オーディオ逸品館 情報サイト
ippinkan.com

■各種コンテンツ

最新テストレポート

動画情報

逸品館ブログ

AIRBOWオフィシャルサイト

 

■サービス・キャンペーン

キャッシュバックキャンペーンリンク

ゼロ金利

■逸品館運営・外部ショップ

オーディオ逸品館楽天市場店

オーディオ逸品館 Yahoo!店

オーディオ逸品館Amazon店

オーディオ逸品館ヤフオク店

■Twitter・Facebook

逸品館公式twitter

逸品館公式Facebook

■試聴機レンタルサービス

試聴機レンタルサービス

airbow試聴機貸出

■オーディオ逸品館 MI事業部
 オフィシャルサイト

Peavey.jp

mi事業部オフィシャルHP

どんなお店? 逸品館の場所 お支払と送料 アフターサービス 返品について 通販法の表記 個人情報取扱

逸品館は、年中無休(特定日を除く)です。 常時、専門スタッフが在社しご注文もサポートもお客様をお待たせしません。 お急ぎの時こそ、逸品館にお任せ下さい。 午後3時までの代引ご注文は、翌日配達(遠隔地を除く)で承ります。

 ☆商品販売価格欄「¥お返事いたします」の記載は、「掲載できないほど安い!」かも? どしどしお問い合わせ下さいませ!

商品検索はこちらから→

    WWWを検索   サイト内を検索

製品試聴テストレポート掲載中! 逸品館.com お探しのものがすぐ見つかります。 逸品館.JP 掘り出し物が見つかるかも! 中古コーナー

ワンクリックのカード決済、e.逸品館

3つのサイトは「ショッピングカートシステムを共用」しています。まとめて「ご注文・お問い合わせ」いただけます。
現金もしくは分割払いの支払のみですが、一番お安くお買い物をしていただけるサイトです。

ワンクリックで注文できます。
※価格やサービスが異なります。

平素より逸品館Webサイトをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
様々な情報のご提供を続けるために、逸品館のご利用をよろしくお願い申し上げます。

 Technical Brain セパレートアンプ ZERO/EX 音質テスト

プリメインアンプ ZERO INT/EXの音質テストはこちら

その他の音質テストはこちら

2015年3月31日までの価格

Technical Brain TBC-ZERO/EX(プリアンプ) メーカー希望小売価格 2,980,000円(税別)(問合せ
TBP-ZERO/EX(モノラル・パワーアンプ、ペア) メーカー希望小売価格 4,685,000円(税込)(問合せ

2015年4月1日からの価格

Technical Brain TBC-ZERO/EX(プリアンプ) メーカー希望小売価格 4,200,000円(税別)(問合せ
TBP-ZERO/EX(モノラル・パワーアンプ、ペア) メーカー希望小売価格 5,850,000円(税込)(問合せ

製品のお求めはこちらからどうぞ

製品の概要

「エミッター抵抗レス」。この言葉を聞いて「ピン!」と来た方は、相当のアンプ通だと思います。ほとんどの方は、一体何のことかわからないはずです。

エミッター抵抗とはプッシュプル回路トランジスターアンプに使われている、出力素子(トランジスター)の焼損(破壊)を防止するために出力と直列に間に入れられている、小さな(0.2-0.5Ω)抵抗のことです。エミッター抵抗が使われる事で、トランジスターアンプはスピーカーとダイレクトに接続されず(0Ωで接続されない)、無帰還を謳っていてもエミッター抵抗部で必ず「帰還」がかかってしまいます。理想的なトランジスターアンプ設計の目標として「エミッター抵抗を外す=エミッタ抵抗レス」は超えなければならない一つの夢でもありました。

けれど「熱によって特性が変化するトランジスター」という素子を「その誤差の安全を保障するためのエミッタ抵抗」無しで用いることは、トランジスターの選別とマッチングを非常に高いレベルで行わねばならないなどの理由から、理想とされながらも実現することはありませんでした。

この命題に対し、Technical-Brain社は「2002年に特許を取得した回路」方式によって、エミッター抵抗なし(エミッター抵抗レス)で安定して動作する「Zero(ゼロ)」と名付けたアンプを発売しました。さらに音質劣化の原因となる「リレー」の排除、電源トランスから電源ケーブル直出しなど、徹底して接点による音質ロスの低減が実施され、ZERO/EXへと進化しました。

今回試聴するのは、ゼロのフラッグシップモデル「TBP-ZERO/EX(モノラルパワーアンプ」と完全バランスプリアンプ「TBC-ZERO/EX」のセットです。これらのアンプは非常に高価で、プリアンプ+モノラルアンプ×2のセット価格は、1000万円に届くほどです。

