その他の設置例 |
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TVを設置している場合は、上記の方法でパネルをその都度動かしてくるのが効果が大きく、パネルも一枚で済むためお薦めの方法だが、パネルを常設する場合には、まずスピーカーからでる音がスピーカー背後とTV(ラック)で反射しないような左図の位置に設置するのがよい。
この場合、吸音面をスピーカー側にするのとスピーカーとTV(ラック)を遮る位置のパネルを左図のように角度を付けておくのが重要なポイントになる。
ただし、反射/吸音面の使い分けは、部屋の状況によっては逆の場合が良いこともあるので試して欲しい。
この方法で中央方向への奥行きと、定位感が大きく向上する。 |
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左右方向への音の広がりと、前後方向への音の広がりを改善するためには、スピーカーの左右外側にパネルを設置するのがよい。
左図では、吸音面が内側になっているがこれは部屋が狭い場合に効果的な置き方で、部屋が広い(左右の壁の何画が2.5m以上)ある場合は、反射面を内側にする方が良いと思われるが、試して決めることが重要だ。
パネルの角度を変えると左右への音の広がりが変わるので、リスナーを中心にもしくはリスナーの前方に音場が「球状」に広がるようにパネルの位置を調整する。
位置が良くないと音場は、前後に広がらず、左右に大きな楕円形になってしまう。パネルの位置を変えても状況が改善しない場合は、TVの前に吸音材(ムートン)を敷く。 |
贅を尽くした理想的なパネルの配置(3号館メイン試聴室) |
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中央部にTVやラックがない場合には、左右のパネルを「吸音」中央のパネルを「反射」にして3枚使用すると大きな効果と球状の理想的な音場が得られる。
パネルをAP−R50からサーロジックのLVパネルに変えると、音の力強さや明瞭度が増加する。部屋が広い(10畳以上)場合には、LVパネルが効果が高くお薦め。
AP−R100/50はしっとりとした落ち着いた音で、LVパネルは、明快で気持ちよい音が得られる。使い勝手は、軽さ、設置性、調整のやりやすさでAP−R100/50がLVパネルをリードするが、音の良さではLVパネルは他メーカーの追従を許さない。 |
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黄色いのが「LVパネル(反射)」で黒いのが「AP−R100(吸音)」を使用する。反射パネルと吸音パネルを交互に配置することで、音の広がりと豊かな響き、明瞭度、パワー感が完全に両立し、コンサートホールとほぼ同じ音響がリスニングルームで実現する。
中央パネルの位置で楽器を演奏すると、楽器の音が素晴らしく良く響き演奏がし易いことから、このパネルの設置の素晴らしさがよくわかる。
響きがさらに欲しい場合には、緑の位置にLVパネルを追加すると良い。コストはかかるが、絶対に納得できる素晴らしい音響のリスニングルームが実現する。それでも、専用ルームを作るよりは遥かに安上がりだ。 |
2012年4月に変更した3号館のパネル配置 |
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スピーカーを少し左右に広げて設置し、中央部にパネルを壁面に垂直に配置することで、音の広がりと豊かな響き、明瞭度、パワー感が完全に両立し、中央のB&W
802Diamond、TAD E-1の音質が大幅に向上しました。
左右のスピーカーの音が中央でぶつからず、パネルによって左右に反射され、さらにパネルの反射が左右の壁から反射してリスナーに戻ることで左右の広がり感が向上したためです。
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中央の垂直配置のパネルは、反射面を内側にする方が音の濁りが少なくなりました。
また、TAD
E-1とPMC
BB-5の間にある小さな吸音パネルを写真の位置から10cm前にすると、音が前に出て、10cm後にすると低音が部屋いっぱいに広がります。小さなパネルですが、低音を遮って部屋全体への低音の回り込みをコントロールし、非常に大きな効果があります。3号館ではこのパネルの移動で各スピーカーの理想的な"鳴り"を出しています。
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