音まで広い周波数帯域が使われる音など、音質チェックに必要な様々な様子がこの一曲に入っている。なによりも、録音とカッティングが素晴らしく良いことに驚かされる。 | |
The Water Is Wide Karla Bonoff | 1980年代のPops(歌謡曲)の標準的な録音様式を持つ一枚です。 イントロのギターやバンドネオンが、ソロのパートでは引き立つような音質で演奏され、ボーカルの伴奏になるときには、声を邪魔しないように音が寝かされる。 その違いがきちんと聞き取れるか? シンプルに録音されたボーカルの再現性、表現力はどれくらい濃密か?ボーカル系ソフトの再現力をチェックできます。 |
ジャケット | 楽曲タイトル / アーティスト | 楽曲詳細・解説 |
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バッハ:バイオリン協奏曲 ヒラリー・ハーン | CD、SHM-CD、SACD、ハイレソなど様々な形式で発売されている楽曲です。録音は決して良いとは言えず、質の悪いコンポで聞くと弦楽器のハーモニーがほぐれずに団子になってしまいます。良いコンポで聞くとそれが綺麗にほぐれて、ソリスト、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの5層構造がきちんと分離し、それぞれに割り当てられたスコア(楽譜)が読めるような鳴り方をします。このソフトを上手鳴らせるコンポなら、ほとんどのクラシックは心地よく聞けるでしょう。 | |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 ≪皇帝≫~第1楽章[冒頭] | ピアノコンチェルトとして「標準的」な録音様式のソフトです。 コンポーネントの「ダイナミックレンジ」、「周波数特性」などが高いレベルにあれば、この曲は堂々と躍動します。逆にそれらが乏しいと、元気がなくしょぼしょぼします。 楽器の数が少なく、ゆっくりとした曲を鳴らすのとは方向性が異なり、より本格的な能力が必要とされるソフトです。 | |
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ ヒラリー・ハーン | 録音は決して褒められたものではありませんが、一筆書きのような淀みのない、前回の蛇口から水流が吹き出すような、エネルギッシュさが魅力です。 コンポの「音色」の再現性が豊かであれば、バイオリンが生き生きと大きく躍動する演奏に聞こえれば合格。 そうでない場合は、音楽が楽しく聞けないコンポなのかも知れません。 | |
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 Hilary Hahn | TAD沼崎氏推薦のソフトです。 円熟味を増したヒラリーハーンの素晴らしさが伝わります。 録音は現代的なバイオリン協奏曲として標準的です。 | |
マーラー交響曲第2番「復活」 フランクフルト放送交響楽団 (指揮:インバル) | マーラーは交響曲中でももっとも編成が大きい=多くの楽器が使われる演奏です。 この曲を鳴らし切るには、D/Fレンジの大きさだけではなく、微小信号の分解力や再現性などあらゆる能力が問われ、高額(高音質)なコンポになればなるほど演奏は迫力を増します。 PPからFFに一気にもボリ詰めるところが聞き所です。 | |
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第一番 ヨゼフ・シゲティー | ヨゼフ・シゲティー アルバム「ヨーゼフ・シゲティーの芸術、Bach:無伴奏バイオリン・ソナタ全集」から、「Bach Violin ソナタ第一番」。最盛期のキングレコードから発売されたこのレコードは「モノラル録音盤」です。ステレオカートリッジでモノラルレコードを聞いたとき「左右チャンネル」の特性がきちんと揃っていないと、楽器が中央に定位せず左右にぶれます。バイオリンという再生の難し楽器の音の比較だけではなく、カートリッジの音響特性(左右の歪みの違いやバランス)もチェックできます。 | |
ベルリオーズ:幻想交響曲 Detroit Symphony Orchestra | その場にいるような臨場感を再現するマーキュリー独自の録音方法によって収録された名盤。 | |
展覧会の絵 セルジュ・チェリビダッケ | 独特な味わいを持つチェリビダッケが指揮する曲ですが、元音源がたぶん海賊版で、カッティングの技術も低く、音が悪く、スクラッチなどの盤面の不具合によるノイズも非常に多い「問題のある盤」ですが、そういう「良くない盤面のレコード」を再生したときに、「良い演奏がきちんと良い演奏に聞こえるかどうか」は大切なチェックの一つだと考え、あえて選んでいます。 | |
新世界より バーツラフ・ノイマン | ワンポイントステレオマイクで録音された、良質なライブ盤です。 様々な楽器の音、全体の雰囲気、指揮するノイマンの声など、いろいろな音が入っています。 それぞれの音が分離して聞こえつつ、かつ全体として調和して聞こえるかどうかが、チェックするポイントです。 |
ジャケット | 楽曲タイトル / アーティスト | 楽曲詳細・解説 |
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You & Me Wynton Marsalis Quartet | ジャズのみならずクラシックを含め、音楽全般の知識を持つトランペッター、ウィントン マルサリスが演奏するジャズアルバム。 | |
Just The Way You Are ダイアナ・クラール | パリの「オランピア劇場」におけるダイアナ・クラールのライブ演奏から12曲を収録したライブアルバム。 最後に収録されている「Just the Way You Are」のみスタジオ録音。この曲では、ダイアナ・クラールはフェンダー・ローズ(エレクトリック・ピアノ)を使っている。 | |
Kickin' Back Bob James and Kirk Whalum | 1996年09月12日発売のCD。 アーティスト:Kirk Whalum、、 Bob James プロデューサー:Bob James エンジニア:Ken Freeman | |
Jessie 峰純子・ハンク ジョーンズ | 30年前から所有し、何度聞いたわからないほど聞き込んでいる一曲だから、装置の特徴をすぐに聞き取れる。アナログの最盛期にPioneerがバックアップして作られたダイレクトカッティング盤だけに、音質も録音もカッティングも素晴らしい。 | |
The Look Of LOVE(Live) Diana Krall | このディスクは最近入手し、聞くのは今回が初めてになる。収録されているこの曲は、CD/SACD/配信など様々なメディアでいつでも聞くことができるので「アナログ(YouTube逸品館オーチオ情報チャンネルへアップロード)」と「デジタル」をご自身の環境で聞き比べていただけると思い選んだ。 レコードの縁に「バリ」が付いたまま、中央の穴は小さすぎてターンテーブルのスピンドルには押し込まないと入らないなど、ディスクの精度が悪いが最近のレコードとして音質はまずまずの方。 | |
Tha Way We Are Grace Mahya | アルバムタイトル「Last Live at DUG」にふさわしい「最後の一曲」。DSDダイレクトカッティングによる録音が最高! DUGとの別れを惜しむ感じ、想い出は永遠というテーマが見事に宿る一曲です。 |
ジャケット | 楽曲タイトル / アーティスト | 楽曲詳細・解説 |
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Della せせらぎ | ハウンダリーマイクを使ったワンポイントステレオ録音のシステム・メンテナンスにも使える、川の流れる音を収録した自然音のソフトです。 意識を持たない自然の音と意識を持つ鳥の声が同時に録音されていて、そのどちらもが「自然」に聞こえなければなりません。コンポに癖があると、川が地下街を流れているように、鳥の声が電子的に聞こえます。よいコンポで再生すると、目の前に「せせらぎ」が出現します。 逸品館で販売しています。 | |
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