AUDIO-PRO B2.27 MARK2 サブウーファー AIRBOW IMAGE11/KAI サブウーファー 音質 評価 テスト 使い方

逸品館がその音質に惚れて再生産を開始した audiopro B2.27 Mark2 サブウーファー音質テスト

AIRBOW IMAGE11/KAIシリーズに最適なサブ・ウーファー

audio-pro B2.27 Mark2 逸品館販売価格:¥70,000(税別)

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主な仕様

B2.27 Mark2

形式

アンプ搭載型サブウーファーシステム

ユニット

162.5mm×2

入力端子

RCA (MONO) / SP-LEVEL (STEREO)

出力端子

SP-LEVEL (STEREO)

ハイカット

50Hz−100Hz (連続可変 / 12dB/oct)

周波数特性

26Hz〜ハイカット周波数

許容連続出力

150W

電源電圧

100V(50−60Hz)

無信号時消費電力

約10W (逸品館にて計測)

重量

13.2Kg

寸法

W340×D380×H370(mm) 突起部含む

付属品

脚置き台×4 (φ25mm円形)

接続ケーブル (RCA/5m)

手袋 (汚れ防止用)

取扱説明書 (英文)

操作部の説明

メインスイッチ

スピーカー信号入力端子

スピーカー信号出力端子

RCA信号入力端子

スイッチ連動切り替えレバー (下:常時ON / 上:信号入力時のみON)

ハイカット周波数切り替えつまみ

音量調節つまみ

主な特徴

ユニットを左右に一つずつ配置した水平対向方式により、ユニットの慣性モーメントが中和され歪みの少ない低音が再生されます。ユニットが2方向・バスレフポートが底面に付いているためサブウーファーを中心にむらなく音が広がるので圧迫感が少なく、部屋のどこに置いてもサブウーファーの位置がわからない理想的な無指向性を実現しています。(詳しいテストはこちら

コーンインシュレーター型脚の採用により、無駄な膨らみの少ないスッキリとした低音を再現します。

サブウーファーの接続、調整と音質テスト


テスト時の設置環境

テストは、AIRBOW IMAGE11/KAI2の組み合わせで行いました。

使用したアンプはAIRBOW SR7002/Specialです。

プリメインアンプ(プリアンプ)との接続方法と調整

SR7002/Specialのスピーカー設定を「サブウーファー無し」にして、プリアウトの左右のどちらか一方をB2.27のRCA入力端子に接続します。

※通常の音楽信号では、低域成分が左右どちらにも振り分けられているので、片側だけを接続するだけで構いません。また、左右をまとめて接続するとアンプのチャンネルセパレーションを著しく損ねる場合がありますので、無理に左右をまとめて繋がないようにご注意下さい。

接続について更に詳しいページ、プリアウトのないアンプとの接続はこちら

この方法は、B2.27 Mark2をサブウーファー出力端子の設けられていない、普通のプリメインアンプやプリアンプと接続する方法ですが、B2.27 Mark2とAVアンプとの接続にもこの方法をお薦めいたします。

この方法なら、サブウーファー出力端子とB2.27 Mark2を接続した場合に「サブウーファーが動作しない、7.1chダイレクト入力」や「サブウーファー信号が出力されないディスクの再生」時にも、サブウーファーが動作し「B2.27 Mark2の大きな効果」を常にお楽しみ頂けます。

(フロント)プリアウトの片chとB2.27の入力を接続したら、B2.27 Mark2背面パネルのつまみで「高域カットオフ周波数」と「音量」の両方を調整します。

  1. サブウーファーを部屋の任意の位置に設置します。AVアンプ以外のアンプでは、サブウーファーの距離を調整する機能がありませんから、出来るだけリスニングポジションとスピーカーの距離と同じ距離(青い点線上)にサブウーファーを設置します。
    通常サブウーファーは、(2)のように左右のスピーカーの間に設置するのが望ましのですが、B2.27 Mark2は、指向性が緩やかなので例外的にスピーカーの外側に設置しても音質的な問題が生じません。これは他のサブウーファーにはない大きな長所です。
    ※青い点線上にサブウーファーを設置することが難しい場合には、このページの一番上の写真のような位置にB2.27を設置しても、ほとんど問題のない良好な音質が得られますから、設置位置の問題はあまり気にされなくても大丈夫です。

  2. 接続が完了したらサブウーファーの電源を入れ、ボリュームを上げてサブウーファーから音が出ることを確認します。
    ※電源極性による音質変化をテストしました。B2.27の電源ケーブル、プラグには極性表示がありませんので、極性はテスターなどがなければチェックできません。テスターで極性をチェックしてからテストしたところ僅かに正極性の方が自然な感じでしたが、正極性/逆極性で大きな差は感じられませんでした。電源極性は、あまり気になさらなくても大丈夫だと思います。

  3. 音量を大体適当と思われる音量より少し大きめにして、高域フィルター(LOW PASS FREQUENCYつまみ)の調整を行います。

  4. 高域フィルターのつまみを左いっぱいに絞った状態(50Hz)でベースなどの低音楽器とボーカルが入ったソフトを演奏し、ボーカルを聞きながらつまみを右にゆっくりと回します。

