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Tannoy タンノイ アンプ内蔵 パワードスピーカー Reveal 402 AIRBOW Reveal 402 Special 音質 比較 スピーカー 新製品 情報 音質 価格 販売 比較 CEC TL5 ベルトドライブ CDトランスポート CDプレーヤー i-pod AIRBOW HD-DAC1 Special marantz カスタムモデル 情報 音質 価格 販売 比較Tannoy Reveal 402(アンプ内蔵) パワードスピーカーAIRBOW Reveal 402 Special コンプリート・パッケージTL5 ベルトドライブ CDトランスポーター Apple i-Pod Touch 音質比較テスト
オーディオマニアの間でTannoy(タンノイ)と言えば、美しい木製の箱に収められた「オールドファッション」の外観と、ホーンとペーパーコーンを組み合わせた「同軸2Wayユニット」からなる、「Vintage Model」が有名です。最近はトールボーイ型(縦フロア型)の背が高いシリーズも発売されていますが、やはり「同軸2Wayユニット」がTannoyのアイコンになっています。これらの私達がよく知るTannoyは、「コンシューマ(民生)モデル」で、輸入業務は「Esoteric(エソテリック)」が行っています。 今回ご紹介するReveal 402は、アンプを内蔵するプロシューマ(業務用)パワードスピーカーです。オーディオマニアにはあまり知られていませんが、Tannoyは業務用スピーカーメーカーとしても世界的に有数の規模を誇ります。けれどその輸入業務は、「TC JAPAN」が行っており、流通は「楽器店ルートに限定」されています。そういう理由から、オーディオショップの店頭で「Reveal 402」を見かけることがありません。 逸品館はお客様に「より幅広い選択肢から、より良い製品」を提供するため、オーディオ機器以外に楽器関連機器の販売も手がけています。そのアンテナにかかったのが「Tannoy Reveal402」というアンプ内蔵スピーカーです。このスピーカーには接続に必要なケーブル(両端ミニステレオケーブル/5m)が同梱されていますので、追加の費用無しでスマートフォンやタブレットPC、あるいはTVなど「ミニステレオヘッドホン出力端子」を備える機器に直接繋いですぐに使えます。そしてその価格は「市場売価 3万円/ペア・税込」を下回るほど安いのです。 アンプとスピーカーをセットにして3万円以内で「まともな音が出る製品」を探すのは至難の業ですが、Reveal402はアンプを内蔵するという優れたパッケージングによりそれを実現しているばかりか、下手な10〜20万円クラスのオーディオ製品を上回るほど素晴らしい音を聞かせてくれるのです。(詳しくはこちら) 今回は、Tannoy Reveal 402とそのカスタムモデルAIRBOW Reveal 402を付属ケーブルで「i-Pod Touch」に接続して比較試聴した後、ケーブルをAIRBOWの高音質品に変えて、聞き比べました。さらにi-Pod TouchをAIRBOW HD-DAC1 Specialに接続し、HD-DAC1 SpecialをDAC兼プリアンプとして使い、AIRBOW Reveal 402 Specialを聞きました。最後にi-Pod TouchをベルトドライブCDトランスポーターのCEC TL5に変えて、i-Pod Touchに取り込んだCD原盤を再生してその音質を比較しました。 AIRBOW HD-DAC1 Special (お問い合わせ・ご注文はこちらから) テスト概要のご紹介動画 試聴ソフト 録音の問題点について マイクは原音を捉えていない これまで何度となく「CD録音の問題点」についてお話をしてきました。私達オーディオマニアは録音されている音が「原音(正解)」で、それをいかに忠実に再生するかと言うことを念頭に音を良くしようと考えています。けれど、そもそもそれが間違いの始まりです。 マイクで音を収録した(空気の疎密波を電気信号に変換した)時点で、すでに音は改変されています。