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audio-technica AT-BHA100、AT-DAC100、ATH-ADX5000

manley(マンレイ) Absolute Headphone Amplifier

AIRBOW エアボウ  PM6007 Live

audio-technicaから2020年10月23日に発売された真空管+トランジスター・ハイブリッド方式ヘッドホンアンプ「AT-BHA100(市場価格125,000円)」PCM768/32bit、DSD22.4MHz対応DAC「AT-DAC100(市場価格85,000円)」、逸品館が輸入を開始したMANLEY社真空管ヘッドホンアンプ「Absolute(希望小売価格700,000円)」さらに、光/同軸デジタル入力を備えるAIRBOWプリメインアンプ「PM6007 Special(販売価格125,000円)」の音質チェックを行いました。

今回の試聴レポートは、AT-DAC100は出力を直接プリメインアンプ「AIRBOW PM6007Live」、スピーカー「Focal Spectral 40th(+AIRBOW CLT-5)」に接続して音出しを行い、ヘッドホンアンプはヘッドホン出力をアンプに接続して、スピーカーで音出しして書来ましたので、実際にヘッドホンで聴いたときとは印象が若干異なるかも知れません。それほど大きな違いはないと思いますが、疑問などがございましたら、出力をそのまま録音しているYouTubeにアップロードしている「動画」でご確認をお願いいたします。

YouTube アップロード準備中

製品の概要

AT-BHA100 メーカー希望小売価格 OPEN 実売 12万円程度(税別) (現金で購入)・ (カードで購入

AT-BHA100は、ヘッドホンアンプ AT-HA5050H、AT-HA22TUBE で培った回路・音質設計を発展させ、スロバキア製真空管「JJ ECC83S(12AX7)」をプリアンプ回路に、シングルプッシュプル型パワートランジスターのパワーアンプ回路を備えることでその美しく温かい音調にさらに磨きをかけ、ほかには味わうことのできないユニークな音響特性を持つ「ハイブリッド・ヘッドホンアンプ」で、ハイレゾ音源のリアルな空間表現と高い没入感を創出できると説明されます。

プリ段には、音質の良さと信頼性に定評ある JJ ELECTRONIC社 スロバキア製「ECC83S」を回路干渉を最低限に抑えるため、回路ごとに独立して計4本の真空管を使っています。真空管増幅回路は、自然で豊かな倍音成分を伴うためヘッドホンの音に厚みと臨場感をもたらします。

パワー段にはコンパクトなサイズながら、強い駆動力を持つパワートランジスターをプッシュプル×左右独立で4個採用。真空管プリアンプ部からの信号をワイドレンジに再生します。シンプルな回路の特性と相まって、空気感までも表現することができます。

オーディオグレードで定評のある NJR(新日本無線)社製 高級オペアンプ MUSES8820 をバランス信号反転回路などに採用することで、真空管らしい音の厚みや温かさを引き出します。

ケミカルコンデンサーはニチコン社製のオーディオグレード品、フィルムコンデンサーには滑らかで歪みの少ない音響特性を持ち、自然で抜けの良い音質を実現するWIMA社製と神栄キャパシタ社製を採用しました。信号の切替には、メカニカルリレースイッチを採用し、アースからのノイズ混入をシャットアウト、解像度と信号の純度を飛躍的に向上させました。

基盤は信号ライン・パワーライン・パワーグランドを独立層とした4層基板構造を採用し信号の安定性と豊かな低域再生を実現します。本体から電源を分離させた外付けACアダプターを採用し、電源からのノイズ影響を排除。大容量の電源ユニットと相まって、安定した再生を実現します。

φ4.4mmとXLR-4pinの2系統のバランス端子を備え、幅広いバランス接続ヘッドホンに対応します。

音量調整を個別に行える、φ6.3mmアンバランス端子を2系統備え、異なるインピーダンスのヘッドホンを2台同時に接続できます。

さまざまなヘッドホンの感度やインピーダンスに対応するため、ロー/ハイのゲイン切り替えスイッチを装備。
デスクトップシステムの構築や拡張に便利なRCA端子のラインスルー出力を搭載。

