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カートリッジ音質比較テスト

 GRADO MCカートリッジ

Statement Platinum2、Sonata2、Reference2 ・ Reference Platinum2、Reference2

  

 Goldring MMカートリッジ ・ 1012GX 

メーカー希望小売価格 メーカー希望小売価格 メーカー希望小売価格
37,500円(税別) 64,200円(税別) 160.500円(税別)
GRADO カートリッジのお求めはこちらからどうぞ
メーカー希望小売価格 メーカー希望小売価格 生産完了モデル
37,500円(税別) 160.500円(税別) 発売時 42.000円(税別)
GRADO カートリッジのお求めはこちらからどうぞ 最新モデルはこちら

GRADO カートリッジの歴史 (輸入代理店ナイコムHPを編集)

その昔オーディオメーカー"marantz”の創始者であるソール・マランツ氏宅を訪ねた「ジョセフ・グラド氏」は、彼のシステムの音を改良して見せたことで、マランツ氏は彼をフェアチャイルド社へ紹介し、グラド氏はそこでチーフエンジニアとして働くことになり、フェアチャイルドで数々のカートリッジを設計しました。

フェアチャイルドで実力を上げた「ジョセフ・グラド氏」は、1953年グラド・ラボ社を設立し、最初のMC型カートリッジを発売します。以後、グラド・ラボ社は50年以上の歴史を有するオーディオ・メーカーの中で、オーナーが変わっていない唯一の存在となっています(現在、ジョセフ・グラド氏は隠居し、甥のジョン・グラド氏がグラド社の指揮をとっています)。

1957年、グラド氏は、MC型ステレオ・カートリッジを発明し、基本特許を取得します。彼の基本特許(同一のアーマチュアに左右のコイルを巻く)を採用したカートリッジ・メーカーはオルトフォン、デンオンなど数多くあり、現在でもほとんどのメーカーがその基本構造を採用しています。また、この時グラド氏が便宜上決めていたシェルリード線の「白・赤・青・緑」の色分けが、その後オーディオ界に定着しJIS規格にもなっています。

MCカートリッジでの成功に飽き足りなかったグラド氏は、1963年から世界で最も優れたフォノカートリッジを作る為にすべての資源を集中させ、1974年に最初のFB(フラックス・ブリッジ)型カートリッジを発売します。

FB型カートリッジの特徴は、カンチレバーの発電側に「金属のディスク(円盤)」だけを装着することで、カンチレバーの動きを妨げる「コイルと配線」、重い「マグネット」を不要としていることです。発電原理は、マグネットとコイルの間にある磁性体の円盤が磁束線を遮ることで、それが動くことコイル周辺の磁束線密度が変化し、その変化が電気信号となって取り出せる理屈です。

FB型という名前は聞き慣れませんが、「MI(ムービング・アイアン)型」と言う名前ならご存じだと思います。FB型カートリッジは、それとほぼ同じ理屈で音を出します。

試聴環境

試聴には、フォノイコライザーアンプに真空管を使った「QUAD QC-24P」を使いました。レコードプレーヤーには、3号館に設置している「Nottingham」はカートリッジの交換が難しいので、S字型ユニバーサルアームを搭載する「DENON DP-500M」を使いました。スピーカーには、Vienna Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G)、アンプには、AIRBOW PM11S3 Ultimateを使っています。

DENON(デノン)レコード製品のご購入お問い合わせは、経験豊富な逸品館におまかせください。

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試聴したソフトは、音の良いレコードから選んだ3曲です。ジャズ、電気楽器を使った女性ボーカル、交響曲を聴きました。

 付属カートリッジ

CDで聞くこの曲と比べると、輪郭が甘く、音の芯が不明瞭です。帯域レンジも狭く、低音も高音も伸びきっていません。

それでもレコードらしい、透明で響きの良い滑らかな音にレコードの魅力が感じられました。

アマンダ・マクブルームの曲よりも録音状態の良いこのレコードでは、さらに細かい音まで出るのですが、CDと比べるとダイナミックレンジはそれほど大きくないように感じます。それでもこの価格帯のレコードプレーヤ−、付属品のカートリッジと言うことを考えれば、ある程度納得できる音質は出ていると思います。少なくとも「レコードの本当に良い音」を知らない人であれば、良い音だと思うでしょう。

楽器の数が少なく、ホールも狭く感じます。S/N感には優れていて、レコードらしい滑らかさも感じられますが、もう少し細かい音まで出て欲しいと思います。

付属カートリッジの評価
一度レコードプレーヤーの生産を止めたのに、商機とみるや再生産を始めたメーカーの製品、あるいはCD時代になってからレコードプレーヤーを作り始めたメーカーの製品を私は基本的に信用していません。

本当に良いものなら、作り続けることができたはずだからです。また、オーディオ機器の中でも「楽器の要素」が非常に大きいレコードプレーヤーを作るには、歴史に培われたノウハウが欠かせないからです。