なぜそうなるのかは、話が細かくなるので割愛しますが、レコーディングエンジニアが「収録する楽器や目的に応じてマイクを変える」のは、楽器の音量などに合わせてマイクの感度を調整する目的以外に「マイクによる音の違い(音の個性)」を利用しているからです。つまり、レコーディングエンジニアは「マイクで音が変わる=マイクが音を変える」ことを知り、それを利用しているのです。このマイクによって音が変わるという事実が「マイクが音を歪ませている=マイクが正しく音を電気振動に変換できていない」ことを示しています。このようにマイクが音を捉えた時点で「原音」は存在しなくなっているのです。 ハイレゾ・DSDが求める特性にマイクは対応しない さらに最近「ハイレゾ」・「DSD」が盛んに騒がれていますが、マイクの構造から考えた場合22kHz以上の高い周波数は「収録できない(できても位相などが大きく歪んでしまう)」録音できないという問題が忘れられています。すべてのマイクにはダイヤフラムという「空気によって振動する膜」が使われています。マイクは何らかの方法でダイヤフラムの振動を「電気信号」に変換します。ダイヤフラムにある程度の面積がなければ、音が小さくなったときにダイヤフラムを振動させるエネルギーが小さくなりすぎてマイクがそれを電気信号に変換できなくなります。つまり、マイクの感度(性能)は「ダイヤフラムの面積に比例する」のです。けれど高い周波数を録音するためには、音の波長の問題でダイヤフラムを小さくしなければなりません。測定用のマイクなら感度が低くても、測定時に音量を上げれば対応できますが、非常に小さな音から非常に大きな音まで変化する「音楽」を収録するには、ダイヤフラムにはある程度の大きさが必要です。 つまりマイクには「感度を上げる=ダイヤフラムを大きくする」と「高い音を収録する=ダイヤフラムを小さくする」という矛盾する技術が求められるのです。これを解決する方法は、たった一つ「ダイヤフラムを使わない」ことしかありません。今の技術なら、「空気をイオン化してその振動を直接読み取る」などの方法が考えられますが、実現には開発だけではなくコストや現場での使いやすさ(サイズや消費電力などを含めて)を満たすためのハードルが高く、まずあり得ないと思います。また、それ以上に「現場がそれほど高性能なマイクを要求していない=録音にお金をかけない」という純然たる事実が存在します。 つまり、ダイヤフラムを使うマイクは、音質と高周波特性を両立するためにどちらかを諦めざるを得ません。当然「小音量時の音質」が優先され、高周波特性が犠牲になります。音質と高周波特性をバランスさせるため、現場使われるマイクの多くは「直径20mm前後のダイヤフラム(振動膜)」を採用しており、その結果、録音に使われるマイクの高周波特性が20kHzを大きく超えることは今後もないと思われます。 このように現場で使われるマイクの高周波特性は、20kHz前後を境に徐々に劣化します。つまり再生機器もマイクに応じて20kHzまではフラットで、そこからは徐々に高域特性が劣化しても、マイクが捉えた音のほとんどすべては再現可能だと考えられます(実際そうですが)。現在ハイレゾの目標として50kHzまでのフラットな特性が機器に求められていますが、今までのオーディオ機器(ハイレゾ非対応機)でも20kHz以上の高周波は再生されます(周波数特性の上限が20kHzと記載されていても、それは20kHzから音が高くなるに従って、徐々に音量が小さくなるということで、20KhZ以上の周波数が再生はされないということではありません)、から、ハイレゾ音源を再生した場合にもハイレゾ対応機との間に「決定的と言えるほどの音質差」が生じるという技術的な裏付けはありません。それどころか、高い周波数までフラットに再生することを優先したあまり、20KhZ以下の可聴帯域(人間が敏感な音の高さ)の音質が悪化し、高域がキツく、音が痩せている製品もありますから、注意が必要です。 このようにハイレゾでないと、DSDでないと「良い音が聞けない」。その音源でよい音を聞くためには「ハイレゾ対応モデルが必要だ」というメーカー各位の主張には「技術的な裏付け」がなく、明らかにナンセンスです。