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pmc ob1i gb1i tb2i fb1i db1i  ib1s bb5 mb2 音質 比較 評価 価格 販売

PMC  OB1i GBi TB2i

2007〜2008 NEW モデル スピーカー 音質 比較 試聴(2)

2月15日に発売されたPMCのNEWモデル、iシリーズから OB1i GB1i TB2iの3モデルを直前にテストしたFOCAL(J’M LAB)の新しいシリーズ、1000sシリーズとの比較を交え、音質を聞き比べました。

  

Model OB1i

メーカー標準価格

生産完了しました

Model GB1i

メーカー標準価格

生産完了しました

Model TB2i

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生産完了しました

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ウーファー

170mm

スコーカー

75mm(ソフトドーム)

ツィーター

27mm SOLONEX

再生帯域

28Hz-25KHz

音圧レベル

87dB

インピーダンス

6オーム

クロスオーバー

380Hz&3.8KHz
(-24dB/Oct)

寸法(H×W×D)

1025×200×325(mm)

重量

21.5Kg

ウーファー

140mm

ツィーター

27mm SOLONEX

再生帯域

29Hz-25KHz

音圧レベル

87dB

インピーダンス

8オーム

クロスオーバー

2KHz

寸法(H×W×D)

870×155×234(mm)

重量

10.5Kg

ウーファー

170mm

ツィーター

27mm SOLONEX

再生帯域

40Hz-25KHz

音圧レベル

90dB

インピーダンス

8オーム

クロスオーバー

2KHz

寸法(H×W×D)

400×200×300(mm)

重量

8.5Kg

iシリーズの特徴

共通仕様

iシリーズには、新開発のSOLONEXドームツイーターが採用されています。SOLONEXドームツイーターには、 iシリーズ専用のDispersion plate(ディスパージョンプレート:白矢印)が装着され、PMCの魅力的な透明感、音の深さやイメージの再現性に磨きがかけられています。これらの改良により、従来モデルより家庭でのご使用時にも繊細なオーディオイメージを余すことなく体感いただけるようになりました。

美しく透明感のある中域再生や早いバスアタックを実現するため、スコーカーやウーファー、ネットワークにも改良が加えられています。

バイワイヤリング接続(FB1i、GB1i、TB2i、DB1i)、トライワイヤリング接続(OB1i)に対応しています。

OB1i

GB1i

TB2i

使用機材と試聴ソフト

使用機材

CD/SACDプレーヤー

AIRBOW SA10/Ultimate

アンプ

AIRBOW PS8500/Special

※接続は、7.1chダイレクト入力によるアナログ接続

試聴ソフト

TITANIC

CD/SACD/SURROUND

SH93091

輸入盤

少し前に試聴によく使っていた“TITANIC”のSACD盤。

今回は、STEREOで聞いてみた。コストのかかった優秀なこのソフトがSACDになって、どれだけ音質がアップするか?

CD/SACDでスピーカーの音がどれくらい違って聞こえるのか?興味のあるところだ。

TITANIC

CD

SK63213

輸入盤

1曲目出だし部分の突き抜けるようなリードの音と、透明な空間表現。

それに続く地を這うような低音、映画を盛り上げるためにコストをかけて組み立てられ創造されたお金のかかったソフト。うまく再生するためには、オーディオ的物理特性と音楽的表現力が高いレベルで両立しなければならない。うまく鳴らすのが難しい一枚。

HILARY HAHN

J.S BACH
PARTITAS 2&3
SONATA 3

CD

SK62793

輸入盤

一筆書きの書のように、いっさいの躊躇なく一気に描かれる若々しいエネルギーに溢れる見事なバッハ。

彼女の今の大活躍を確信させる素晴らしい17才の演奏の記録。

スピーカーの音に濁りがあったり癖があると、この演奏はたちどころに“違うもの”に聞こえてしまう。スピーカーの色付けを判断するのに最適。

GETZ/GILBERT

SACD

UCGU-7006

国内版

このアルバムからシングル・カットされたアストラッド・ジルベルトが歌う「イパネマの娘」が世界的な大ヒットとなりボサ・ノヴァが世界的な流行を生む切っ掛けになった歴史的な一枚。

いつも感じるけれど“Verve”レーベルのJAZZは素晴らしい。録音も、選曲も、演奏も。最高!

