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Harbeth ハーベス Super HL5 plus A 40周年限定 スピーカー 音質 比較 評価 レビュー 試聴

 Harbeth Super HL5 plus A

40周年記念、40セット限定モデル スピーカー Harbeth HL5 plus A 音質比較テスト

  

Super HL5 plusの音質評価はこちら

2017年3月、Harbeth(ハーベス)から、Harbeth社創立40周年記念モデル「Super HL5 plus A」が限定40セットで発売されました。Harbeth(ハーベス)社は、1977年イギリスで創立されたスピーカーメーカーです。創業以来、BBCの確立されたエンジニアリングを背景に、人間の声の再生を基準にナチュラルであたたかく端正なサウンドのスピーカーを世に送り出してきました。その特徴ある音質は、「ハーベス・サウンド」とよばれ多くのファンに愛されています。

設立40周年を記念して発売されるのは、Harbethの主軸モデルHL Seriesの中で定評ある「SuperHL5 plus」をベースにして特別仕様を施したモデルです。「Super HL5 plus-A」と命名されたこのモデルは、キャビネットの仕上げをはじめ記念モデルにふさわしい数々の特長を加えた製品に仕上げられています。

Super HL5 plus Aの主なチューンナップ・ポイント

Super HL5 plus Aは、HL5の「ファインチューニングモデル」です。スペックに関わるユニットやネットワークの時定数、キャビネットサイズなどに変更はありませんが、各部のパーツが高音質化されています。

変更が加えられたのは、ネットワークパーツ(グレードアップ)、内部配線材(高音質配線UPOFC採用)、キャビネット材質(ウォールナット仕上げ)、入力端子(WBT採用)、ジャンパープレート(ジャンパー線へグレードアップ)などです。また、スーパーツィーターには、保護用のプロテクションバーが新設されました。

Harbeth(ハーベス) Super HL5 plus A メーカー希望小売 380,000円(1台・税別) (メーカーホームページ

専用スタンド HSS-5W(Super HL5 plus専用スタンド HSS-5の色違いモデル) 34,000円(1台・税別)

Harbeth(ハーベス) Super HL5 plus (レギュラーモデル) メーカー希望小売 300,000円(1台・税別)

 専用スタンド HSS-5 34,000円(1台・税別)

Harbeth(ハーベス)製品ご購入お問い合わせは、経験豊富な逸品館におまかせください。

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試聴環境

 AIRBOW MNP-i5 Roon 販売価格 480,000円(税込み)現金で購入)・(カードで購入

 TEAC NR-7CD メーカー希望小売価格 OPEN 現金で購入)・(カードで購入

今回の比較試聴は、それぞれのスピーカーを約1時間ほど鳴らした後、音質評価を行いました。

ソース(音源)には、AIRBOWネットワークプレーヤー「MNP-i5 Roon」をチョイス、搭載する「roon」を使ってCDから取り込んだWAVファイルをネットワーク(LAN)経由で、TEAC NR-7CDに入力し、それぞれのスピーカーを鳴らしました。

今回の比較試聴は、YouTube 逸品館チャンネルでもご覧いただけます。

テストリポートを行った環境・機材と、ユージューブの録画を行った環境・機材は異なります。文章と動画では、音のイメージが若干異なりますのでご了承下さい。

テスト概要のご説明動画

音質比較動画

ハウンダリーマイクで録音された渓流の自然の音。近くではじける水泡の音と遠くの水面の音、遠近の鳥の声の対比や立体感、それぞれの音からナチュラルなイメージが伝わってくるかをポイントに聞き比べます。

リザ・フェルシュトマン演奏のバッハ・無伴奏バイオリンソナタ。聞こえてくるバイオリンの音から、演奏者の体の動きや演奏のニュアンスの伝わり方などをポイントに聞き比べます。

ライブ演奏をDSDダイレクトで収録したこのソフトは、編集がなく音の流れが自然です。ギターとボーカルの絡みや、会場の雰囲気の伝わり方をポイントに聞き比べます。

帯域圧縮(コンプレッション)によって音量差が小さく(全体的に音が大きく)、ダイナミックレンジが狭い現代的なこのソフトをどのように聞かせてくれるかを聞き比べます。

DENONから発売されるこのソフトは、ワンポイントステレオマイクで収録されているので、立体感度分離感、見通しに優れます。シンフォニーの複雑な構造を、どこまで精緻に再現出来るかをポイントに聞き比べます。