  5. ボーカルが徐々に肉付き、パワー感と透明感が増します。行き過ぎるとボーカルが濁り曇った声になります。ボーカルが最も透明でパワー感が強く聞こえるつまみの位置が、正解のポジションです。
    ※低音楽器を聞きながら合わせるのは非常に難しいのでお薦めできません。
    ※IMAGE11/KAI2(KAIシリーズはすべて同じでOKです)との組合せでは、高域フィルターつまみの位置は、ちょうど真上(12時)のポジションになります。高域フィルターつまみの位置は、スピーカーによって変わります。IMAGE11/KAIシリーズとの組合せでは、必ず12時にしてご使用下さい。

  6. サブウーファーの音量を微調整します。音量を上下して(4)と同じようにボーカルの透明感とエネルギー感が最も大きく引き出されるポジションを探します。上手くいかないときは、大体あっていると感じる音量にして(4)の調整をもう一度行います。(4)と(5)を繰り返すことでサブウーファーの微調整が出来ます。
    ※音量は部屋の特性によって若干変わりますが、IMAGE11/KAI2(KAIシリーズはすべて同じでOKです)との組合せのボリューム調整つまみの位置は、ほぼ12時くらいの位置になります。12時よりボリュームが大きいと低音が過大となりますので音量を上げすぎないようにご注意下さいませ。

    メーカー推奨のサブウーファーとAVアンプの接続方法はお薦めしません。

    サブウーファープリアウトが装備されているAVアンプと接続するメーカー推奨の接続方法は、下記のようなものです。しかし、小型スピーカーにかかわらず大型スピーカーを使った場合などにも上記の「サブウーファー無しの設定による接続」をお薦めいたします。その方が良い音質でサブウーファーをお使い頂けるからです。

    しかし、例外的に「サブウーファーの効果が感じられない」場合などには、下記のメーカー推奨接続方法をお試し下さいませ。

    AVアンプのサブウーファー出力とB2.27のRCA入力端子を接続します。接続が終わったら、B2.27の背面パネルのつまみで「高域カットオフ周波数を最大」にします。「音量」は、調整します。

    ※AVアンプとの接続では、サブウーファーの高域信号はAVアンプ側でカットされますから、サブウーファーの高域フィルターつまみは、必ず右いっぱいに回しきった位置でご使用下さい。

  1. AVアンプの説明書を参照しスピーカー設定メニュー画面を開いて「サブウーファー:ON(あり)」にします。

  2. FRONTスピーカーのサイズを入力する機能が搭載されている場合には、FRONTスピーカーのサイズを「SMALL(小)」に設定します。

  3. サブウーファーの距離を入力する機能が搭載されている場合には、リスニングポジションからサブウーファーのユニット中心までの距離の近似値を入力してください。

  4. 音量つまみを左いっぱいに絞った状態(音量ゼロ)でベースなどの低音楽器とボーカルが入ったソフトを演奏し、ボーカルに注意しながらつまみを右にゆっくりと回すとボーカルが徐々に肉付き、パワー感と透明感を増します。行き過ぎるとボーカルが濁り、厚ぼったい曇った声になります。ボーカルが最も透明でパワー感が強く聞こえるつまみの位置が、正解の音量です。
    ※低音楽器を聞きながら合わせるのは、難しいのでお薦めできません。
    ※IMAGE11/KAI2(KAIシリーズはすべて同じでOKです)とSR7002/Specilalの組合せでは、音量つまみの位置は、10時半〜11時半くらいの位置になります。音量つまみの位置は、部屋の音響特性や設置場所によって若干変わりますので、聞きながら程よい位置を探してください。12時を越える場合には音量過多です。AVアンプのサブウーファーの音量が±0dBの場合、そこまで音量を上げる必要はありません。

  5. DVDプレーヤーとAVアンプをアナログ入力(7.1ch入力)で接続している場合には、DVDプレーヤーの説明書を参照し、DVDプレーヤーのサブウーファー調整パラメーターをAVアンプと同じ要領でセットアップします。

IMAGE11/KAI2と組み合わせた場合の音質

いつものエゴ・ラッピンのCD(3曲目)を聞いてみました。ベース、ドラムなどのパンチが増すのは当たり前ですが、ボーカルの音色がグンと本物らしくなることに驚きました。過大な表現ではなく、Vienna AcousticsのT3Gに近い音質まで一気に向上します。サブウーファーによる違和感もほとんど皆無です。

このページ始めの写真のように、B2.27をわざととんでもない位置に設置してテストしましたが、見事にサブウーファーの存在感は消え、椅子の後ろで鳴らしているにもかかわらずスピーカーから低音が出て来るとしか感じられない良好な低音が再現されました。IMAGE11/KAIシリーズは、B2.27を追加することで、低音の量感が増えるだけではなく、「音の広がり」、「暖かさ」、「柔らかさ」、「色彩感」、「エネルギー感」が大きく向上し、高級大型スピーカーに匹敵する素晴らしいサウンドが実現します。

サブウーファーを付け加えてIMAGE11/KAI2を聞いた後、電源を切ると音が痩せて本当に寂しい音になってしまいます。お試しいただければ、きっとその大きな違いに驚かれるでしょう。

2008年2月 逸品館代表 清原 裕介

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