QUAD QC24P PHASETECH EA-3 フォノイコライザーアンプ 音質 比較 テスト クオード フェイズテック PHASE TECH

QUAD QC24P

PHASETECH EA-3

フォノイコライザーアンプ 音質比較テスト

QUADから真空管式のフォノイコライザーアンプが発売されました。最近展示導入したPHASETECHのトランジスター方式フォノイコライザーアンプEA-3と音質を比較してみました。

QUAD QC24P

メーカー標準価格 ¥360,000(税別)

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■使用真空管: 6111×4本
■THD: <0.08%(A-weighted)
■周波数特性: 20Hz.20kHz(+0dB/-0.5dB)
■ハム&ノイズ: Better than 60dB
■入力インピーダンス: MM 47kΩ / MC 10Ω
■ステージゲイン:  高感度  1.3mV(MM)/130uV(MC)
            中感度  2.6mV(MM)/260uV(MC)
            低感度  5.2mV(MM)/520uV(MC)
■ノーマル出力インピーダンス: 1.0(ref5.2mV,MM,Low)
■入力: Selectable MM/MC
■出力: 固定ラインレベル×1 ・ 可変ラインレベル×1
■外形寸法: 300(W)×88(H)×125(D)mm
■重量: 4.8kg

QUADから、真空管式の単体フォノイコライザーアンプQC24Pが発売された。標準価格は、36万円(税別)。この価格を見て「アレッ!」と思った人はかなりのQUAD通だ。

なぜなら、単体ラインプリアンプQC24が23.5万円(税別)でそれにオプションのフォノイコライザーボードを搭載しても28.5万円(税別)だからだ。なぜ、フォノイコライザーを搭載した単体プリアンプ、それも同じ真空管式で筐体も同じQC24よりQC24Pが高価なのだろう?

ひとつめの理由は、MC昇圧トランスを搭載していること。しかし、それでも良質な昇圧トランスでも10万円(税込)くらいだから、まだちょっと高い? その疑問を解消するために内部の写真を紹介する。

フォノイコライザーアンプは、ラインレベルプリアンプよりも遙かに小さいカートリッジの信号を増幅するために、大きな増幅率を持つ。このような場合ノイズに弱くなるため、ノイズの遮断(シールド)を入念に行う必要がある。このフォノイコライザーアンプは、それらの問題に対し実に的確に設計されている。

■トロイダルトランスを搭載している

このフォノイコライザーアンプとしては、かなり大きめの余裕のあるトロイダルトランス【@】を搭載しているが、トロイダルトランスは、通常のトランスに比べて漏洩磁束が非常に小さく、周囲の回路にハムノイズをとばさない。S/Nに対して十分に配慮されている。

■スイッチまでの配線が短い

電源スイッチ【A】は、基盤のトランスの近くに設置され、フロントパネルのスイッチ操作ボタンからプラスチック製の軸【B】で結ばれている。
これは、電源のACを長い配線で引き回すことにより、やはりそこから漏洩する磁束が信号にノイズを混入させるのを防ぐためだと思われる。
整流用ダイオード【C】とトランス間の配線も非常に短く、電源ハムノイズに対して十分な配慮が施されていると考えられる。(ACが通過する配線は電源トロイダルとランス付近で、コンパクトに完結している)

■セレクターまでの配線が短い

このフォノイコライザーアンプは、スイッチ【D】により増幅率(ゲイン)を3段階に調節できるが、その切り替えセレクター【E】は、回路のすぐ近くに置かれている。
微少信号を長い配線で引き回すと、やはりノイズを拾う原因となりやすいのでそのための配慮だろう。

■MC昇圧トランスと電源トランスを離して配置

MCトランス【F】と電源トランスの距離を開けるのは、ノイズを拾わないようにするための当然の処置だが、さらに十分なシールドが施された良質なMCトランスが搭載されている。