※今回の試聴機は、パワーアンプ・プリアンプ共にシックな「ピアノブラック仕上げ」ですが、これは50万円/1台の「特注色」で、標準は「アルミ色(銀色)」です。

試聴機材

TAD R1 Mark2

TAD D600

AIRBOW TL3N Analogue

AIRBOW DA3N Analogue

試聴は、逸品館3号館で行いました。スピーカーは、TAD R1 Mark2、CDプレーヤーは、TAD D600とAIRBOW TL3N/DA3N Analogueの二つを使いました。


2015年3月31日までの価格・Technical Brain TBC-ZERO/EX 2,980,000円(税別)、TBP-ZERO/EX 4,680,000円(税別)

2015年4月1日からの価格・Technical Brain TBC-ZERO/EX 4,200,000円(税別)、TBP-ZERO/EX 5,850,000円(税別)

※上の写真(試聴機)は、ピアノブラック仕上げです。 標準色は左のシルバーで、ピアノブラック仕上げは50万円/1台のオーダー仕上げとなります。

形式 完全DC無帰還プリアンプ
入力数 XLR×4
ゲイン 約12dB
入力インピーダンス 7.2-17.2KΩ(バランス)
最大出力電圧 10Vrms
周波数特性 DC-2MHz(-3dB)
消費電力 45W(カタログ値)
サイズ(W/D/H)/重量 346×425×200(mm)/約25kg
付属品 なし(電源ケーブル直出し)
形式 AB級・フルバランスBTL
入力数 XLR×1
入力感度 1.76V rms/定格出力時
入力インピーダンス 3.6KΩ
最大出力(Ω) 350W×2(8Ω)
700W×2(4Ω)
1400W×2(2Ω)
周波数特性 DC-800KHz(-0.2dB)/1W時
サイズ(W/D/H)/重量 346×600×250(mm)/約75kg
付属品 なし(電源ケーブル直出し)
動画による音質評価 クラシック編

最初にTAD D600を組み合わせて「Time Warp/ASCENT」を聞きました。音が消えるところまで完全に聞き取れる、非常に高いS/N感と音量変化のリニアリティーの高さ(精密で一定のスケールで音量が変化する)、過渡特性の正確さ(音量や音の高低で音の立ち上がり立ち上がりの速さが変わらない)に驚かされました。これ土精密な音を来たことはこれまでありません。次に、AIRBOW TL3N DA3N Analogueのセットで五嶋みどりさんのライブアルバム「Live at Carnegie Hall」から「ショパン/ノクターン」を聞きました。この曲も驚くほど緻密で正確に再現され、特に最後のピアノの音が消えて拍手が会場に広がって行くところの「音の広がりの正確さ=驚くほどの自然さ」には、本当に驚かされました。エミッター抵抗という「僅かな不純物」を取り除いたことが、これほど音の純度を「深める(あえて高めるとは書きません)」とは想像していませんでした。

動画による音質評価 JAZZ編



次に標準的な録音のソフトとしてノラ・ジョーンズのデビューアルバム「Come Away with Me」のSACD盤をD600で聞きました。ZERO/EXは、磨き込まれた名水のように「素材そのもの」をそのまま音に出してきます。コンプレッサー(ダイナミックレンジ圧縮装置)の使用によって、音がどれほど「劣化」するかこのソフトを聞けばすぐにわかります。ライブ録音の「五嶋みどり」と比べて、音がすかすかです。こんなソフトでは「本物の装置の良さ」は出せません。

続けて、AIRBOW TL3N DA3N Analogueのセットで「Last Live at DUG/Grace Mahya」さんを聞きました。このソフトはSACDハイブリッドですが、TL3/DA3NではSACDがかからないのでCDレイヤーの再生になります。ソフトのフォーマットがSACDからCDに変わったにもかかわらず、音質がグンと良くなっています。これはD600が悪いのではなく、ZERO/EZはソフトに録音されていない音が出さないからです。ギターの音の響きの透明な美しさ、グレース・マーヤさんのボーカルの表情の細かさから、ZERO/EXのアンプとしての良さが伝わります。同時に良いソフトを最上級の音で聴くために、このアンプが作られていることが伺えます。

動画による音質評価 POP編



最後はD600で一般的なJ-POPから「Super Fly/誕生」を聞きました。この曲もコンプレッサーが多用されていますが、割とうまいコンプレッサーの使い方がされているのでノラ・ジョーンズほど音の数が減っていません。けれど、音の立ち上がりに髭が付かず(強調感がなく、音の立ち上がりにオーバーシュートがない)あまりにスムースなZERO/EXでは、音の芯がやや弱くパンチ力がなくなって聞こえます。この点をZERO/EXの製作者・黒沢さんに確認したところ「立ち上がりのオーバーシュートがなくなっているのではなく、エミッター抵抗による遅れがなく音が止まる部分で正確に音が止まっているため、そのように聞こえるのだ」という返答を頂戴しました。表現が違っていますが、オーバーシュートとは行き過ぎて戻ることなので、正確に止まっているという意味と同じです。けれど、そういう「強調感」を前提にして音が作られているソフトは、ZERO/EXではあまり上手く鳴りません。