HORSZOWSKI

シャンゼリゼ・ライブ

CD

THC82039

国内版

希代の名ピアニスト「ホルショフスキー」97才!の時に行われた、パリのシャンゼリゼー劇場のライブ記録。

最後の一曲ショパン:前奏曲15番、変二長調「雨だれ」を試聴に使った。

高齢のピアニストが奏でる音楽に息をのみ、引き込まれてゆく聴衆と演奏が終わったときの割れんばかりの拍手喝采が聞き所。

ピエール・モントゥー指揮

チャイコフスキー
後期交響曲集

交響曲 第四番

BVCC8941/42(二枚組)

国内版

フランス製のスピーカーのテストのために、フランスの代表的指揮者「ピエール・モントゥー」が指揮したチャイコフスキーを選んでみた。オケは、ボストン交響楽団。レーベルはRCA。導入部の金管がうるさくなくパワフルに再現されるか?それに続く木管と弦楽器の音は?それを聞けば、演奏がどう再現されるかほぼ想像できる。

OB1iの音質

タイタニック(CD)

一音が出た瞬間の"静けさ"が他社のスピーカーとまるで違う。クリスタルのような透明感、クリスタルの輝きを放つような高域の切れ味。虚飾をそぎ落とした見通しの良い中域。重低音部まできちんと伸びているにもかかわらず、決してブーミーになることのないトランスミッションラインがもたらす濁りのない低域。そのどれもがPMCならではの素晴らしい持ち味だ。

iシリーズへのモデルチェンジで変更されたのは「ツィーター」。表面に反射や振動を整えるプレートが装着され(AIRBOW SWEET-RINGと同じ考え方)高域の切れ味と透明感がさらに向上している。このツィーターの良好なレスポンスを生かすべく、スコーカー、ウーファー、ネットワークにもぬかりなく手が入れらているらしい。昨日聞いたフランス的でアンニュイな魅力に溢れた1000Sシリーズも素晴らしいスピーカーだったが、タイタニックを聞く時、私にはこのクールなPMCの音がより肌に合う。

PMCの最大の魅力は「音の美しさ」にある。一切の濁りが無く、どこまでも透き通っている音。波一つたたない、澄みきった湖を見ているようなきめが細かい音。度重なる値上げで価格こそ上昇してしまったが、この音を聞くとそんなことは完全に忘れてしまう。PMCにしかない、PMCだけのその音色を一度でも味わってしまうと、もう二度と他のスピーカーには戻れない。

1年以内に聞いたスピーカーでもっとも強く印象に残った、ZINGALI 1.12が“動”なら、PMCは“静”を極めた作品だ。デザインされた外観を持つ“ZINGALI 1.12”に対し、あまりにも素っ気ない“PMC”。音も外観も含め全く対照的な二つの製品だが、そのどちらもが非常に素晴らしく感じられる。ZINGALIとPMCは、一枚のソフトを全く異なる角度で描き出すがそれぞれが完全に矛盾のないアートとして結実している。

OB1iを聴いた情感は上手く言い表せないが、このスピーカーは心のとても深い部分に触れて来る。ノリが良くて馬鹿騒ぎ!という感じではなく、心の奥底から感情が込み上がって、それが堰を切って溢れてくるような、そんなイメージの感動を覚える。季節に例えるなら、 FOCALは「春」、ZINGALIは「夏」、そしてPMCは「冬」。季節は違っても美しいものの美しさに変わりはない。

「冬」のイメージは、静寂。しかし静寂の中に音楽を凍結し、躍動感・生命感を奪ってしまうスピーカーがほとんどだ。PMCは、それらとは明らかに違う。静寂の中に躍動を表現できるからだ。静の中に動を極めたPMCで聞く音楽の感覚は、私たちが持つ「茶道」、「書」、「禅」のイメージに近いと言っても褒めすぎではないはずだ。

タイタニック(SACD)

最近購入したタイタニック(SACD)がCDとどれくらい違う音なのか?FOCALでは、それほど大きく感じられなかったそれぞれの違いが、PMCではどう描き出されるか?確認したくなってソフトを変える。

