ソナスファベールの木工工場は、スピーカーを生産する以前、大型置き時計の工場でした。
上の写真は木工工場に展示されている、ソナスファベールが作った置き時計のコレクションです。 |
見かけは薪のようなこの原木が、丹念に加工されて美しいエンクロージャに生まれ変わります。 ※このページの下の方にモデル別の詳しい製造工程ページへのリンクを用意しました。
そちらから、木工工場での詳しい工程がご覧頂けます。
Amati
Palladioの組み立て工程を動画で見る (1)、(2)、(3) |
Sonus
faber Minima Vintage 、 Guarneri
memento 、 elipsa 本社工場・見学記
|
|
Sonusfaber本社の入り口。イタリアらしくすごくスタイリッシュ。ロゴの文字が内側から書かれているのが不思議です。中は相当広く、どの部屋も自然光がふんだんに取り入れられ、大変明るく居心地の良い場所です。
|
|
|
玄関を入ってすぐのホールに“Snail”というSonusfabeが始めて作ったスピーカーが展示されています。左右のアームにスコーカーとツィーターが、中央の箱にウーファーが収められています。 |
本社は非常に広く、天然光がふんだんに取り入れられています。空気清浄の目的で、室内に竹が植えられているのには驚きました。 |
Sonusfaber本社工場には、木工を除くすべてがありますが、その中で特に興味深い部署をご紹介します。 |
ユニットの検査とネットワークの製造 |
|
|
入荷したネットワークは、目視で傷とゆがみなどが検査されます。 |
ネットワーク製造に使われるコイル。 |
|
|
スピーカーターミナルの部品。 |
組み立てられたスピーカーターミナル。 |
|
|
内部配線材(銀コートの高級品が使われます)。 |
完成したネットワーク。 |
|
|
完成したCREMONA M のネットワーク。 |
ネットワークを組み立てる作業スペース。 |
本体の組み立てと最終検査 |
|
|
Sonusfaberの特徴の一つである“本革張り”の工程。
ローラーに巻かれた革は、型紙に合わせてカットされ、フロントバッフルにピッタリ張り付けられます。 |
|
|
大量の! Sonaufaberのバッチ。 |
種類別に分別された生産途中の木工パーツ。 |
|
|
整然と並べられた組み立て中のスピーカー |
組み立てもすべて人の手で行われます。 |
|
|
CREMONA M の製作では治具が使われます |
後方の淡茶色の箱は、完成品のテストベンチです。 |
|
完成したスピーカーは、すべて検査されます。上の写真は、Auditor
Mの完成テスト風景です。○印のスピーカーが音質測定用の箱に向けてセットされています。所定のテスト信号が入力され、測定テストに合格すると右側のモニターに“GOOD”の文字が表示されます。 |
|
|
出荷を待つ完成品の倉庫。Sonusfaberの規模の大きさがわかります。 |
開発とリスニング・ルーム(試聴室) |
|
|
PCと直結されたマイク。設計が反映された製品は、即時計測とヒヤリングが実施されます。 |
新製品“Toy”の開発風景。 |
|
|
開発中のネットワーク(1) |
開発中のネットワーク(2) |
|
|
|
開発ルームのすぐ奥の部屋が、本格的なリスニングルームになっています。今回の訪問では、Elipsaを聞かせていただきましたが、開発に適するように調整されたこの部屋の音響はかなりデッドで、音楽を聞くにはあまり心地よいものではありませんでした。 |
|
|
Accuphaseのプレーヤーが置かれていましたが、聞かせてもらえたのはレコードでした。理由は、推して知るべしです。アンプにはAudio-Researchが使われていました。これはSonusfaber社長の(チェザーレ氏)が、Audio-Research社を最近買収し、グループ企業となったためでしょう。 |
オリジナルの“Minima”と当時発売されていた専用真空管プリメインアンプ(日本未発売・生産完了モデル)が設置されていました。 |
モデル名をクリックすると各モデル別の詳しい製造工程をご覧頂けます。 |
Elipsa 、 Cremona
M 、 Grandpiano |
Minima
Vintage |
Guarneri
memento 、 Palladio Series |