良い音は従来の機器、従来のソフト(フォーマット)でも十分に楽しめますのでご安心ください。 ミキシングによる音質悪化 マイクの次に「ミキシング」の問題があります。モノラル時代には「マイクは一つ」でした。ステレオ時代はそれが「複数」に変わります。さらに録音がアナログからデジタルに変わったことで、ミキシングが飛躍的に簡便になりマイクの数がどんどん増やされています。今やシンフォニーの収録では、数十個のマイクが使われることも珍しくありません。しかし、性能の高いオーディオ機器でこのような音源(マルチマイク録音音源)を再生すると、「各々のマイクがとらえた音」が複雑に重なり合い、再生時の音場に濁りや圧迫感を生じるようになります。しかし、低価格の機器(通常性能のオーディオ機器)は、細かい音を再現できないので、マイクの数を増やすことである程度音場が複雑になり、音がよくなったように聞こえるのです。
これを簡単な図で説明します。 (1)は高性能なオーディオ機器で「二本のマイクで録音された音源」を再生したところを簡略化した図です。(2)はそれにさらに一本マイクを加えてみました。音の重なりが、かなり複雑になって、それぞれの音(赤・青・緑の各線)が見えづらくなっていることがわかります。 一般的なオーディオ機器で同じソフトを再生した場合、2本のマイクで録音された音源(3)は、音が少なく感じます。マイクの数を増やすと、適度に音が増えますが、それぞれの音(赤・青・緑の各線)はハッキリと見えています。この「細かい音の再現性能の違い」が、通常のオーディオ機器ではよい音に聞こえるソフトを高性能オーディオ機器で再生したとき音が混濁する原因になっています。 この問題を解決するには、音を大きく広げる(音場を大きくする)ことです。音が広がると各々の線の間隔が広がり、マルチマイク(マルチトラック)録音で音の数(線の数)が多くなっていても、音の混濁を緩和できるのです。 帯域圧縮(コンプレッサー)による音質悪化 マルチマイク以外にも録音の問題はあります。TV番組を見ていると、コマーシャルで音量が大きくなることを感じませんか?これは、音量を上げると「音がハッキリ聞こえる」ので、コマーシャルをより効果的にするための手法として使われています。CDもこれと同じで、音量が小さいソフトよりも、音量が大きなソフトの方が「良い音」に感じられます。そのため、ソフトの制作時に「コンプレッサー」と呼ばれる装置を使い「音を歪ませて。無理矢理音量を上げ」ます。このコンプレッサーの働きを、図にして説明しましょう。 @が原音です。グラフの縦軸が音量ですから、音量を上げるとAのように一部が最大音量をオーバします。デジタル録音の場合、最大音量を超えると音が急激に歪み「バリバリ」という大きな音が発生しますから、グラフが最大音量を超えることは許されません。そこで小さい音を少し大きく、大きい音を少し小さくして録音します。そうして得られたのがBのグラフです。@とBは相似形ですが、音の変化(波の振幅)が小さくなっていることがわかります。波の振幅が小さくなると、それぞれの音の特長が平均化され、楽器の音の違いやその変化が聞き取りにくくなります。 音は大きいけれど、音楽が単調に聞こえる。音楽を聞いてもワクワクしない。それが、コンプレッサーを使うことにより発生する音質の悪化です。コンプレッサーの使用により、音量は大きくなりますが音楽そのものの表現力が小さくなります。音楽表現の命とも言える「音の変化」小さくなると、音楽は「リズム」と「メロディーの大きな変化」で表現するしかなくなり、その結果「ラップ」のような単純な音楽が主流になってくるのです。この問題はすでに、30年近く前今世紀最高級の指揮者「ブルーノワルター」が予言しています。彼は下手な録音エンジニアが良い音楽を駆逐するという意味の言葉を残したのですが、残念ながらその予言通りになっています。 話を戻します。コンプレッサーによる音質の悪化を解決するには、再生機器が「圧縮によって失われた音楽の振幅を復元」すればよいのです。