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luxman L550AX Mark2 ラックスマン プリメインアンプ 比較 試聴 音質 評価 販売 展示 価格 レビュー 評判Luxman DA-150 USB DAC ヘッドホンアンプ 音質評価 試聴レビュー
Luxman DA-150 (USB DAC ヘッドホンアンプ) メーカー希望小売価格 98,000円(税別)※解説は輸入代理店ページより流用 「Luxman(ラックスマン)」から、強力なヘッドホンアンプを備えたUSB DAC 「DA250」の廉価モデル「DA-150」が発売されました。このモデルは、上級モデル「DA250」から、PCM192Khz/32bit、DSD 5.8MHz対応のUSB入力、最大、PCM192kHz/20bit対応の同軸/光デジタル入力、ヘッドホン出力の音量調節にLuxmanオリジナルの高音質ボリューム「LECUA」が引き継がれています。 DA150に入力されたデジタル信号は、PCM1795が内蔵するデジタルフィルターで、352.8/384kHz、32bitにアップコンバートされてから処理されます。また、DA-250と同じく、PCM入力時には「32bitデジタルIIR」と「32bitデジタルFIR」の2種類から、DSD入力時には「ノーマルアナログFIR」と「ハイアッテネーションアナログFIR」の2種類から、信号処理を行う「デジタルフィルタ」が選べ、それぞれに2種類の音色が楽しめるようになっています。 DA250では採用されていた、電子制御アッテネーター「LECUA」による精密な音量調節がRCA出力から省かれていますが、アナログボリュームでは小音量時に避けられない左右の音量誤差(ギャングエラー)が一切発生せず、小さな音量から細やかに音量調整ができる「LECUA」がこの価格帯のヘッドホンアンプに搭載されている意味は大きいと思います。上級モデルの設計を引き継ぐことで、性能を落とすことなくコストダウンされたDA-150は、外観こそコンパクトですが中身はかなりハイグレードな製品に仕上げられています。 DA-150 特長
デジタル回路 アナログ回路 luxman DA-150のWindows対応 USBドライバーの不具合について 仕事に使う「Window PC」には、USB周辺機器のドライバーを極力インストールしない。私はそう決めています。なぜならば、USB用ドライバーの出来が悪いとOSそのものの動作が不安定になるからです。 職業柄、様々なUSBオーディオドライバーをインストールしなければならないオーディオ機器の評価用PCには、トラブルを避けるため専用のノートパソコン(Windows7 Professional)を用意しています。 すでにLuxmanのUSBドライバーがインストールされているこのPCに、DA-150を繋いだところ認識されませんでした。そこでメーカーが添付していた、DA-150対応の最新ドライバーをインストールしましたが、新旧のドライバーを何度入れ直しても「DA-150」を認識せず、結局再生できませんでした。何度かは、認識して音が出たのですが、その時も間欠でしか音が出ず、まったく使い物にならない状態でした。他のPCにも入れたのですが、やはり状況は思わしくなく、音が出ませんでした。 Windowsでの音質評価は諦めてMacを接続すると、こちらはドライバーをインストールすることなく正常に動作します。LinuxベースのAIRBOW MSS/MSPでもMacと同様に「繋ぐだけ」で簡単に使うことができました。 DA-150を購入しWindowsでこの製品をお使いになる場合、ドライバーの相性が悪く使えなくても、それは故障ではなく、またそのためにPCが不安定になったとしても「自己責任」を事前に確認するソフトウェアーの契約条項がありますから、万が一そのような事があっても「返品」はできません。同じように中古品を購入した場合でも、ドライバーの相性問題で「鳴らない」という事態が発生しても、Luxmanのサポートは受けられません。ここがオーディオ機器とPCの違うところです。 DA-150をWindowsで使いたいとお考えなら、事前に動作を確認したほうが安心だと思います。 また、今回動作しなかったPCの「レジストリ」をコピーして、Luxmanに送っています。近い将来、不具合の解消したドライバーが用意されることを願っています。 そういうことで今回は、Windowsではなく、Mac Book Pro OS-X(Yosemite)での試聴となりました。 まず、Macにインストールしている再生ソフト、i-TunesとWin-Ampを聞き比べました。Win-Ampの方が音が細かく、高域が伸びやかなので、今回はWin-Ampで試聴しました。ただし、Win-Ampは開発が完了したソフトですから、ご使用はおすすめいたしません。 試聴環境 試聴は12時間のウォーミングアップの後に行いました。
Vienna
Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G) (現金で購入)・(カードで購入)・(中古で探す)
試聴したソフトは、いつもの5曲です。CDを聞きました。
試聴後感想 スピーカーで聞いた後、DA-150の「ヘッドホンアンプ」としての実力を探るために、愛用しているオープン型ヘッドホン「AKG K-500(生産完了モデル)」でモナリザを聞いてみました。 ギタリストの爪が弦に当たる音、スピーカーでは決して聞き取れなかった「会場の雑音」などが聞こえてきて、思わずヘッドホンを外し、部屋の中で音が鳴っているんじゃないだろうかと思ったくらいに細かい音までハッキリ聞き取れます。 抜群に力強く音がぐいぐい押してきて、怒濤の勢いでモナリザが鳴るではありませんか。こんなにパワフルでクッキリした鳴り方をするUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプは初めてです。生音を超えて「オーディオ(電気)的に拡大された音の楽しみ(喜び)」を感じます。 今聞いている演奏は「DA-150」の独特な世界観があります。生音とは違うその音は、決して不愉快ではありませんが、一方でどんなソフトを鳴らしても、「DA-150的解釈」からは抜け出せないように感じます。だから、「ソフトに飽きないだろうか?」と少し心配になりました。 その個性を是とするか、非とするかでこの製品の評価が決まるでしょう。 ※また、DA-150とDA-250は、多くの回路が共通していますが、その音質はまったく違う印象でした。 |
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