響きの透明感とエコーが消えてゆく時間の長さ、きめ細やかさが違って感じられるが、その差は、やはり今まで聞いたCD/SACDプレーヤーほどは大きくない。FOCALで感じたのと同様、黙ってソフトをすり替えられたらわからないほどの差でしかない。それくらいSA10/UltimateのCDの音はSACDに近いのだ。

納得して試聴を続けながら、旧モデルOB1との違いを探る。プレスリーリースを読むまでもなく、聞いてすぐそれとわかるOB1との差は、「ツィーターの切れ味」だ。それを確かめるため、同じ場所に設置しているIB1Sのツィーターと新型のそれを聞き比べる。新型ツィーターの立ち上がり、立ち下がりが速く(レスポンスが速い)、ダイナミックレンジがより大きく感じられるため同じソフトを聞いたときに、新型の方がより表現がドラマティックに感じられる。プレスリリースに書かれていた「家庭でのオーディオイメージの向上」は、このことなのだ。大きい音をより大きくするのではなく、再生限界の小さい音をより深く再現する。映像のコントラスト比に例えるなら「ブラックレベル」を下げるのと同じ考え方だ。PIONEERの“KURO”がそうであったように!

PMCの持ち味である"クール"な温度感は、新旧で変わらないのだが、静から動に移り変わるときのエネルギー感、躍動感が新型ツィーターの搭載で大きくなっている。また、この新型ツィーターに合わせて細部がリファインされているのが効いているのだろう。全帯域で旧モデルにも増して、音の濁りや不要な共鳴が少なく、磨き抜かれたその音の輝きがより突き詰められている。「静」すなわち、スクリーンにおける「黒の表現」が改善された結果、そこに描かれるそれぞれの色彩や細部のディティールが、見事なまでにブラッシュアップされている。それがiシリーズなのだ。

冷たさの中にある鋭い輝き。静と動の見事なまでの対比。切れ味と機能性を極限まで突き詰めることで芸術の高みに到達した"日本刀"と同じ"輝き"を新型OB1iに感じとれた。

ヒラリー・ハーン(バイオリン)

弦の切れ味、透明感は素晴らしいが、響きがややタイトでホールトーンはあまり感じられない。スピーカーを中心にホールトーンが再現されるのではなく、スピーカーが「バイオリンそのもの(バイオリニストそのもの)」になったような音の出方をする。自分で楽器を弾き、コンサートのステージの上で楽器の音を聞いているイメージだ。リスニングルームをコンサートホールにしたいと考えるなら、リスニングルーム自体の反射音をコンサートホールのそれになぞらえると完璧に近い「生の再演」が実現するだろう。

今回テストに使っているのは、AIRBOW SA10/UltimatePS8500/SpecialというAIRBOWのラインナップの中でも響きが豊かで音質が柔らかいセットなのだが、まるで生音の再現を突き詰めたサウンドに仕上げたAIRBOW TERAで鳴らしているかのように切れ味が鋭く、鮮度の高い音が出る。AIRBOW SA10/UltimatePS8500/Specialのセットはこんな音ではなかったはずなのに・・・。

わかるのは、OB1iがアンプにほとんど負担をかけないということだ。スピーカーでありながら、アンプとヘッドホンを繋いだかのように「OB1iからは、アンプの素の音」が出てくる。国産品にありがちな、チューニングの行き届かない下手なアンプを繋いだら・・・、それはきっと悲惨なことになるだろう。デジタルアンプでは、どうなるだろう?下手をすると音がバラバラになって、音楽が空中分解してしまうのではないか?と余計な想像をしてしまう。老婆心かも知れないがOB1iは、あまりタイトなシステムでならさない方が良さそうに思える。

どこまでも引き締まったタイトな音。虚飾を廃し、贅肉をそぎ落としたOB1iで聞くこのソフトは、晩年のヨゼフ・シゲティーやヘルムート・バルヒャが奏でるバッハと共通するイメージの正に「静」の「バッハ」だ。繰り返しになるが、PMCの奏でる「静」は、「躍動感がなく音が死んでいる」のとは違う。茶道のように、虚飾と無駄を廃した中に浮き上がってくる「生命感」と「静かで強い躍動感」で満ちている。