■真空管にシールドを追加

このアンプには、基盤直づけの3極管が4本使用されているが、そのどれもに電磁波を遮断するためのシールド【G】(真空管を取り巻く薄い板状の金属がシールド)が施されている。さらに、このシールドは、性能を高めるためアースに接地【H】(良く見るとシールドの金属板から、細い針金のような電線が基盤に向けて伸びているのがわかる)されている。

ぱっと見ただけでも、これだけ十分な配慮がされているのはさすがだ。

さらに、パーツの配置や基盤配線の引き回しも非常に手慣れていて隙がないし、真空管アンプのスペシャリストが設計したことが瞬時に理解できるほど、素晴らしい設計の「オーラ」がこのアンプからは発せられている。

それもそのはず。このアンプを設計したのは、真空管アンプの設計に掛けては右に出る者なしと自称するほどの鬼才「ティム、デ、パラビッチーニ」なのだ。

このアンプは、パラビッチーニが設計しQUADが生産を受け持つという、素晴らしいコラボレーションから生まれた製品なのだ。

どうだろう? これで、ラインプリアンプのQC24よりも高価な理由は納得いただけただろうか?

まだ、納得いただけない?では、その音質をインプレッションすることにしよう。

このフォノイコライザーアンプに先立つことわずか2週間前にPHASETECH EA-3というトランジスター式の素晴らしいフォノイコライザーアンプを見つけ、展示を開始した。この2機種を対比させながら、試聴を行うと具合が良さそうだから、音質評価は相互比較という形で行うことにした。

カートリッジには、PHASETECHのP-3、アンプはAIRBOW PS4500/Special!というこのテストにふさわしくないようなAVアンプを繋いでみた。それは、一般的なアンプの音に近いと思ったからだ。入力のポジションはCD。

レコードプレーヤーは、お気に入りのノッティンガム インタースペースHD。このプレーヤーとカートリッジで音質に不足を感じたとしたら、それは絶対他の部分に問題があると断言できるほど音が良く、そして何よりもコストパフォーマンスが高い。

このプレーヤーとこのカートリッジの組合せは、下手なプレーヤー+カートリッジ=100万円のシステムなど足元にも及ばないほど、細やかでレンジが広く自然な音を聞かせてくれる。

QUAD QC24PとEA-3を上下に並べたところ。幅と高さはほぼ同じで、EA-3の方が奥行きが長い

QUADの主なスペックは次の通り。

周波数特性:20Hz-20KHz ±0.5dB

ハムノイズ:60dB以下

入力インピーダンス:47kΩ(MM)、10Ω(MC)

ゲイン
ハイ:1.3mV(MM)、0.13mV(MC)
ミッド:2.6mV(MM)、0.26mV(MC)
ロー:5.2mV(MM)、0.52mV(MC)

PHASE TECHのMCカートリッジP-3には、横側にフェルトを張り付け@レコードから反射する音を遮断し、ヘッドシェルとの間に特殊な防振ゴムを3点支持で挟んでA共振を防いでいる。この配慮によってカートリッジの音質は、少なくとも3〜5割くらい向上する。お試しいただいて損はない。

フェルトは、日曜大工のお店で裏側が粘着シートになっているもので出来るだけウール100%のものを選ぶと良い。

ヘッドシェルとの間には、小さなコルク、非常に薄いハネナイトゴム、木片、など様々なもので音質を比較すると面白い。私が何を使っているかは、秘密なので聞かれても答えられないから、あしからずご容赦のほど。

The L・A・4

PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNTE

 

BUD SHANK

LAURINDO ALMEIDA

RAY BROWN

SHELLY MANNE

まず、一枚目のレコードは、LA4の「PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNTE」。このレコードは、フルート、ギター、ベース、アルトサックス、ドラムから構成される乗りの良いナンバーだ。LA4と言えば有名だから、ご存じの方も多いと思うが、メンバーの顔ぶれからも伺えるように、非常に「知的」な演奏が特徴だ。

このレコードを試聴に選んだ理由は、非常に録音がよいことだ。アコースティックな音源を素晴らしい状態でスタジオで収録されている。いわゆる優秀録音盤に属すると考えて良いと思う。各楽器の音が非常に自然でクリアに聞ける。

