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逸品館がお薦めしてきた高画質DLP方式プロジェクターoptoma(オプトマ)社HD82がモデルチェンジ!3D対応モデル「HD83S1」が新発売されました。早速HD83S1を好評発売中のSHARP XV-Z17000と比較してみました。
外観の比較と概要
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本体の比較 (左DH83S1/右Z17000)
電源はどちらも3Pインレットで、高品質電源ケーブルを幅広くお使い頂けます。SHARPは最近のプロジェクターには珍しくS端子が備わっています。 DLP方式に使われる映像素子(DMD素子)は高温に強く冷却が不要なため、OPTOMA HD83S1・SHARP XV-Z17000は、液晶デバイスを使うその他のプロジェクターのように映像素子に空気を当てる必要がありません。そのためDLP方式プロジェクターは光学系に埃が入らず、ホコリよけのフィルターが不要でメンテナンスも楽になっています。 リモコンの比較 (左DH83S1/右Z17000) OPTOMA
HD83S1のリモコンは、ボタンに触れると発光する自照式でボタンが明るく浮かび上がります。 |
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画質比較 HD83S1とXV-Z17000の投影画像をデジカメ(CANON G11 ・マニュアルモード ・ 露出固定 ・ ホワイトバランス固定)で撮影して比較しました。DVDプレーヤーは、AIBROW UD7006/Specialを使用し、出力は1080p、HDMI接続を使っています。
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まとめ |
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最近の低価格プロジェクターの性能向上は著しく、4〜5年前のトップモデル(100万円近い製品)を超える高画質が30万円程度の普及価格帯の製品で十分実現します。しかし、低価格機では工場出荷状態ではTVライクな画質を意識するためか、明るすぎて黒が浮いていたり、発色が不十分な場合があります。軽い調整で画質は大幅にアップするのですが、その調整はなかなか難しいかも知れません。超SEOのポイントは明るさを下げる(黒が灰色から黒になるまで)ことと、カラーコントラストを少し上げる(色を濃くする)ことです。 同じグレードのDLPデバイスを搭載する両機種ですが、ボディーが一回り大きく回路設計や光学系(特にレンズ)の品質が良いHD83S1が2Dの表現力ではXV-Z17000を一歩上回ります。しかし、3Dの再生能力は「工場出荷状態」では、XV-Z17000がHD83S1を圧倒しますが、これはプロジェクターの設定を変えることで解決します。 発売当初はDLPの色鮮やかさに到底及ばなかった、液晶ですが度重なる改善が実施され最新の反射型液晶デバイスの性能は、初期のDLPを超えるほどになっています。しかし、DLPの欠点であるカラーブレーキング(色割れ)は、カラーホイールの速度向上で最新モデルではほとんどわからなくなっています。色鮮やかで動画応答性に優れる2Dと切れの良い3D映像を見せてくれるDLP方式のプロジェクターは、反射型とは違う美しさで映画を見せてくれます。 |
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リポート掲載日:2011年11月 |
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