ジルベルト(ボサ・ノヴァ)

スタジオの空気。まず、それが明確に感じられる。精緻に計算され完璧に組み立てられたセッションの持つ美しいが味わい。ギターをつま弾く指使い、ピアノを奏でる繊細なタッチ、一音一音を"楽譜に置いてゆく"ようなベースの存在感。喉の奥まで見えるようなアストラッド・ジルベルトのボーカル。どこまでも克明で完璧に描かれ、音源が本当に近く感じられる。美しい音。でも・・・、ボサノバが持つ暖かな生命感、柔らかな色彩感をOB1iは上手く表現できない。どこかクールに音楽を分析的に聞いている自分の存在を感じる。知性が感情を越えられなように。

スタジオの緊張感と各奏者が出す、それぞれの音が完璧に分離されて再現されのは、嫌いな傾向の音ではないが、このソフトを聞くなら音と音の境目は、もう少し曖昧で混ざっている方が良い。このソフトに関しては、ZINGALIFOCALがよりマッチするようだ。

ホルショフスキー(ピアノ)

ピアノの美しい響きがありのままに再現されるが、ライブ独特の気配感、ざわめき感、空気感に乏しい。ライブなのにスタジオで演奏しているように聞こえてしまう。FOCALとは、良い意味で全く対照的な音。どちらで聞く演奏が本物に近いか?それはわからないが、全く正反対に表現される。同じ絵を表と裏から見ているようだ。 

ただし、今回のテストに供したOB1iは全くの新品なので、今後のエイジング次第でまだまだ柔らかさや色気は出てくるはずだ。ジャンパー線の調整を含め、そこをどうコントロールしてOB1iを自分の「もの」にするか?できないか?素材が透明なだけに、僅かのことで全体に「色」が回ってしまう。OB1iは、切れ味鋭い「刀」のように使い手を選びそうだ。P=Professional、M=Moniter、C=Company、正にその名の通りのスピーカー。素人が下手に手を出すと"ヤケド"しかねない切れ味を持っている。

チャイコフスキー4番(交響曲)

冒頭の金管の"鳴り"が凄い。切れ味抜群でパワフルだが、うるさくない。エネルギー感も凄い。無駄な余韻がないからだ。スピーカーに近づいて、ユニットに耳を近づけて聞いてみると、ネットワークで上下の音が完璧に遮断されていることがわかる。PMCならではの高度な技術により達成された24dB/octという急峻な遮断特性の面目躍如だ。

ここまで書き綴られたレポートからもおわかりいただけると思うが、OB1iを聞いているとどうしても「冷静な気持ち」になってしまう。それは決して嫌ではないのだが、音楽を「分析させよう」とする正統派モニターの血は争えない。なぜならこのスピーカーが生まれた目的は、その「傷」も含めてソフトに収録されている音と音楽のすべてを再現することだからだ。

音が脳に入り、精密に分析されてから計算ずくの感動が生まれる。知的好奇心を満たす音。イギリス人らしい、実に理詰めな音楽の再現方法である。私は、それを好むが、それを好まない人もいらっしゃると思う。そういう意味でもOB1iは、ZINGALIやFOCALと個性の違いがハッキリと感じられて興味深い。

GB1iの音質

タイタニック(SACD)

CDと大きな差がないことが確認できたので、試聴せず。

タイタニック(CD)

OB1iと比較してGB1iは、響きが軽やかで開放的だ。2way構成なので、3wayのOB1iのような切れ込みの鋭さやえぐるような解像度の高さは持ち合わせていないのだが、それが良い意味で軽快感や開放感に結びついている。

サイズが小さくスピーカーの位相が完全に整合しているから、レーザーセッターによる精密なセッティングを行わなくてもスピーカーの存在は消え、スピーカーのやや後方に音場の空間が出現する。温度感もOB1iより高い。

透明な湖を連想させたOB1iに対し、GB1iはもう少し暖かな春の小川のような雰囲気でタイタニックを聞ける。透明感は高く、繊細感も十分。OB1iを聞いた直後なので低音の量感が寂しく感じるのは仕方がないが、このサイズのトールボーイ型スピーカーとは思えない重量感のある低音が再現される。