まず、EA-3+AIRBOW昇圧トランスJ's5471の組合せで聞いたみた。

音が出た瞬間に感じるのは、トランジスター方式とは思えないほどの「温かさ」を感じる。人肌のぬくもりといえばいいのだろうか?EA-3の音には、出来の悪いトランジスター方式のフォノイコライザーアンプにありがちな「硬さ」、「閉鎖感」がまったくない。暖かく、緻密で、重心の低い、みっちりと情報がつまった音だ。さすがに20万円近いフォノイコライザーアンプの実力を感じさせる。躍動感もあり、レコードとは思えないほど豊かで密度感のある情報量と、CDとはひと味違うレコードの温かさや滑らかさを十分に感じさせてくれる。

A/B面を聞き終わった後、QC24P+AIRBOW昇圧トランスJ's5471の組合せで聞いてみた。

EA-3と比べると、良い意味で音が軽い。軽やかで躍動的だ。EA-3で聞くLA4は、緻密でしっかりとリズムを刻みながら組み立ててゆく、ちょっと論理的な構造を感じられるような鳴り方だったが、LA4はそれと比べると明らかに音が軽くノリが良い。空気が軽い?と言えばいいのだろうか、スタジオを出てカラッとした青空の下で演奏しているようなイメージに変化する。

そのままA面を聞き終えてここで、AIRBOW J's5471を外してQC24PをMCポジションで聞いてみた。

少し情報量が減る。低音の量感が減って、若干低音が緩くなる。それでも、ノリの良さや軽さは、相変わらずで音が楽しい。明るく元気なキャラクターだ。内蔵のMC昇圧トランスは、さすがにAIRBOWが厳選して選んだ外付けのJ's5471ほどのサウンドではないが、現在生産発売されている昇圧トランスとしては5〜10万円クラスに相当するくらいの性能は十分にあるはずだ。

QC24Pだけの状態でA/B面を連続して聴き続けたが、LA4に関してはこの状態でまったく問題はない。軽やかで響きが良く、自然で心地よいアコースティックサウンドを堪能させてくれた。この音の安定感、ノイズ感の少なさ、真空管らしいヌケの良い躍動感、パラビッチーニが自らのブランドで発売していた真空管式のフォノイコライザーアンプEAR 834Pとは少しイメージが違って、レンジがやや狭くあれほどクリアな透明感はないが、それがかえってこのQC24Pの良い個性となっているから面白い。ちょっと神経質な?感じがしいでもない線が細くデリケートなEARに対して、QC24PはQUADらしいバランス重視の知的なまとまりを聞かせる。レコードという枠を越えた「音の良さ」とレコードならではの「軽快さ」を上手く両立させた、心地よい万人に向く楽しいサウンドは、QUADの歴史を納得させられる。さすがのバランス感覚だ。

山下 達郎

 

MOON GROW

A/B両面を聞き終えて、ウォーミングアップが終わったところでレコードを変えてみる。

フォノイコライザーアンプは、AIRBOW J's5471を外したQC24PをMCポジションのままだ。

たぶん、高級オーディオの試聴にはあまり使われない?J-POPだけれど、このレコードはなかなか音が良い。J-POPの黎明期は、各ミュージシャンやレコーディングエンジニアも「音の良さ」を追求していたのだ。CD時代になって、音の良さや作り込みよりも簡便さ、奇をてらったエフェクトが多用されるようになったせいか?中身が薄くなったのが残念だ。

山下達郎もこのアルバムが個人的には一番好きだ。大学生時代に買ったレコード。初めて買った5万円のぼろワゴンに自分で付けたカーステレオでカセットテープに録音したこのアルバムをいつも聴いていた。ただ、音があるだけで楽しかった。お気に入りの音楽を好きなだけの大音量で聞けるだけで幸せだった。その幸せな日々の温かさをこのフォノイコライザーアンプは再現してくれる。滑らかで、暖かい、心にふわっと乗ってくるようなアナログの音。本当にくつろげるサウンドだ。確かに、最新のCDプレーヤーと比べると音の純度やレンジ感、低域の力感や締まり、高域の切れ味では、叶わないかも知れない。でも、このギューッとつまった中域の充実感。これは、やはりレコード特有の心地よさだ。

