■各種コンテンツ ■サービス・キャンペーン ■逸品館運営・外部ショップ ■Twitter・Facebook ■試聴機レンタルサービス ■オーディオ逸品館 MI事業部 オフィシャルサイト |
D D1000 Mark2 M2500 Mark2 音質比較試聴テスト 販売 価格TAD D1000 Mark2 、 M2500 Mark2 音質 比較 試聴テスト
逸品館おすすめの国産ハイエンドコンポーネント"TAD" Revolution(レボリューション)シリーズのCDプレーヤー D1000とパワーアンプ M2500がMark2にマイナーチェンジしました。
D1000/2500 Mark2で新たに設定された「ブラック」モデルに合わせて、スピーカーCE1にもピアノブラックモデルが追加されました。仕上げの違いにより、ブラックモデルのメーカー希望小売価格は、96万円/本(木目仕上げは92万円/本)となっています。 TADから届けられたD1000 Mark2/M2500 Mark2の試聴機を使い、次の5種類の組み合わせで音質を比較しました。 1. D1000
→ C2000 → M2500 → E1 スピーカー:TAD E1(お問い合わせはこちらからどうぞ)生産完了 テスト概要のご紹介動画
試聴ソフト 今回の試聴には、常に使う5曲に、Haley Westenra(ヘイリー・ウェステンラ)のアルバム「ODYSSEY」から、アベマリアを聞いてみました。
TAD Revolution Mark2 総合評価 私は日頃から、「TADを広告下手」と感じています。なぜならばD1000/M2500のシャーシーは、なんと80mm(8cm)もの厚みのある軽合金の塊から「NC削りだし」で作られているからです。80mmもの金属の塊を削って作り出した「パーツの価格」がどれくらい高くつくか?お分かりでしょうか。 その理由は、彼らのルーツが「プロ機器」の製作にあるからです。プロが使う機器は「プロが評価」します。だから、音が良ければ売れるし、音が悪ければどんなに売れていたメーカーの製品でも、途端に売れなくなります。けれど、TAD以外の国産メーカーや輸入されている海外製品は、音質とはほとんど関連のない「広告」で売れています。雑誌社、評論家、販売店に対して「マージン」を大きく取れば、彼らはそれを必至で売ります。儲かるからです。 けれど、そういうコストを「製品」に割いているTADは「営業が薄い」のです。実直なTADの製品だからこそ、価格よりも確実に良い音が出るし、信頼性も驚くほど高く、長く色あせることがありません。今回のMark2の発売に際しても「オリジナルモデルへのバージョンアップ」が予定されています。驚くほど大きな音質改善が実現しているのにその価格は「30万円」という控え目なものです。 プロ製品らしく、そのコストと能力のほとんどを「音」に注ぎ込んで作られた、TAD Revolution Seriesは、これまでも同じ価格の「他メーカー製品」と比べて、確実に音の良いお薦めのコンポでした。けれど2倍もお金を出さなくても、TADの最高級コンポーネントReference Seriesに手が届いてしまうから、そういう意味では、立ち位置の「微妙(中途半端)」なコンポーネントでした。けれど、D1000/M2500がMark2化されたことで、その音質は一気に向上し、その立ち位置は今までとは比べものにならないくらい「明確」になりました。 Mark2はReferenceが変えない人のための、廉価モデルではなくなりました。聞けばすぐに伝わるし、聞けば他の製品が霞んでしまう。そういう、技術者の真摯な本気が伝わる、静かだけれど熱いコンポです。私は、この製品を心からお薦めします。特に音楽ファンには、絶対に聞いて欲しい製品です。 2015年9月 逸品館代表 清原裕介 |
|