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TAD 同軸3Wayスピーカー"ME1" ご紹介と音質チェック
このテストレポートは、リニューアルされた新しい逸品館.comでより快適にご覧いただけます。 TAD ME1-K メーカー希望小売価格 630,000円(1台・税別) 専用スタンド ST-3-K メーカー希望小売価格 240,000円(ペア・税別)
TADの一番小さなスピーカー、ME1(Micro Evolution One)中型ブックシェルフ型エンクロージャーに口径9cmの同軸2Wayユニットとアラミド複合素材振動板を採用する16cmウーファーを搭載した、高性能な3Wayスピーカーです。 基本的なデザイン・コンセプトは先に発売された「CE1」を踏襲していますが、CE1には使われていなかった新たな技術も採用されています。 ME1の概要 ・定位に優れ、自然な拡がりを再現する新開発9cmCSTドライバーを搭載 ・CE1から進化し、さらに小口径に最適化されたCSTユニット ME1のために開発された新型CSTドライバーは、420Hzから60kHz(CE1は、250Hzから100KHz)という広帯域にわたり位相特性・指向特性ともに優れた音響特性を持ち、安定した定位と自然な音場空間をもたらします。ユニットの小口径化にあわせてクロスオーバー周波数は「ミッドレンジとウーハー:420Hz」、「ミッドレンジとトゥイーター:2.5kHz」(CE1は、250Hz、2KHz)に変更されています。
(CE1のCSTユニット) ・新開発16cm口径ウーファーを採用力の最適化を図った振動板16cmウーファーを採用 ウーファーには、アラミドの織布に不織布をラミネートした振動板を新開発。ボイスコイルには高強度のチタン製ボビンが採用されました。高い放熱特性をもち、パワーリニアリティに優れる新型ウーファーは、クリアな低音を再生し、カラーレーションのない素直な中低域の再生の実現に貢献します。 ・Bi-Directional ADSポートを採用力の最適化を図った振動板16cmウーファーを採用 “CE1”のために開発された、エンクロージャーの両サイドパネルにスリット状のポートを配置し、前後へ開口部をレイアウトする「Bi-Directional ADSポート」がME1にも採用されました。銀杏の葉を合わせたような、この独特なバスレフポートは滑らかに効率よくポートから気流を排入出させ、ポートノイズを低減するとともにウーファー再生帯域内に強く影響を及ぼす低次の内部定在波がポートから漏洩する現象を抑制します。 さらにポートを前後・左右に対称レイアウトとしたことで、吹き出す空気がエンクロージャーを振動させる力が打ち消され、ME1はこのサイズのスピーカーの常識を覆す豊かで力強い低域の再生を実現するとともに、理想的な「音の広がり(左右対称の緩やかな指向性)」を生み出すことにも成功しています。 ポートから排出される低音を前後にむらなく広げるための「プレート」部分は、CE1の5mm厚アルミから、ME1では3mm厚鋼板へと変更され、強度の低下を招くことなく本体のスリム化を実現しています。 ・キャビネットの不要共振を低減するSILENTエンクロージャーを採用 ・干渉を最小にするため独立してマウントされたネットワークフィルターを採用
試聴環境 今回の試聴は、3号館のデジタルコンサート(奥側の部屋)でカーペットの上に「AIRBOW WFB-4449HD」を置き、その上に「WELLFLOAT WELLDISC」を設置、ME1+専用スタンドST-3をスパイクベースを使わずに設置しました。 CDプレーヤーには「M1000 Mark2」を選び、AIRBOW ミュージックPC「N54LTD2」からUSBでデーターを入力することで、D1000Mark2を「DAC」として使っています。 パワーアンプには「M1000」を選び、プリアンプを使わない場合と、TADの音質に最適化されているAIRBOWの真空管プリアンプ「Jumbo Shrimp Ultimate」を使った場合の音質を比較しました。
ME1をD1000Mark2-M1000ダイレクト、AIRBOW Jumbo Shrimp Ultimateで聞き比べてみた。
D1000 Mark2-AIRBOW Jumbo Shrimp Ultimate-M1000で「クラシック」を聞いてみた。
D1000 Mark2-AIRBOW Jumbo Shrimp Ultimate-M1000で「ジャズ」を聞いてみた。
D1000 Mark2-AIRBOW Jumbo Shrimp Ultimate-M1000で「ポップス」を聞いてみた。
D1000 Mark2-AIRBOW Jumbo Shrimp Ultimate-M1000で「邦楽」を聞いてみた。
ME1の発売時、2016年に行った「試聴会」の様子はこちらからご覧いただけます。 2022年9月 逸品館代表 清原 裕介 |
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