しばらく聞いていると、低音の厚みがやや物足りなくなってきたのでA面が終わったところで、

QC24PをMMポジションにして再びAIRBOW昇圧トランスJ'S5471を追加してみた。

音の純度や解像度(細やかさ)に驚くほどの違いはないが、音の強や(エネルギー感)は3割くらいは改善される。S/Nも良くなるのか?休符や間合いの存在をより強く意識するようになる。ねらい通り、低域方向の力感は桁違いに良くなり、ベースがしっかりとリズムを支えるようになる。高域も伸びやかになる。

外付けの昇圧トランスは、なくても全然問題はないが、つけるとやはりはずせなくなる。良いMCカートリッジの音を引き出すには、良い昇圧トランスの助けが必要だと実感する瞬間だ。声も一層滑らかになり、質感が高まった。蛇足ながら付け加えるが、これはJ'S5471が優秀だから実現する改善で、QC24Pが内蔵する昇圧トランスはかなり優秀なので、下手に外付けの昇圧トランスを使うとかえって音を悪くするだけなのでくれぐれも注意して欲しい。

今度は、フォノイコライザーアンプをPHASETECH EA-3に昇圧トランスをJ'S5471に戻してみた。

この組合せでQC24Pと一番違うのは、スッキリとシャープな輪郭感だ。トランジスターらしい、折り目正しいきちっとした音。低音の締まりも良くなり、低域の押し出しや力感はやはり「石」ならではの良さを感じる。このカチッとした感じがJ-POPにほどよくはまり、QC24Pよりも相性が良く感じられる。

ボーカルまでの距離感が近くなり、間接音(エコー感)よりも直接音(距離感)が強くなる。あるべき音があるべき場所にあるという感じで、音の広がりはQC24Pの方が勝るが、密度感ではEA-3+J'S5471が勝るという感じ。軽やかさや躍動的なノリの良さ、声の透明感ではQC24P。どちらも甲乙付けがたい良さがある。聞く箇所や聴き方によって、どちらがよいか判断しがたくなったので、最後にもう一枚聞き慣れたディスクに針を落とすことにした。

CANTATE DOMINO

聞き慣れたディスクとは、カンターテドミノ。

このソースは、CD、SACD、そしてレコードとまさにメディアを選ばず発売されている。これほど「オーディオマニア」に愛されたソフトも少ないだろう。

まず、EA-3+J'S5471の組合せで聞いてみた。

このソフトは、CDやSACDで聞き慣れているから、比較が非常にやりやすい。CDやSACDと一番違うのは「空気感」。音の広がりや教会という空間の広さ、天井の高さはCD(特にSACDは素晴らしい)でも十分に再現されるが、レコードは空間に満ちている「空気」が濃く感じられる。理由はわからないが、演奏者と聴き手(私)の間に、空気の存在が感じられる。CDやSACDでは、なぜか空気が薄く感じられる。上手く表現できないが、楽器の響きがより強く、暖かく心を打つ感じがする。

S/N感や周波数レンジなど物理的な部分ではCD/SACDがレコードを凌駕するのは、音を聞いていてもよくわかる。でも、この存在感、実在感、空気感の濃さはなんだろう?奏者と私がまさに同じ空間、同じ場所にいるという感覚はレコードの方がより強い。繰り返すが理由はわからない。透明度や音の細やかさはSACDがレコードを上回るのにもかかわらず、レコードの音は、明らかに「濃い」。厚みがあるというのか、体になじむというのか・・・、肌にしっとりと優しい感じがする。