 (サランネットを付けた状態で聞きました)

水の音と鳥の声は鋭く、濁りがありません。

立体感はほどよく再現され、スピーカーの周囲を囲むように音が広がります。
水温は山奥の渓流を思わせる「冷たさ」を感じます。
少し高音が鋭過ぎるように感じる事がありますが、見通しの良い自然な音です。

弾き始めのバイオリンの「弓使いの粘り」がきちんと伝わります。

バイオリンから出る音と、ホールから反射する音のバランスが良く、ホールの中央にバイオリニストがすっと立って演奏しているように聞こえます。
音の変化がとても自然で、オーディオで聞いているという違和感(異質感)を全く感じさせません。
中音部、低音部で箱の薄さによる共鳴音、バスレフ方式による低音の膨らみが聞こえるかと注意しましたが、全く気になりませんでした。キャビネットの共鳴(箱鳴き)の小ささに、初期のHL5との違いを感じます。

ギターのとはすっきりと高音が伸び、木製の胴の響きの良さが心地よく再現されます。
ボーカルは子音がハッキリして、発音の始まりと終わりがとてもよく分かります。
注意して聞くと、細かい音が少し端折られているようにも思うのですが、出てくる音のバランスがとても自然なので、そういう「オーディオ的な聴き方」はどうでも良くなり、演奏にすっと気持ちが引き込まれます。
こういう音で音楽を聞いていると、オーディオ的な「音いじり」や「音質云々の評価」は、どうでも良くなります。
レトロな外観には似合わない現代的な澄んだ音と、Harbethらしい自然な「目の前で楽器が鳴っている、人が歌っている」ような雰囲気でモナリザが鳴りました。

Super HL5 plusが奏でるピアノは、1音目のタッチに「ピアニストが集中している様子」が克明に再現され、ピアニストの高い集中が手に取るように伝わります。
帯域圧縮(コンプレッション)が使われているこのソフトを通常の高性能スピーカーで聞くと、高音が少しヒステリック(歪みっぽく)感じられる事があります。けれどSuper HL5 Plusでは、それをまるで帯域圧縮されていないソフトのように自然な音で鳴らします。

余計な付帯音が少ないので、ボーカルは少し「スリム」に感じられますが、ピアノとの分離感にも優れ透明感がとても高いのが特徴的です。歪みと着色が少ないこのすっきりした高性能な鳴り方は、B&Wに代表されるような、いわゆる「モニター系のサウンド」ですが、Harbethは、人間的な暖かさがとても良く伝わります。

Super HL5 plusは、現代にも通用するモニタースピーカーに仕上げられていますが、同時にHarbethの伝統を感じさせる暖かさと自然なイメージで、500Milesを見事に鳴らしました。

Super HL5 Plusは、キャビネットなどの付帯音が少なく、S/Nに優れ、この演奏らしい「静寂感」が良く伝わります。

温度感は少し低めで、針葉樹の森を感じさせますが、金管楽器、弦楽器、木管楽器、それぞれの音の描き分けが秀逸で、音が端っこまで完全に混ざることがありません。
モニタースピーカーとしての高い実力を感じさせる、すっきりとした濁りのない音ですが、同時にオーディオを感じさせない自然な音が出てきます。
静寂に音が消えた後も、ずっと耳を澄ましていたい。そういう気持ちになりました。

 (サランネットを付けた状態で聞きました)

Super HL5 plusと比べると、plus Aも音調はほとんど変わりませんが、より細かい音までハッキリと聞こえるので、水量と鳥の数が増えました。

音の広がりも大きくなり、plusの「スピーカーを取り囲む空間」が、plus Aでは「部屋中に広がる空間のイメージ」に変わりました。

温度感も少し高く、plusの「日陰」を連想させた音に、所々「日差し」が感じられるようになります。
中音域が豊かで音が明るく、plusよりも音が柔らかい感じです。

plusでは「余計な音が間引かれていた」ためか一聴したときはPlusの方が、解像度は高く感じられました。けれど、それは輪郭がやや強められていたことによるマジック(錯覚)で、Plus-Aの方がより音が細かく、より「生の音(実際の音)」には近い音が出ています。
けれど今回の試聴環境と・試聴機の組合せでは、音の良いplus Aよりも、plusの方が演奏の現場ををよりリアルに連想させる音が出てきます。言い換えるならばPlus-Aは「ありのままの音」で、Plusは「よりハーベスのエッセンスを強く感じさせる」音です。
けれど、もしかすると今回組み合わせている「響きの少ないネットワークプレーヤーとデジタルアンプ」ではなく、響きの多い通常のCDプレーヤーとアナログアンプとの組み合わせでは、Plus-Aの良さが引き立つかも知れません。