ベルトドライブよりも音が悪くて淘汰された「DD(ダイレクト・ドライブ)」、プラスティックで作られた成形もので高ささえ変えられない「安物のアーム」、そして「日本製品」。どこをとっても、音が良いという印象はありません。しかし、その悪い先入観を打ち破るだけの「まともな音」がなったのには少し驚き、また自分の見識を変えなければならないと思いました。

しかし、DP-500Mはレコードらしい音を出しますが、最新のCDプレーヤーと比べて「積極的にレコードを聴こう」という気持ちにまではさせてくれません。その点、Thorensは見かけチャチでも、レコードらしく艶と響きのある音を聞くと、やっぱりレコードはCDと違う!と感動することができます。

 + 

付属カートリッジからの交換で、明らかにことが細かくなるのがわかります。ボーカルにも深みが出て、アマンダらしい太く甘い声になります。パーカッションは、少し切れが甘く、輪郭も緩いのですが、これはDP-500Mの性能の限界でしょう。
一定の性能の向上は感じられますが、4万円近いカートリッジへの交換と考えると少し不満です。

イントロのアピアノの音が甘く、優しくなりました。峰純子さんの声にも太さと甘さが出ました。

けれど、これまで何百回もこのディスクをより良い音で聞いているので、この出音では不満です。

また、この曲ではありませんが、峰純子さんのCDも良く聞いているので、それと比べてもやはり音の細やかさ、低音の緩さなどが気になります。せっかくの優秀録音盤が、普通のレコードになってしまいました。

けれど、本当に良いレコードの音を聞いていなければ、この音でも十分満足できると思います。

楽器の数がかなり増えました。また、金管楽器と弦楽器の音色の違いや、F(フォルテ)とP(ピアノ)の音量やスケールの違いもかなり再現されるようになりました。けれど、解像度の低さ(細かい音が出きっていない)ことが、原因で興ざめしてしまいます。

このレコードの音は、こんなものではありません。

付属カートリッジの評価

音の細やかさ、広がり、響きの良さなどにカートリッジをグレードアップした効果が感じられます。
けれどCDと比べて不満に感じた、明瞭度の不足、音のエッジの甘さ、低音の緩さなどは完全には解消していません。

ただ、始めてカートリッジをグレードアップするのであれば、価格的にも手頃なので悪くないと思います。

 + 

Statement Seriesには、Reference2という16万円もするモデルがあるので、中間モデルのSonata2には、正直期待していませんでした。しかし、出てきた音は、Platinum2撚りも明瞭度が高く、やっと「CDでは聞けない音が出てきた」という感覚を味わえます。

高音はきれいに伸びて、シンセサイザーらしい音の芯の強さも醸し出されます。ボーカルはやや「鼻声」に聞こえますが、上がきれいに伸びて分離も良い、この音質なら合格です。

イントロのピアノの細やかさが全然違います。ボーカルも峰純子さんらしい「本来の声」が出てきます。ピアノとウッドベース、ボーカルの絡みを聞いていると、レコーディング現場の和やかな雰囲気が伝わってきます。

この音なら、CDから乗り換えたい。CDを持っていてもレコードも聴きたいという気持ちになれるでしょう。

楽器の音がようやく「本物」らしくなりました。楽器の響きとホールの響きも分かれて聞き取れるくらい、解像度も増加しました。金管楽器の「抜け感」や、弦楽器の「押し出し感」もきちんと出ていますし、チェリビダッケらしい「静けさ」や「厳かさ」も出てきました。この音ならば、合格です。

Statement Sonata2の評価

最初に書いたように、中間モデル、それも低価格の製品とそれほど価格が離れていないと言うことで、Sonata2にはあまり期待していませんでした。けれど、Sonata2を装着することでDP-500Mの音質は一変し、最低でもこの音でレコードを聴いて欲しい、この音ならばCDとは違うメディアとしての価値がある、という音質にまでグレードアップが実現しました。

 + 

Sonata2に比べて、低音がずいぶんと豊かになりました。また、響きの余韻やボーカルの声の大小の違い(ダイナミックレンジ)も拡大し、さすがにフラッグシップモデルという感じがします。

しかし、ちょっと待ってください。今聞いているカートリッジの価格は「16万円」もするのです。

下から聞き比べてゆくと、これが一番良いというのはわかります。けれど、この価格なら、遙かに音の良いカートリッジがあるはずです。そういう思いが捨てきれませんでした。

イントロのピアノの音、ボーカル、ウッドベースの音、Sonata2とそれほど大きく変わらず、少なくとも価格を肯定できるほどは、音質はグレードアップしていないように感じられました。

