NEC NP60Jならどこでもキレイな大画面を楽しめる!

シアターやプレゼンテーション以外のプロジェクターの楽しい使い方を発見!?
5月某日、逸品館 社員研修の一部始終をお伝えします!?

5月某日、逸品館 社員研修の一部始終をお伝えします!?

今回のテストで使った製品

プロジェクター
スクリーン
ケーブル
MITSUBISHI D-SUB15pin
定価(税別)¥378,000
定価(税別)¥35,000
定価(税別)¥1,000
DLP方式のデータ・プロジェクターでリアルXGAパネル搭載。小型軽量ながら3,000ルーメン
の明るいプロジェクターです。業務用なので、パソコンからの投影はもちろん、店舗のディスプレイやシアター用などいろいろなシチュエーションで使えます。しっかりとしたキャリングバックが標準で付属されており、持ち運びにとても便利です。
スクリーンは60インチワイドです。IZUMI製の立ち上げタイプ は、壁などに掛ける必要がなく
何処でも簡単に設置できるのが特徴です。アルミ製のケース は軽く、小さく乗用車での持ち運びも楽々です。
NP60JのD−SUB15pin端子はコンポーネント端子を兼用しています。変換アダプターを付け
ることでDVDやゲーム機などさまざまな機器に対応します。

本体サイズ比較

(左)SANYO LP−Z5/(右)NEC NP60J
一般的な家庭用シアターモデル(LP−Z5)との大きさを 比べると超コンパクト。重量わずか1600g。


昼間にビデオカメラに録画した映像を大画面で楽しむ!

社員研修で録画したビデオを、デジタルHDビデオカメラで再生、フルハイビジョンの細かさには及びませんが、DVDよりも明らかに情報量が多く、ハイビジョンの魅力を十分伝えます。 DLPプロジェクター特有のカラーフリッカーはゲーム映像よりビデオでの再生でやや感じる時がありましたが、見慣れると気にならないレベルで問題ありません。画像はシアター・プロジェクターより鮮やかでクッキリとしたTV的な見映えの良い画質です。条件の悪いところでの使用を考えた場合、NP60Jの色調は良くできていると思いました。明るい画像と色合いの発色レベルは非常に高く仕上がっており、きれいに感じられます。昼間にビデオカメラに録画した映像を大画面で楽しむ!


昼間にWiiとプレステ3でゲームを大画面で楽しみました!


※NP60Jにはスピーカーがなく、音声再生用にアンプ内蔵スピーカー等が別途必要です。

性能を更に確認するため、研修の合間に(!)みんなでゲームをプレイしました。電源ボタンを押すだけで、入力された映像信号を自動選択して投射。ピントも自動で調整し、画角の高低差による台形歪みも自動で調整するので、手間がかからず直ぐにゲームを開始!大きく動くキャラクターやシューティングゲームはド迫力!!プレイしている本人はもちろん、それを観ているみんなまで大画面に熱中してしまいます。ご家庭へのプロジェクター導入が“ホームシアターの実現”なら、NP60Jは“ホームゲーセン!?の実現”といったところでしょうか。楽しんだ後の後片づけも、とても簡単!通常プロジェクターは電源を切ると本体のクールダウンが必要なので、電源を抜くことができず待たされますが、NP60Jは電源OFFと同時に電源ケーブルを抜いてすぐに片付けることができます。設置から撤収まで、とても機動性が高く“楽”に使えるプロジェクターです。友人宅へちょっと持って行って壁に映して大画面なんてことも気軽にできてしまいます。


まとめ

データ・プロジェクター(ビジネス用途)のNP60Jは、シアター・プロジェクター(映画鑑賞用途)を見慣れた目でみると不満を感じるのではないかと心配しましたが、シアター・プロジェクターにはない明るい画像は、部屋を暗くしなくても楽しめ、予想以上に使えることが分かりました。また3,000ルーメンと明るいので、スクリーンがなくても壁に100インチサイズの大画面投影もなんなくこなします。色の付いた壁でも、壁色補正機能を使えば、プレゼンテーションなどの画像なら充分映せます。60インチのスクリーンでゲームをする前は、もっと大きいほうがいいのかな?と思いましたが、見やすさはこの60インチが適しており、アーケードゲームマシンに近い感覚で違和感なく自然に楽しめました。ブラウン管や液晶、プラズマTV等の直視型と違いスクリーンに投影された画像なので、目にもやさしく長時間のプレイでも疲れにくかったです。シアター・プロジェクターは部屋を薄暗くする必要があり多人数で遊ぶことには向きませんが、NP60Jなら業務のプレゼンテーションだけでなく、いろいろなイベントで多目的に利用できます。60インチの液晶テレビは大きくて持ち運ぶことができませんが、今回テストで使用したNP60Jのセットなら、大画面を自由に持ち運んで楽しむことができます。

2007年5月 ビデオ担当 岡田 克彦