AT-DAC100 メーカー希望小売価格 OPEN 実売 8万5千円程度(税別) (現金で購入)・ (カードで購入

ヘッドホンアンプAT-BHA100との組み合わせを考えたコンパクトなサイズながら、心臓部には2ch用オーディオD/Aコンバーターとして定評のある AKM社製 AK4452VN を採用し高S/Nと低歪みを実現すると共に、PCM768kHz/32bit、DSD22.4MHz(DSD)のハイレゾ音源に対応し、幅広い高品位フォーマットの音源に収録された細やかなディテールまで再現します。

D/Aコンバーターの後段のローパスフィルター部には低歪で立ち上がりの良い、オーディオグレードの TI社製 LME49860 オペアンプを採用。解像感や低域表現をバランス良く再現します。

さらに、D/Aコンバーターから発生する高周波ノイズの影響を受けやすい真空管アンプとの組み合わせを考え、独自のチューニングによりD/Aコンバーターからの高周波ノイズ流出を抑えハイレゾ音源が持つ本来の高品位な再生を実現します。AT-BHC100と同じくオーディオグレードの高音質パーツを多数投入し、高品位D/Aコンバーターの性能をフルに引き出すため、電源安定化回路には歪み特性に優れるアナログ・デバイセズ社製の高品位ICを採用しました。
PCとスマートフォンの接続に対応する2つのUSB入力(USB-Type C?/USB-Type B)と、従来型デジタルの同軸/光の2つ、合計4つのデジタル入力を備えます。

AT-BHA100と共通の外付け大型ACアダプターを採用。フリーレイアウトデザインを採用、縦にも横にも置けます。

試聴環境

音質チェックは、AIRBOWミュージックPC「Enterprise S」とMac Book Proを「有線LAN」で接続し、Enterprise Sに収録しているデーターをMac Book Proに転送し、USB接続したAT-DAC100から音を出して行いました。

AT-BHA100の音質チェックは、AT-DAC100の出力をアナログ接続、MANLEY Absolute Headphone Amplifierも同様にAT-DAC100の出力を繋いで音出しをしています。プレーヤーソフトには、HQ-Playerを使用し、入力を176/192KHz:24bitにアップサンプリングして出力しました。

AIRBOW Enterprise S 販売価格 780,000円(税別) (現金で購入)・ (カードで購入

今回の試聴レポートは、AT-DAC100は出力を直接プリメインアンプ「AIRBOW PM6007Live」、スピーカー「Focal Spectral 40th(+AIRBOW CLT-5)」に接続して音出しを行い、ヘッドホンアンプはヘッドホン出力をアンプに接続して、スピーカーで音出しして書いています。実際にヘッドホンで聴いたときとは印象が若干異なるかも知れません。それほど大きな違いはないと思いますが、あらかじめご了承下さい。

※YouTubeに収録している音声は、出力をそのまま録音しています。

Focal Spectral 40th(40ペア限定) メーカー希望小売価格 960,000円(ペア・税別) (現金で購入)・ (カードで購入

AIRBOW CLT-5 販売価格 175,000円(ペア・税別) (現金で購入)・ (カードで購入

ハイレゾ録音のギターソロ。音の純度のチェックに。

分離がやや悪いコンチェルト。分離感や広がりのチェックに。

言わずと知れたJAZZの名盤。音の細やかさや明瞭度のチェックに。

録音状態の良いロック。パワー感や低音の量感のチェックに。

優秀録音のK-POP。躍動感、エネルギー感、ノリノ良さのチェックに。

気持ちの乗ったライブ録音盤。艶やかさや表現力のチェックに。

YouTube アップロード準備中

 アナログ音声出力をスピーカーで聞いて評価しました。

 My Favorite Things

音の立ち上がりが早く良質なギターらしい乾いた心地よい響きが再現されます。低音も充実しギターの「胴鳴り」がきちんと聞き取れます。さらに真空管の効果でしょう、ギターの音色の鮮やかさ、透明感も綺麗に再現されます。
ギタリストの指使いがきちんと見え、生々しさもかなりのレベル。