「ジェシー」と同様の感想です。Sonata2とすり替えられたら、わからないと思います。

Statement Reference2の評価

確かに音はシリーズで一番良いのですが、低価格モデルとの音質差が、少し小さいように思われます。

 + 

さすがに16万円のカートリッジを4万円程度のモデルに変えると、音の細やかさや高音の伸びやかさが損なわれます。けれど、やはりそれは価格ほどの差は感じられず、ぼんやりと聞いているとカートリッジを変えたことに気がつかない程度かも知れません。

DP-500M付属品と比べるとやはり音が細かく、色彩感が向上しています。

かなり良質なCDプレーヤーで聞くCDとほとんど差は感じられませんが、レコードらしい響きの良い音が魅力的でした。

Reference2と比べると、解像度がやや低く、ピアノとベース、ボーカルの分離感も甘くなります。けれど、レコードらしい艶やかさや色彩感が演出された音は、聞いていて心地よく、耳をつく刺激的な音が出ないのも好印象です。

楽器の色彩感の変化が上手く再現され、音色の良さとボーカルの太さと甘さが印象的な音で、このソフトが鳴りました。

Statement Platinum2よりも音の数が多く、コンサートホールが小さくなってしまう印象がありません。金管楽器は輪郭がやや甘く、それが原因で弦楽器との音色の区別もやや曖昧になっています。

けれど、ジェシーを聞いたときと同じように、耳をつく刺激が皆無なこと、音が滑らかなことが好印象です。

このソフトではもう少し、精緻な感じが欲しいですが、十分に音と演奏を楽しめる音でこのソフトが鳴りました。

Reference Platinum2の評価

Statement Platinum2と価格は同じですが、Reference Platinum2の方が少し音が細かく、音が良いように思います。

 + 

Reference Platinum2と比べると音は細かくなって、中音が太くなります。けれど、輪郭の若干の甘さ、中低音の付帯音が残ります。音色は美しく響きも良いですが、CDと比べて音質的には若干不満を感じます。

何か「重くて鈍いもの」を動かして、音を出しているような感じです。

ディスクを変えても、印象はそれほど大きく変わりません。中低音にカートリッジそのものの持っている「響き」が乗っています。それが原因で、ディスクに膜が張ったように聞こえます。なんだかすっきりしない音です。

デジタル・サウンドは鮮烈でレコードの音はそれよりも甘く、鈍く感じられるのが普通だと思いますが、このクラスのカートリッジでそれを感じさせるのはいけません。鳴らし切った良質なレコードの音は、ハイレゾやDSDと変わらず、艶や響きはそれよりも良いものです。

イントロ部分の金管楽器に、ホールで演奏してる奥行きと広がりがあります。弦の音も滑らかですが、解像度感、明瞭度感が物足りない感じです。前の2曲を聴いたときと同じように、レコードに膜が張っているようなイメージがあります。

Reference Reference2の評価

GRADOの最高級カートリッジですが、16万円という価格に見合うだけの性能があるか?と問われると答えに窮します。この価格なら、つなげるアームは選びますが「ortofon SPU Synergy」が圧倒的に高音質です。

 + 

Statement/Reference Reference2を聞いて納得が行かなかったので、念のために私が聞き比べたカートリッジのこのクラスで最も音が良いと思っている「Goldring 1012GX」を最後に追加で聞いてみました。

16万円もするReference2から4万円程度(Platinum2の価格帯)の1012GXにカートリッジを変えたにもかかわらず、音質は明らかにグレードアップします。Reference2で気になっていたエッジの甘さ(丸さ)による明瞭度の定価が改善し、CDと変わらないくっきりした音がでます。

ボーカルと伴奏の分離も大きく向上し、かなり高価なCDプレーヤーでこのCDを聞いているのと同じくらいの音が出ます。

プレーヤーの価格+カートリッジの価格=15万円以下ですが、その価格のCDプレーヤーよりも確実に良い音が出ています。

この音なら、わざわざ面倒なレコードを選ぶ価値が十分に感じられるでしょう。

Reference2で聞くこの曲は「もっさりした印象」でした。カートリッジをReference2から1012GXに変えると、それが「本格的なもの」に変わります。

ハンク・ジョーンズのうまさ、良質なピアノの音色。ウッドベースの独特な甘い響き。それに乗って歌う峰純子さんの太くて甘い声。それらが見事に調和して、心地よく空間を満たします。

耳で聞き取れる音の差は、それほど大きくないのかも知れませんが、演奏の雰囲気はがらりと変わりました。

1012GXでは試聴しませんでした。

1012GXの評価

GRADOのすべてのカートリッジよりも私は、Goldring 1012GXが好みです。

音が細かく、抜けが良く、透明で、なおかつ音色が良く滑らかです。

レコードを聴くなら、こういう音じゃないといけません。

カートリッジ比較試聴の感想
このカートリッジの比較試聴は、時間の都合で各カートリッジを鳴らしながら、それをダイレクトに88.2kHz/24bitでデジタル録音したデーターをUSBメモリーに収録して、それをAIRBOW HD-DAC1 specialで再生し聞きながらレポートを書いています。再生順は、付属カートリッジからStatement-Platinum2>Sonata2>Reference2と聞き、Reference Platinum2>Reference2、最後にGoldring 1012GXで聞き納めました。