発売当初から比べると、価格はずいぶんと上がってしまったが、それでもこの音を聞いているとGB1iは、高くないと感じるから不思議だ。それだけ音が良いと言うことなのだろう。

OB1iでは、音楽と自分の間に見えない壁があるような感じで、音楽は"聞かせていただくもの"だったが、GB1iは、OB1iよりも響きが多く、開放的になる分、精緻に音楽を見せつけられる感じが少なく、もっと音楽の中に入って行ける。見えない壁はそこにはない。等身大の自分と、等身大の音楽が同じ空間を共有する。どこかに力が入るわけでもなく、とても自然な感覚で音楽を聴けた。

ヒラリー・ハーン(バイオリン)

スピーカーが「バイオリンそのもの」に感じられたOB1iとは違って、GB1iはリスニングルームの空気をコンサートホールのそれに変えるような鳴り方をする。リスナーとバイオリニストの距離も適度に離れて、演奏を"見つめる"から"味わう"方向へ音の印象が変わる。

ヒラリー・ハーンを取り巻く空間のエコーが感じられるようになり、直接音と間接音のバランスが改善される。ただし、弦の擦過音やバイオリンの駒のカタカタ音は、聴き取り辛くなり「分析」という意味では、かなり後退してしまう。GB1iは、OB1iよりも楽器に近い感じだ。

響きが透明で濁りがないのは、OB1iと共通するGB1iの長所だが、GB1iではそれに「響きの味わい」がプラスされる。そのためバイオリンの響きは、OB1iほどタイトではない。しかし、それをルーズと感じることがあるかも知れない。その時には、AIRBOW 波動ツィーターを追加するとその美点を損なうことなく、さらにシャープで解像度の高い音が得られるはずだ。

ボディーが小さく、置き場所の自由度も高く、原音の忠実度も高いGB1iは、比較的小さな空間で音楽を"汚れなく楽しみたい"とお考えの音楽ファンのお客様のご期待に高いレベルで応えてくれる。このスピーカーなら、楽器の音、奏者の癖、演奏に込められた思いが、ほぼ間違いなくストレートに伝わるからだ。

ジルベルト(ボサ・ノヴァ)

OB1iで聞くこのソフトは、それぞれの音源にあてがわれたマイクの捉えた音が完璧に分離して再現された。それが音楽を少し分析的にしてしまう傾向が強く、高い緊張感を伴う演奏に感じられた。

GB1iも「それぞれのマイクが捉えた音の癖」を克明に描き出し、ミキサーが意図的に音量を変えたり、音響プログラミングを施したり、そういう「努力」を感じさせる。やはりOB1i同様、モニター的のそれぞれの音源を分析的に聞くこともできるのだが、OB1iでは分解されすぎたセッションをGB1iは、それぞれの奏者が同じ空間で音を「共有」しながら音楽を奏でているように聞かせてくれる。個々の音をパーツにまで分解されず、現場の雰囲気がそのまま再現されるようなこの感覚は、OB1iでは味わえなかったものだ。

確かに「性能」という意味では、OB1iの実力が遙かに高い。2Wayと3Wayの「性能」違いがまざまざと出るからだ。だが、雰囲気の良さではGB1iを取りたい。選択は悩ましい。

もし、予算が許すならPMCの上級モデルのIB1SやBB5がお薦めする。これらのモデルでは、このジレンマが完全に解消し、音と音楽が完全に両立するからだ(MB2は、OB1iと同じ傾向でやや分析的な傾向が強いサウンド)。

ホルショフスキー(ピアノ)

このソフトでGB1iの音は、OB1iよりもハッキリと明るく優しい。OB1iで聞くと演奏者が「プロとしてしっかり仕事をしている」ように感じ、GB1iだと「プロとして演奏を楽しんでいる」ように聞こえる。その「程度の差」は、エイジングによっても変わってくるのだろうが、私が感じたこの2機種の基本的な「傾向の違い」は、エイジングが終わった後でも変わらないと思う。旧モデルのOB1とGB1でもそう感じたように。