例えば真空管アンプに使われる真空管のように「振動する素子を使って音の響きを増幅」するなど、機器が発生する「響き」を利用すればよいのですが、ここで難しいのは素子が振動して生まれる響きは、測定的には「歪み」としか見なされず、音が良くなってもスペックが一致しないことがあるので測定器では音の判断ができないことや、低歪みのオーディオ回路技術やパーツの音質が優れているとは限らないことです。 結局、技術的にはそれほど難しいことではありませんが、回路やパーツの一つずつを「人間が聴いて決める」という方法でしか、この「振動する素子を使って音を良く」することができず、そのためには音を正確に判断できる「確かな耳」と、それを聴くための「装置を含めた高性能(高音質)な複数の環境」が必要となります。しかし、多くのオーディオメーカーが備える試聴室は十分な音質ではなく、また音楽の素養のない技術者が音決めを行っていることが多いので、原音をより良く聞かせられる機器は市場にそれほど多くは存在しません。 ※幸い、AIRBOWの故郷である3号館には、どちらも揃っていますので、メーカーが作り上げた機器にさらなるエッセンス(音の良さ)を加えたり、あるいは複数のメーカーの機器やモデルを「一定の音質」にチューニング(調律)することが可能となっています。 今回の試聴では、この点を踏まえた「解説」を行い、常に使う5曲の楽曲にコンプレッサーを使ったソフトの代表として、Lady Gaga「The Fame MONSTER」から「Telephone」を追加して試聴し、コンプレッサーで圧縮された音楽の再現性能を検証しました。
音質テスト
試聴後感想 今回のテストは、録音-マスタリング-再生というオーディオのプロセスそのものに踏み込んで「音質」を考えてみました。またそれを、私なりにできるだけわかりやすく(時間の都合で、今はこれくらいが限度なのでご勘弁ください)説明しようと試みました。 しかし、その内容が少なからず「世間の常識と相容れない部分」があることは承知しています。どちらが正しいのか?また、それがどのように伝わるかには確信が持てませんが、メーカー、雑誌、評論家、そしてそれを信じるマニアの間で作り上げられ、信じ続けられていた「オーディオ」の限界が見えてきていると思います。また、それがオーディオ市場の先細りの大きな原因となっています。 オーディオ機器でより楽しく、より感動的な音で音楽を聴く。映画を見る。その目的を達成するために、Tannoy Reveal 402はこれまでの常識では計り知れない価値を持っています。このスピーカーは素晴らしく音が良く、そして驚くほど安い。それは間違いありません。 次にそれをカスタマイズ(改良)したAIRBOW Reveal 402 Specialは、その弱点を見事に払拭しています。音が細かくなり、透明感が向上し、低音高音の伸びやかさ、パワー感も改善されていますが、Tannoyらしいウェルバランス感覚はまったく崩れていません。価格こそ2倍以上高額になっていますが、Reveal 402を開梱し、予備テストを行い、ほぼ完全に分解し、電気系の部品をすべて交換、さらに吸音材の最適化、本体制振の実施、慎重な再組立を経て「製品化」されていることを考えれば、1本あたりの費用「1.8万円」という工賃は十分に納得していただけると思います。スペシャルモデルとして、特別な製品を所有しているという満足度感を味わっていただけると思います。 このAIRBOW Reveal 402 Specialを使った「ケーブル音質比較」では、ケーブルの交換で確実に音質が変化すること、またAIRBOWにあわせて作られたこのケーブルが、確実に性能を向上する事が伝わると思います。 次にスピーカーをAIRBOW Reveal 402 コンプリート・パッケージに固定し、i-Pod Touchを「付属ケーブル(今回はあえてAudioquestの高級ケーブルは使っていません)」をAIRBOW HD-DAC1 Specialに接続して「DAC」の高音質化による音質改善効果を確かめました。スピーカーを変えなくても、プレーヤー(再生機器)を変えることで、高音や音の細やかさだけではなく、低音の力感も改善できることがおわかりになると思います。 最後にデジタルリソースとしてのi-Pod Touchをベルトドライブ・メカニズムを採用するCDトランスポーター「CEC TL5」に変更しました。