この価格にもかかわらず、生ギターの良い音質がストレートに反映されることに驚かされました。

 バッハ・バイオリンコンチェルト

この演奏の録音は、マルチマイクの弊害で「音が重なる=空間が広がりにくい」という問題があります。しかし、その問題点を解決してくれる再生機器は、録音の善し悪しを選ばない優れた特徴を持つと言えるのでこのソフトを試聴に使います。
通常この価格帯のDACでは、音の細やかさや分離が不足してこのソフトをキチンと鳴らせる製品は少ないのですが、驚いたことにAT-DAC100は、その難しい問題をクリアしています。
弦楽器の色彩感も十二分に再現されますし、バイオリン、チェロ、コントラバスなどの弦楽器が奏でるハーモニーも再現性も見事です。本格的な交響曲らしい空間の広がりと、複雑な音や響きの素晴らしさが十分味わえました。

 サクソフォン・コロッサス

サックスの音の素晴さに驚きました。テナーサックスらしい太さが出て、中域にも十分ウエイトが乗っています。

けれど前の2曲では気づかなかったのですが、この曲では高域の鋭さが僅かに不足し、立ち上がりがワンテンポ遅れがちになってリズムの流れがやや「ドタバタ」してしまいます。シンバルやドラムを聴いていると、高域の鋭さが足りません。ただこの演奏、録音がそういう傾向を持っているので、装置のせいだけにするのはやや忍びないと思います。

中低域は十分に出るし、ピアノの音も十分で、良い意味で肩の力が抜けた、演奏の楽しさも伝わります。この曲の持ち味は、十分引き出されていると思いました。

 Slide It In

エレキギターの弦の分離感が素晴らしいです。複雑な音それぞれが見事に再現され、それらが絡み合って生まれる独特な「音の厚み」まできちんと再現されます。ボーカルの表情も細やかで、伴奏との分離も綺麗に出ています。
サクソフォン・コロッサスで感じた、僅かなリズムの遅れが気になるものの、音質そのものはかなり高いレベルにあります。

 You & I

ヒラリーハーン演奏のバッハ・バイオリンコンチェルトと同様に打ち込みが多用されるこの曲でも、音が団子になってしまいやすいのですが、コンチェルトでその難問をクリアしたように、このPOPS系のソフトでも分離は十分です。
伴奏からボーカルが綺麗に抜け出してくる様子、コーラスのハーモニーがひとりずつ聞き取れるところなどは、この価格帯で他に例を見ないほどです。

しかし、残念ながら僅かな立ち上がりの遅れはまだ感じられれ、そのせいでリズムが完全に走りません。

 キスして抱きしめて

艶は十分にありますし雰囲気も良く、ホーカルの表情変化もデリケートに再現されます。けれど響きが僅かに早く消えるので、思ったほどムードが深まらず、感情移入がちょっと少ないように感じられます。このあたりはさすがに価格の限界なのかも知れません。
ライブが終わったときの観客の拍手から伝わる感動を「イメージ」していただければ、AT-DAC100の表現力がわかるでしょう。

総合評価
普段聞いている「高額製品」と比べると、音の細やかさが僅かに不足して感じられることがありますが、価格を考えれば望外の高音質と言えるでしょう。

2倍高額な「TEAC UD-505」と比較するなら、音質に不利とされる「インバータ電源を使うACアダプター」や「華奢な筐体」などはもちろん、価格も含めて選択対象とはなり得ないと思いますが、聞いてみるとその音質は比較しうるレベルにありました。

この価格でこの音質は立派だと思います。

 ヘッドホン出力をスピーカーでモニター(YouTube動画は、ヘッドホン出力を直接録音)

 My Favorite Things

音の細やかさはほとんど変わらないか、すこし向上しているようです。

真空管の響きが僅かに加わることで、AT-DAC100の出力が磨かれ、さらに音の広がり、立体感が向上します。
ギターリストが弦を弾いてから響きが消えるまでの音の変化がより細やかで、弦の振動が減衰してゆく様子までリアルに聞き取れます。全体的なバランスも向上し、音が出ていると言う感覚が完全に消えて、生演奏を聞いている感覚により近づきました。

