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Luxman CL-38uL MQ-88uL 真空管 プリアンプL パワーアンプ 音質 比較 評価 レビュー 試聴 90周年記念 90台限定モデル 音質 比較 試聴 評価 テスト レビュー 販売 価格2015年10月、DENONから新型プリメインアンプ「PMA-SX11」とCDプレーヤー「DCD-SX11」が発売されました。これらのモデルには、すでに発売されている上級モデル「PMA-SX1」、「DCD-SX1」の主要な技術に加え、最新の技術が追加されています。今回は、スピーカーにTAD CE1を組み合わせて「RCA接続」と「バランス接続」の音質を聞き比べました。 PMA-SX11の主な特長 PMA-SX11には、上級モデルPMA-SX1と同じDENON伝統の「UHC-MOS シングル・プッシュプル回路」が搭載されます。トーンコントロール回路を持たない、シンプル&ストレート思想などはSX1とSX11で共通しています。 SX1との違いは、SX1が左右/+、ーの合計4個の出力回路を搭載する(BTL/バランス構成)のに対し、それがSX11では左右各1個の合計2個に省略(アンバランス構成)されていることです。
それぞれのアンプの最大出力は「SX1=50W」で「SX11=120W」とされていますが、同じ回路を同じ条件(電圧)でバランス動作させた場合、アンバランス動作の2倍の出力が得られます。したがって計算上、SX1の出力はSX11の2倍「SX1=240W」でなければなりません。それが計算通りにならないのは、UHC-MOSの発熱が大きいため、SX1のサイズでは240W出力に耐えるスペース(放熱板サイズ)が取れないため、電圧を低くして出力を抑えているからだそうです。 また上の図のように、バランス出力回路(BTL)は、電圧が上昇するときも、下降するときも、電源電圧がかかる(スピーカーユニットを強制的に止めようとする働きを持つ)ため、パワー感やリニアリティーなどの点でアンバランス出力回路よりも有利だとされています。しかし、SX1の電源電圧がSX11よりも低いことで、必ずしもSX1の音質がSX11よりも有利だとは限りません。この点を試聴時に確認したいと思います。 DCD-SX11の主な特長 DCD-SX11には、上級モデルと異なるドライブ・メカニズムか使われていますが、これはコストの制限によるものだと思われます。しかし、デジタル回路は、SX1よりもサンプリング周波数、量子化ビット数共に上回る、384kHz/32bit対応となっています。この改善に伴い「アルファ・プロセッシング」も384KhZ/32bit対応の「Advanced AL32 Processing Plus」へとアップグレードされました。USB入力もDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bitへとアップデートされています。 面白いのはCD/SACDだけではなく、DSDデーターや192kHz/24bitまでの音楽データーを記録したDVDR/RWディスクと、48kHzまでのサンプリング周波数の音楽データーを記録した、CD-R/RWディスクの再生にも対応することです。 USBメモリーやスマートフォン(iPod)などに対応する、USB TYPE-A入力も備わっていますが、入力端子が「背面」に備わるので、それが前面に備わるmarantz製品ほど使いやすくありません。そのため、DCD-SX11には、50cm程度のUSB延長ケーブルが付属しています。音質的にはあまり面白くない、この端子の位置は「前面パネルに穴を開けたくない」という、ユーザーの希望に応えるためだと言うことです。 試聴環境 スピーカー:TAD CE1(お問い合わせはこちらからどうぞ) テスト概要紹介画像 試聴ソフト (CDからリッピングしたWAVファイルを編集して記録した、CD-Rを再生)
PMA-SX11/DCD-SX11
総合評価 |
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