昨日聞いたFOCAL 1007SとGB1iを比較してみる。それぞれのツィーターのGB1i=テキスタイル、1007S=ハードドームという素材の違いが、音色の違いの大部分を占めている。繊細で透明なGB1i、音の芯がクッキリとして塊感のある1007S。音楽の表現の仕方も全く異なる。空間が開放的で豊かな響きを持つGB1i。音の密度感が高く、定位が明瞭に感じられるのが1007S。どちらも一長一短の個性派だが、より楽器の自然な音に近いのはGB1iだ。

少し離れた場所で聞いていると、スピーカーではなく生の楽器がなっているのでは?と感じるくらいGB1iの音は、違和感が少ない。その点ではOB1iですら上回る。ただ、どうしても中高域の切れ味や楽器のアタックの再現性は、3wayのOB1iには及ばない。

このソフトでもOB1i=音、GB1i=雰囲気、と言うそれぞれの違いが明確に感じられた。演奏が終わり、奏者をたたえる拍手の音に、暖かさ人間の掌の柔らかさが上手く出ていたのが印象的だった。

チャイコフスキー4番(交響曲)

金管の切れ込み、パワフルさはOB1iのほうが一枚も二枚も上手だ。解像度感、切れ込みの鮮やかさで金管を鳴らし切るOB1iの圧倒的なあの凄みの魅力には、なんとも抗しがたい。しかし、それに続く弦楽器の柔らかい雰囲気の良さは、GB1iが好ましい。個々の音が完全に分離するOB1iに対し、GB1iはそれらが混ざって出てくるからだ。とはいえシンフォニーのように音源の数が多くなると、GB1iではどうしても音が団子になってしまう部分が散見されるようになる。演奏の流れや雰囲気の出方は申し分ないのだが、やや細部の分解能力が物足りなくなるからだ。

低音が足りないので、音の広がり感も不足し、OB1iと比べるとコンサート会場が1/2〜1/4程度に縮小してしまう。OB1iやFOCAL 1027Sのような大型スピーカーで聞いたソフトをその直後、このサイズのスピーカーで聞き直すのは、はやり辛い。

ここでちょっとそれぞれの周波数特性をおさらいしてみよう。OB1iが28-25KHz。GB1iは29-25KHz。1027Sは、42-30KHz。1007Sは、46-30KHz。スペック的には、サイズが全く異なるOB1iとGB1iは、低域の再生周波数がたったの「1Hz!」しか違わない。GB1iよりも遙かに大型の1027Sに至っては、GB1iよりも「13Hz!」も低音が出ないのだ。

しかし、聴感的には全く異なる。GB1iと1007Sの低音は、ほぼ同じくらい。OB1iと1027Sなら、1027Sがリッチだ。今回の試聴結果では、低音の量感はスペックよりも「価格」に比例し、カタログ・スペックは、全く信用できない事がまたしても証明される結果となった。カタログでスピーカーを選ぶと、とんでもないことになる。スピーカーだけではなく、アンプもCDプレーヤーも、映像機器もそれは同じだから、くれぐれも注意して欲しい。

GB1iは、比較的小さなスペースであまり大編成でない音楽を聞きたいときに、その真価を発揮する製品である。どうしてもというのなら、AIRBOW 波動ツィーターで高域の切れ味を補い、良質なサブウーファーで低音の量感を補うと良いだろう。

TB2iの音質

タイタニック(SACD)

CDと大きな差がないことが確認できたので、試聴せず。

タイタニック(CD)

搭載されるウーファーの違いのせいか?それともネットワークの違いのせいか?(クロスオーバーは、GB1iと同じ2KHz)GB1iよりもさらに音が柔らかく、牧歌的な雰囲気が強くなる。しかし、同時に解像度感も低くなった。とはいえ、バッフルからの反射やエンクロージャーの無駄な共鳴が少なく、クロスオーバー周波数における無駄な音のダブり感の少なさは、PMCならではのものだ。