 バッハ・バイオリンコンチェルト

音の滑らかさが向上し、弦楽器の音がさらに滑らかになってきました。高域の透明感や伸びやかさも向上しています。
倍音構造の分離感や明瞭度はほとんど変化しないまま、「混ざり具合」がより完璧に近づき、楽器の音色の変化が大きくなって、演奏がより大きく躍動します。
音質の違いはたぶんごく僅かなのですが、生演奏を聞いている雰囲気にグッと近づきました。

 サクソフォン・コロッサス

ドラムやシンバルの遅れが改善し、リズムが整ってきます。サックスは、リードを吹いたときの「切れ味」まできちんと再現され、音の変化が早くなっていることがうかがえます。

真空管の働き(エフェクト効果)で響きが長くなりギターに艶が出るのは容易に理解できますが、同時に音のエッジの立ち上がりも改善されて響きが良い意味で「乾いてきた」のが印象的です。

サックスの音もより生々しくなり、ドラムは「どの位置を叩いているか」まで感じ取れるように変化しました。総じて楽器の音の変化がよりリアルに再現され、オーディオの音を聞いている感覚がほとんど消えています。まるで生演奏を聞いている雰囲気です。
バッハ・バイオリンコンチェルトでも感じたように、演奏の抑揚がより大きくなるのも同じです。

AT-BHA100の追加は、音質よりも雰囲気の改善が大きく、結果、演奏がより楽しく聞けるようになっています。

 Slide It In

言い意味で奏者の肩の力が抜け、リズムが軽やかで演奏の展開が早くなりました。
ボーカルとギターの分離は素晴らしいままに、それぞれの「関係性」がより正確で濃密になってきています。
ボーカルが入っている部分と、演奏だけの部分での「ギターの音の違い(主役交代のイメージ)」も明確です。
欲を言うなら、もう少し音の切れ味と爆発力が欲しいですが、価格を考えれば十分な音質だと感じられます。

 You & I

低音は、音の消える部分が最後まで再現されるようになって、押し出しが強くなりました。
ボーカルは、ピーキーな感じが緩和されて、滑らかさと艶やかさが向上しています。
オーディオ的なイメージが緩和され、生演奏を聞いている雰囲気にグッと近づいたのが印象的ですが、PA(オーディオ的増幅)を使って聞くこの曲では、AT-DAC100の直接出力もまた違った魅力があったように思います。

 キスして抱きしめて

ライブの雰囲気がグッと深まります。ボーカルの求心力もまったく別物のように変わりました。
audio-techinica作る、真空管を内蔵する業務用コンデンサーマイクは、プロ業界でも高い評価を得ています。民生機と業務機設計に技術や音作りの交流があるのかどうかは定かではありませんが、今聞いているAT-BHA100は真空管の特性を上手く生かし、艶や滑らかさが不足しがちなデジタルの音を「アナログ」に近づけることに成功しています。言葉を換えるなら、より「自然で生っぽい音」に変化させる力を持っています。それは、私が良く言う「無機物が有機物になったような変化」です。

この演奏では、特にその違いがよくわかります。

ミーシャの歌の力がグッと大きくなりました。

総合評価
今回の試聴は、「AIRBOW PM6007 Live」というAIRBOWのラインナップ中では比較的安めの製品を使っていますが、それはPM6007 Liveを使って聞く音が「ヘッドホンで聞いたときの印象に最も近い」からです。
AT-BHA100の華奢な外観や安っぽいACアダプターの外見に騙されてはいけません。10万円をすこし超えるヘッドホンアンプとしては、トップクラスの音質に仕上がっているからです。特に真空管の特質を生かした「自然な鳴り方」には好感を持てます。

しかし、同時に試聴機として届けられた「ATH-ADX5000を鳴らすアンプ」として考えるなら、その音質は少々物足りないのも事実です。10万円程度までのヘッドホンと組み合わせると、その良さを十分に発揮できると思いました。

 MANLEY Absolute Headphone Amplifire

ゲイン:中 、 出力:PP 、 イコライザー:バイパス 、 YouTubeの音声はRCA出力から録音

 My Favorite Things

ギターの音の「鮮やかさ」、演奏の「早さ」が全く変わります。ギタリストが弦を弾き、その響きが胴に広がり、静寂に消えて行くまでの変化の細やかさ、多彩さはまったく別物です。左手が弦の上を滑るノイズもリアル。
AT-BH100は無機物を有機物に変化させましたが、Absoluteは無農薬オーガニックの味わい濃さをそれに加えます。
帯域バランスも改善し、もはや生演奏を聞いているとしか感じられない音質へと一気に変貌しました。