最後のまとめを書いているときは、どのカートリッジが鳴っているかわからない状態で聞いていたのですが、音が良いなと思って「インジケーター」を見ると、そこには「Goldring 1012GX」と表示されていたので安心しました。レポートはほぼ正しいと思います。けれど、その次に「音が良い」と思っていたデーターを確認すると、それはなんと最初に聞いた「DP-500Mの付属カートリッジ」だったのです。ちょっと自分の耳を疑いました。一番悪いはずだと思っていたはずの付属品が、ブラインドでの印象は二番目に良かったのです。もしかすると、音質ではなく「全体のバランス」を感じていたから、音質評価と結果が異なったのかもしれません。

ご自宅では同一のレコードプレーヤーで「複数のカートリッジ」を聞き比べることはよくあると思います。けれど逆に、同一のカートリッジを「複数のプレーヤーで比較」する機会はほとんどないはずです。また、本当のそこカートリッジの音をよく知りたいならば、「複数のフォノイコラーザー」でも聞き比べるべきです。しかし、逸品館での試聴テストでもそこまでの手間暇はかけられていません。やはり、「カートリッジの音質を正しく見極める」のは、とても難しいと思うのです。

それを承知で、このレポートはお読みください。

今回私が最も音が良いと感じたのは「Goldring 1012GX」でした。しかし、これは群前ではありません。私がコレクションしているカートリッジ「Shure Type***」は、MMではベストサウンドと賞賛されていますが、Goldringの一番安い「ELAN」の方が、私は好きです。だから、1012GXよりもGRADOの結果が芳しくなかったとしても、それは「GRADOの音が悪い」のではありません。あくまでも「Goldring」がスゴイのです。

市販されている「チップ(IC)」を接続すれば、自作派でもそこそこの音が出せてしまう「デジタル」と違って、カートリッジはすべて「ハンドメイド」で作らなければなりません。針先(スタイラス)、カンチレバ−、ダンパーゴム、発電コイル、ハウジング・・・、それらのすべてを自社で設計し、生産しなければなりません。レコードプレーヤーも同じです。ターンテーブルも、アームも、モーターも、全部手作りかあるいはそれに近い少量生産です。

設計に使えるシミュレーターもほとんどなく、設計から生産までのすべてが「熟練工」の手が必要です。だからこそ、小さなメーカーが発売する製品が、大メーカーの製品を凌駕できるのです。カートリッジやレコードプレーヤーは、時計や貴金属加工に近い技術が必要とされ、設計には熟練のノウハウが欠かせません。だから、わたしは「にわかアナログメーカー(一度生産を止めてまた始めたメーカー)」の製品を信用しないのです。

国産品やスペックを追求したメーカーのアナログ製品の音が必ずしも良くないのは、それらが歪み(すなわち響き)を少なくすることばかりに傾倒し、レコードらしい艶や響きを無くしています。物理特性でアナログはデジタルに敵いませんが、それでもそれを「好き」だと言う人たちがなぜ、アナログに執着するのか?それは、アナログシステムは「各部の共鳴」から楽器のような美しい響きを生み出して、レコードに記録された以上の音を出すからです。

その点、海外製品の多くは響きを生かした音作りがされています。特に「ビンテッジの時代」のレコード製品には優れたものが多く、その音から優秀な「音決めをするマイスター」の存在が強く感じられたものです。

カートリッジとプレーヤーは、ほぼ「楽器」です。だから、製造規模よりも「熟練のノウハウ」が音作りに求められるのです。

では、商品の価格とは「製造コスト」で決まるのでしょうか?

消耗品は、おおむねその法則が当てはまります。けれど、高級品はむしろ逆で、価格が高い方が重宝される傾向があります。

例えば、5万円と20万円の「カートリッジ」を作るのに必要な「コスト」は、それほど大きく変わりません、だから、メーカーの価格設定基準によっては、5万円と20万円の製造コストは同じと言うことも考えられます。

何が言いたいのか?

少しの材料で作れるカートリッジは、価格と品質、価格と音質が、必ずしも比例関係にはないと言いたいのです。

今回の比較試聴は、「YouTube 逸品館チャンネル」に動画をアップロードしていますので、それをご覧いただければご自宅で「私がレポートを書くときに聞いたのとほの同じ音」がお聞きいただけます。私のレポートが正しいか?あるいは違うか?是非みなさまのお耳でお確かめください。

2016年12月 逸品館代表 清原裕介

 

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