※CDプレーヤーと真空管アンプで試聴している「動画」では、plus Aの方がリアルに感じられました。

Plusに比べるとPlus-Aの音は、少し「若い」感じがします。きっと鳴らし込まれている時間が、違うからでしょう。そう感じるのは、Plusの方がユニットと箱の響きのマッチングが良い、つまりより馴染んでいる感じがするからです。

Plusはスピーカー全体が「上質な楽器のように」鳴りました。Plus-Aはそれよりも「ユニットが単独で」鳴っている感じが強く、キャビネットの存在感が薄いB&W的な鳴り方です。

ギターはより柔らかく、粘りが強く感じられます。ボーカルは子音が優しくなって、滑らかです。全体的には「音のエッジが柔らかくなっている」ように感じます。それに比べてplusは、アタック(音の出始めの瞬間)の再現性に優れ、演奏により高い緊張感を醸し出しました。

Plus-Aの音は、色彩が濃いですが、Plusよりもすこし「だるい」感じがします。

Plusで感じた「一音目のタッチの緊張感」が消えて、タッチのイメージが「普通」になりました。けれど、それは「悪い」ことではありません。今まで何百回となく、このソフトを聞いていますが、Plusで感じたようなタッチの出方はあまり経験したことがないからです。特徴的なplusと比べると、Plus-Aの音は良い意味で「普通」で、安心して聞けます。
ピアノの音はとても自然。ボーカルも自然ですが、音が細かくなって情報量が増えたためでしょうか、Plus-Aだとレコーディングルームで演奏しているように感じます。ライブを聴いているように感じたPlusとは、少し傾向が変わりました。

この曲をイントロから全曲聴きましたが、Plusに比べPlus-Aは、あまり印象に残りません。逆から見れば、Plusには「印象に残る独特な音」があったということです。
Plus-Aについて、何か書こうとするのですが、言葉が出てきません。あまり演奏のイメージも強く脳裏に残りません。
細かい音まで良く聞こえ、不自然なところはまったくないのですが、心にぐっときませんでした。

試聴後感想

スピーカーの存在を全く感じさせず、音楽に没頭することができた「Plus」に比べると、Plus-Aは「良い音がスピーカーから出ている」ような印象です。一つずつの音は良いのですが、全体的なまとまりやハーモニーの整合性はPlusがより美しく感じられました。音質は、Plus-Aが明らかに優れていますが、Harbethらしい雰囲気の醸し出し方は、Plusが上手です。

オーディオを感じさせない自然な鳴り方の「Plus」に対し、常にオーディオ的良い音を感じさせるのが「Plus-A」ですが、今回試聴に使った「ネットワークプレーヤ+デジタルアンプ」という、きわめて「歪み(癖)」や「響き」の少ないシステムとの相性で、キャビネットの響きの多い「plus」が良かったのかも知れません。

実際、通常のCDプレーヤーと真空管アンプを組み合わせ、響きの整った環境で試聴を行った「YouTubeの動画」では、plus Aのほうが、plusよりもリアルな音に聞こえます。
PlusからPlus-Aで変更されたのは、キャビネットの材質とネットワークのパーツ、入力端子、ワイヤー、ジャンパーなどです。これらが強化されたためPlusよりも細かく引き締まっています。また、試聴した個体がまだ新しく、キャビネットの馴染みが足りないために響きが少し少なめに感じられました。

今回は、馴染みの進んだ「plus」が好ましく感じられましたが、Plus-Aはもう少し鳴らし込むとその良さが引き出されるように思います。

40周年記念、40セット限定でペア16万円の価格差なら、長く使うスピーカーだからかなり迷うと思います。

新規購入の場合、「後悔しない」ためにplus Aを買うのが正解だと思いますが、すでにplusをお使いなら、買い換える必要はないと思います。

2017年8月 逸品館代表 清原裕介

  

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