 バッハ・バイオリンコンチェルト

弦楽器がより「上質」になって、演奏の流れや抑揚がより自然になります。さらにAT-BHA100よりも落ち着きのある音が、演奏にバッハらしい静けさと深みを与えます。コンサートマスターと、伴奏バイオリンの音色の変化もより明確です。
「主題」と「そうでないもの(脇役)」の違いが明確に描き出され、演奏の構造もより明瞭に再現されました。

「録音の悪いソフト」を聞いている印象は、もはや完全に消えていました。

 サクソフォン・コロッサス

ここまで音質が向上しているにもかかわらず、リズムがまだ完全に走り切らないのは、AT-DAC100の限界でしょう。けれど、それぞれのパート(楽譜に書かれた音符の存在感)の分離感と関係性の改善は見事の一言に尽きます。
シンバルの鳴り、ピアノノタッチ、もちろんメインのサックスの音質もグッとリアルになって、演奏の途中に入っている奏者の「うなり声」もがきれいに聞き取れるようになりました。
この魅力的なサックスの音を聞くだけでも、このアンプを使う価値はあるでしょう。

 Slide It In

さすがに「アメリカ製」のアンプだけあって、エレキギターの鳴りは見事の一語に尽きます。
演奏の「厚み」や「力強さ」がグッと向上します。また、AT-BHA100では聞き取れなかった「響き」や「演奏の間」も綺麗に再現されます。Rockはこのアンプにふさわしい音源です。
今聞いている音は「本場のライブ」さながらの音。実に素晴らしい!

 You & I

低音の量感がまったく違ってきました。
ボーカルはクライマックスに向かってスッと伸び、打ち込みのはずのベースラインも生演奏のようにすら感じられます。
この曲が持っている精度の高さ、最近のJ-POPがなくしてしまった芸術としての完成度の高さがしっかりと伝わります。この時代のK-POPの音質が、最高でした。

 キスして抱きしめて

ボーカルの高域、ギターの高次倍音の再現性が向上し、気になっていた高域の情報量不足が完全に解消しました。その結果、ライブ感や演奏の深みや魅力がさらに磨かれます。
AT-BHA100はバランス良く、この曲を十分な音質で聞かせてくれました。けれどAbsoluteでそれを聞いた後では、AT-BHA100ですら「アクリルの仕切り越しにライブを見ているよう」だったと感じます。

Absoluteには、奏者とリスナーを「遮るもの」がありません。手を伸ばせばステージに手が届きそうなほどに、ミーシャが耳のすぐ側で歌っているように、素晴らしくリアルなサウンドです。

スピーカーを介してさえこの音質ですから、ヘッドホンで「その音を耳のすぐ側で聞いたときの感動と興奮」は、あなたの想像を遙かに超えるかもしれません。

総合評価
AT-BHA100とは価格が全然違うのだから当然と言えば当然ですが、音質は大きく違います。ただ音質がこれだけ向上すれば、情報の細やかさや全体のバランスも変わるはずなのですが、それが大きく変わらないのはやはり、AT-DAC100の限界なのでしょう。

オール真空管という魅力。可変ボリュームは使わず、物理的なリレーで抵抗を切り替えて音質を調整するアッテネーターを搭載するこだわり。しかも、そのアッテネーターは、かなり細かく音量を調整できるのです。質感高い独特な佇まいなど、Absoluteは最高峰ヘッドホンアンプにふさわしいオーラを纏っています。高価なヘッドホンを使うリスナーには是非ともおすすめしたいアンプです。

Absoluteには、RCA/XLR各一系統の「プリアウト」が装備されています。しかし、ヘッドホン出力ではボリュームを絞りきると「音量がゼロになる」のにプリアウトだと、なぜがボリュームを絞りきっても「音量がゼロにならない」のです。Absoluteをプリアンプとしても使うと、本格的な真空管プリアンプと同じくらい良い音がするので、ちょっと残念です。