オーディオの世界で「トランスポーターの音質」は「DACの音質」に比べて軽視されがちです。しかし、現実にはDACよりもトランスポーターが音質に対する影響が大きく、トランスポーターをないがしろにして高音質は語れないのです。 では、なぜベルトドライブ・メカニズムの音質が優れているかをご説明しましょう。そのためには「なぜトランスポーターで音質が変化するか」を考えなければなりません。私は「ドライブ部のサーボ電流の変化」がアナログ回路(主に電源)を経由して、デジタル回路にも影響を与えていると考えています。つまりデジタル領域での回路の動きが、アナログ回路に影響して音を変えていると考えています。しかし、デジタル回路や接続ケーブルでなぜあれほど大きく音が変わるかは、どのメーカーもその原因を掴んでいません。 電源に注目して「トランスポーターの音質」を考えた場合、重要なのが「瞬間消費電力」です。ディスクにモーターが直接繋がっているダイレクトドライブ・メカニズムでは、モーターがディスクの慣性力の影響を直接受けています。しかも、モーターは連続して滑らかに回転しているのではありません。電流が流れるとモーターは急激に加速し、電流が切れると急激に減速し、時計の針のように「ステッピング」の動きを行います。この時モーターを制御する電源回路には急激な「矩形状の電流振動」が発生します。この急激な電流の変動が、アナログ回路に影響を与えないはずがありません。 これに対し、ベルトドライブ・メカニズムはゴムベルトが使われたプーリーを介してディスクを回転させます。プーリーのテコ原理でモーターのトルクは増幅されるため、モーターを小さくできます。また、ベルトがディスクとモーターの振動を吸収するため、ダイレクトドライブ・メカニズムのように「いきなりスイッチをON-OFFする」ような急激な電流振動が発生しません。電源回路の電流を急峻に変化させないベルトドライブ・メカニズムは、アナログ回路に負担をかけません。それがデジタル特有の「とげとげしさ」や「かたさ」を緩和しているのだと考えます。 このベルトドライブ・メカニズムと正反対(対局)にあるのが、EsotericのVRDSメカです。VRDSではディスクの慣性力をあげるため「重量のあるターンテーブル」を使います。当然モーターは大型化し、電源への要求も大きくなります。巨大なトルクを発生するためのモーターを制御するための電源の変動は、ベルトドライブ・メカニズムとは比べものにならないくらい大きく、瞬時では100倍以上の大きな電流変動が回路にかかるでしょう。それに対応するためEsotericのCDプレーヤーは電源回路がどんどん巨大化しています。そして重く、高価になっています。 逆転の発想を現実にしたベルトドライブ・メカニズムを採用するTL5は、Esotericの製品よりも遙かに軽く、遙かに低価格で、よりスムースな音質を実現します。また、デザインが一新されたCECの最新モデルTL5を始めとして、現在発売されているすべてのCEC製品は100%日本で設計・生産されいますので外観の質感も高く高品質で壊れることがありません。そして、この価格 12万円(税別)を実現しているのは、正しい企業努力とオーディオファンの期待に応えようとする努力の賜です。こういう真面目なオーディオメーカーは、もっと注目されるべきです。安いからと言って、看過するべきではありません。 Tannoy Reveal 402という低価格で驚くほど高音質なスピーカーのテストを行っていると「安くても良い物があるんだ!」という気持ちが高ぶり、思わす声が荒く(主張が強く)なってしまいましたが、音楽から得られる感動に「いたずらな価格を付けて欲しくない」という思い、「安くて旨いそれが大阪」という思いは、変わらない逸品館のポリシーとしてしっかり保って行きたいと思います。良い物に出会えた喜び、それを介在できた喜びは、素晴らしい音楽に触れるたびに輝きを増して行くのですから。 2015年6月 逸品館代表 清原裕介 |
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