試聴の締めくくりにプロプリウスから発売されている「カンターテドミノ」をAIRBOW TL3N DA3N Analogueのセットで聞いてみました。人間一人一人の声の質の違い、表情に違いまでも聞き取れるほど、情報が豊富でした。また録音された協会の大きさがその音にきちんと反映されていました。PCの出力を通していても、その音の圧倒的な自然さ(まるで協会そのものでこの音声を記録しているような)は伝わると思います。

音質テスト結果

Technical Brain社のアンプを聞くまで、そのイメージはそれほど良いものではありませんした。聞こえてくる噂は「修理は素晴らしいけど修理代が高い」と言うものだったからです。私もアンプを作ったり修理をしますが、熟練の専門職が修理を行った場合「最低でも5000-10000円/1時間」の工賃が必要です。それはただ単純に「音が出る」のではなく「可能な限り元の音に戻す」、あるいは「同じ箇所が2度壊れないようにする(回路変更をする)」などの高い技術が要求されるからです。

けれど、それを修理代として請求するとその代金は簡単に10万円を超え、場合によっては100万円を超えるようなことになりかねません。「無形」の者に対して代金を支払おうとしない「日本人(アジア人)」にそれを理解して貰うのはなかなか難しく、時には誤解を生じます。私もTechnical Brainをそのような目で見ていました。けれど、それは正当な代価であったことは、ZERO/EXの作りを見ればわかります。

今回ZERO/EXというアンプを聞いて「絶対的なは高い」と思います。しかし、それは「ぼったくり」で高い一部の海外製品とは違って「正当な価格」です。何よりそのコストは、その音に現れていますし、その内容を見ても納得できます。これだけの音を出すための研究期間、開発費、少量を熟練工がハンドメイドする製造コストを考えれば、ZERO/EXを高いとは言えません。

「価格」はともかくとして、ZERO/EXは一人のアンプ職人の情熱が昇華して生まれた、世界でも有数の素晴らしいアンプであることには間違いがありません。その音は実直で素直。「聞かせ方」に味を求める海外製品とは違い、素材そのものの良さをとことんまで引き出す。それはあたかも洋食と和食の違いのようです。ZERO/EXは、安定して素晴らしい部品の供給を受けられる「日本」だからこそ生まれたアンプ。世界最高の素材を吟味して、練り上げられたアンプです。

ZERO/EXに素晴らしい録音のソフトを組み合わせて聞いた時、目の前には「コンサート(ライブ)」が出現します。何の抵抗もなく、一つの違和感もなく、ただただ素晴らしい演奏に身をゆだねる自分がそこにいます。

その音を聞いた後では、好き嫌いはともかくすべてのアンプに「個性的な音」が存在することに気がつきます。コンデンサー型スピーカーを聞いた後に、ダイナミック型スピーカーを聞くと「箱の音」が聞こえるように。これほど純粋な音のアンプは、世界で他にないと思います。

2015年 2月 逸品館代表 清原裕介

 

個人情報取り扱い] ・ [通販法による表記] ・ ブログ] ・ [FaceBook] ・ [YouTube] ・ [AIRBOW] 

電話での問い合わせ大歓迎
インターネットショップの多くは連絡方法を「メール」に限っていますが、逸品館は“店頭販売をする専門店”です。
アドバイスが必要な「品物選び」は、メールよりも迅速・確実で「生の声」・「スタッフの雰囲気」を感じられる
「お電話でのお問い合わせ」をどしどしご利用下さい。

お問い合わせ先・営業時間

  • 1号館・午前10:30〜午後7:30 (定休日なし:年末年始及びお盆、臨時休業を除く)
    住所 ・〒556-0004 大阪市浪速区日本橋西1-7-28 常盤ビル1F
    電話 ・ 06-6644-9101(代表)  fax ・ 06-6644-6990

  • 3号館・午前11:00〜午後6:00 (定休日:毎週水曜・木曜、平日はなるべくご予約下さい)
    住所 ・〒556-0005 大阪市浪速区日本橋5-18-25 アリタビル6F
    電話 ・ 06-6636-2917(代表)  fax ・ 06-6636-2916

  • メールでのお問い合わせ

  • ※ページに掲載されている製品の情報は変更されておらず、最新の価格と異なったり、生産が完了している場合がございます。
      在庫や価格などの最新情報は、画像をクリックして開くWebショップより、確認をお願い申し上げます。

  • 【逸品館web ショップ】


    オーディオ逸品館.cojpリンクボタン  オーディオ逸品館jpリンクボタン  e.オーディオ逸品館リンクボタン

    楽天オーディオ逸品館リンクボタン  Yahooオーディオ逸品館リンクボタン  AIRBOWリンクボタン

(株)逸品館 TEL06-6644-9101 営業時間 10:30-19:30/年中無休 – Copyright © 2019 IPPINKAN All Rights Reserved.