Absoluteをヘッドホンアンプとしてだけではなく、プリアンプとしてお使いの場合には、「入力にボリュームのあるパワーアンプ」をおすすめします。それなら、「再小音量時の音量は十分小さく」できます。もちろん、音量調節はリモコンが使えますし、ミュートもあるので、そこまでしなくても使えなくはないでしょうが。
※今回の試聴では、時間の関係で「Absoluteはほとんどウォーミングアップなし」で聞き始めました。感じでは「4曲目あたりから本領を発揮してきた」ように感じられるので、1〜3曲目は、暖まりが足りず、すこしエネルギー感が不足していたかもしれません。

ATH-ADX5000 メーカー希望小売価格 OPEN 実売 26万円程度(税別) (現金で購入)・ (カードで購入

AT-BHA100の試聴のため同時に貸し出された、ATH-ADX5000を「AT-BHA100」と「Absolute」で聞いてみました。
ATH-ADX5000は、オープンエアー型の特徴である「スピーカーのような広がり感と圧迫感の少なさ」を持つ、色づけが少なくフラットな音質です。イヤホンのようにむやみに「細やかさが強調される」わけでもなく、密閉型のように「ハウジングの響きが付加される」こともありません。とてもフラットな音質で、アンプの素性をきちんと再現します。
しかし、木製のハウジングを使うaudio-technicaのモデルと比べると「切れ味には優れる」反面、「ハウジングの響き」が付加されないので「ややあっさり」感じられるようです。また、この価格帯の他のヘッドホンや、もう少し安いFocal イーリアなどと比べると「音の細やかさ」がそれらに届かない印象もあります。

かけ心地は問題なく、単体で聞いた場合音質的は十分なので、購入を後悔するようなことはないと思えますが、一応購入前に音質はチェックした方が賢明だと思いました。

番外編

試聴を終えて、Mac Book ProのUSB出力に、USBを光デジタルに変換できる装置(RATOK RAL-2496UT1)を接続して、HQ Playerからの出力を光デジタルに変換し、PM6007 Liveに光デジタル接続して内蔵DACで鳴らして見ました。
CDプレーヤーなどの「LINE出力」しか持たない機器のヘッドホンアンプには、ヘッドホン駆動に専用の小さなアンプが使われますが、プリメインアンプではスピーカーアウト(大出力パワーアンプ)でヘッドホンを直接駆動します。スピーカーを鳴らせる余裕の回路をヘッドホンという小さな「スピーカー」を鳴らすのに使うため、細やかさなどはヘッドホン専用アンプに適わないことがありますが、一般的なヘッドホンアンプよりもパワフルな音が出ます。高音質のプリメインアンプをお使いなら、あえてヘッドホン専用アンプを買わなくても良い音でヘッドホンが聞けるかも知れません。実際、PM6007 Liveのヘッドホン出力の音(YouTubeの動画はヘッドホン出力の音を録音しています)は、かなり良い音でした。

AIRBOW PM6007 Special 販売価格 125,000円(税別) (現金で購入)・ (カードで購入

製品の概要

ベースモデルのmarantz pm6007は、旭化成エレクトロニクス製 32bit ステレオプレミアムD/Aコンバーター「AK4490EQ」を採用するDACを搭載し、同軸/光のデジタル入力を備えるプリメインアンプです。marantz伝統のHDAM-SA2を搭載する本格的なプリアンプ部とフルアナログのディスクリート回路パワーアンプが組み合わせられます。デジタル入力が選択されていないときには、デジタル入力回路への電源供給を停止し、アナログ入力の音質に影響を与えない設計を採用するなど、デジタル入力とアナログ入力の高音質を両立させるなど、marantzらしいこだわりに満ちた製品です。

AIRBOW PM6007 Liveは、メインの電源平滑コンデンサーの交換など約50箇所の改良を加えることで、デジタルアナログ双方の入力で数倍程度のプリメインアンプに匹敵する音質を実現したAIRBOWカスタムモデルです。

今回は、AT-BHA100、AT-DAC100と同じ条件で「デジタル入力」し、ヘッドホン出力で音質をチェックしました。

音質評価は「YouTube(準備中)」で。

2020年11月 逸品館代表 清原 裕介

 

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