締めくくりに、QC24単体(MCポジション)で聞いてみた。

低域の押し出しや量感は、やはり少し控えめになる。でも、楽器の響きや距離感はQC24Pの方が自然に感じる。不思議なことにEA-3+J'S5471で感じられた「空気感」は、QC24Pでは薄くなる。こちらの方が普段聞き慣れたCD/SACDのサウンドに近いというか、ほとんど差が感じられない。強いて言うなら自然な感じ、体にす〜っと入ってくる感じは、レコードらしく完璧に近い。繰り返すがSACDに非常に近いが、こちらの方が少し暖かく、ボーカルの肉体や唇の「柔らかさ」が感じられる。金管楽器の鳴りも柔らかい。出来の悪いデジタルプレーヤーのように金属的にキンキンしない。空間もこちらの方が広い。好みの差はあるかも知れないが、個人的にはこういう捌けた音にも魅力を感じる、

まとめ

EA-3+J's5471とQC24Pで聞くP-3の音には、少なからず違いがある。個人的にはQC24Pの音の方が「自然」だと感じられるが、EA-3+J's5471の組合せには、表現しがたい「圧倒的な濃さ」がある。そういう意味では、よりアナログ的だと言える。場合によっては、ちょっと行き過ぎかも知れないが音楽を作り替えたり、まして破壊するほど強烈な個性ではない。スピーカーに例えるなら、PMCとソナスファベルもずいぶんと音は違うが、QC24PとEA-3+J'S5471の差は、それと同じかそれよりも小さいと思う。

真空管、トランジスターというイメージとは正反対に、アナログ的な濃さを求めるなら「EA-3+J'S5471」で自然さ、無理のない滑らかなサウンドを求めるなら「Q24P」と言うことになるのだろうか?

QUADらしく、「使い手を選ばず高い音楽的な見識を聞かせる(どんなセットに繋いでも自然に聞こえるはずだ)=QUADの音楽性」QC24Pに魅力を感じるか?組み合わせる昇圧トランスやカートリッジによって「自分なりの音色を作れる=音が良いPHASETECH」EA-3に魅力を感じるか?価格も含め、なかなか迷う選択になりそうだ。

たぶんどちらを買ったとしても間違いなく納得は出来るだろうと思うが、付け加えるなら昇圧トランスを必要としないMMカートリッジと組み合わせるなら(EA-3でも昇圧トランスなしにMCカートリッジは聞けるが、力が弱くなるのでお薦めしない)価格の安い分、EA-3がお買得だと言えることかもしれない。

それから、QC24Pの方が演奏がちょっと上手に聞こえる事がある。小さな違いかも知れないが、これは案外重要なポイントになるかも知れない。

追記

今回アンプには、AIRBOW PS4500/Specialという一般的な水準のアンプとソナスファベル・グランドピアノ・ドムスの組合せでレコードを聴いた。いずれのフォノイコライザーアンプも良い音を聞かせてくれたが、普段聞いている音と比べて「圧倒的によい」とは感じられなかったので、カンターテドミノのSACDをAIRBOW UX-1SE、CU-80SP/MU80FTそしてPMC IB1S+CLT-2の組合せで確認のために聞いてみた。結果は、後者の圧勝だった。

もちろん、同じAIRBOWのアンプでPS4500/Specialは15万円、UC80SP+MU80FTは130万円という、比較にならないほどの価格差があるアンプの音の違いも大きいと思う。しかし、すでに何度か主張してきたように「レコードだから、なにがなんでも音が良い」という神話はすでに通用しない段階にまでデジタルは進歩している事が今一度確認できた。

そういえば、UX-1SEの完成時に同じソフトを同じアンプとスピーカーでUX-1SEで聞くCDとレコードプレーヤーで比較してみたが、両者の間にほとんど差を感じられなかったことを改めて思い出した。

個人的には、それがレコードでしか入手できないソフトでないのなら、今からレコードを買い集める必要はないと思う。高いし、演奏はもちろん維持や管理も大変だ。

今回紹介したような、高額・高音質のフォノイコライザーアンプは、すでにレコードを数百枚以上お持ちの方にお薦めしたいと思う。眠っている宝物の埃を払い、それを生かすために50万円近く(プレーヤー+カートリッジ+カートリッジ)を投資したとしても、このレコードシステムなら、その投資がとても価値あるものに感じられるはずだから。

2006年10月 清原 裕介

 

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