TB2iのみがブックシェルフ型でエンクロージャーの容積が小さいが、それが良い方向に出て低域のレスポンスが速く、低域の響きが少なめに感じられる。そのためかどうか?わからないが,OB1iやGB1iの色彩感がモノトーンに感じられたのに対し、TB2iの音色はもっとカラフルで色彩感がある。逸品館に設置しているPMCの中では、最上位機種のBB5に近いイメージだと言えば、褒めすぎだろうか?とにかく今回テストした3機種の中では、TB2iが最も穏やかで暖かい味わいを持つ。実に心地よい音だ。最も心地よく、色っぽく音楽を聞かせてくれる印象を持った。

良い意味でPMCらしい凛とした透明感は薄く、低域の量感も控えめだが、反比例するように音場の自然な広がり感、身体が音場に包み込まれるような感覚が最も強く、そういう意味で音楽に親しみを持って付き合える製品に仕上がっている。 一番価格が安く、一番小さなTB2iが私には最も音楽的に感じられた。

ヒラリー・ハーン(バイオリン)

OB1iやGB1iほどの透明感は持ち合わせていない変わりに、TB2iはバイオリンの色彩感が心地よい。帯域バランスが中域にややシフトしているので、弦がやや太めに感じられバイオリンがビオラの音色に近くなる。E線、A線、D線、G線では、OB1iがE線、GB1iがA線、TB2iは、D線付近の音がそれぞれ最も心地よく、弓が弦に触れる「柔らかい響き」の再現性は、TB2iが最も印象的でバイオリンの音色が「とても柔らかく」聞こえる。

バイオリンは楽器自体が小さいから、そのサイズに近いTB2iの響きがマッチするのだろう。心地よくて、いつまでも聞き惚れていたくなる。ソフトにかかわらず生演奏と音が最も近いのはOB1iなのだが、生演奏を実際に聴いている気持ちに一番近くなれるのは、TB2iだ。

G線の柔らかな響きと、E線の鮮やかな切れ込みの対比、D/G線が受け持つ中低域の暖かな色彩にE/A線が鮮やかなアクセントを加える。その対比が美しく再現され、弦の上を踊る弓の動きが手に取るように見えるようだ!スピーカーが消え、その場でヒラリー・ハーンがバッハを奏でているようだ。すばらしい!思わず拍手を送りたくなった。

ジルベルト(ボサ・ノヴァ)

やはりTB2iは、色彩感が濃く南国の持つ独特の暖かさを最も強く感じさせてくれる。部屋の空気が暖かくなり、どことなく南国リゾートの香りが漂ってくる。

アストラッド・ジルベルトの声は、若くキュートで思わず抱きしめたくなるほどだ。サックスは、木管的な響きを帯びる。リードの木質感とボディーのブラスのサウンドが見事にマッチする。奥で鳴ってるシンバルもブラスらしい複雑で太い音になる。ピアノも木の香りがほのかに匂う。ギターは、ボディーの音がリッチになる。

今回テストした3機種の中でウォールナット仕上げは、TB2iだけだ。仕上げによって音がこれほど変わる事はないはずなのだが、少しでも柔らかい音の「PMC」が欲しいなら、仕上げは「ウォールナット仕上げ」を選んで欲しい。料理がお皿によって味わいを変えるように、スピーカーの外観も音楽を聞く印象に影響を与えないとは限らない。今回の価格改定でウォールナット仕上げと他の仕上げの価格差がなくなったのだから、なおさらそうすべきだと思う。TB2i(ウォールナット仕上げ)からは「木の香り」が強く感じられたからだ。

ホルショフスキー(ピアノ)

他のソフトで感じたのと同じく、TB2iで聞くピアノの音が最も色彩感に富み、木質的な響きが感じられる。OB1iでは、ピアノの硬質な弦の響きが最も強く感じられたのに対し、GB1iは会場の雰囲気が透明で濁りのない音を通じて克明に再現された。TB2iは、サイズが小さいこともあってOB1iやGB1iほど会場の空気感がリッチに再現されないにもかかわらず、会場の雰囲気が最も強く感じられるから不思議だ。

息を押し殺して一音一音聞き逃すまいと集中して演奏を聴いている聴衆の気配や、無駄に咳をする馬鹿野郎!を腹立たしく感じる所など、実際のコンサートで演奏を聴いている感じに非常に近いイメージでソフトを聞ける。ただ、その見返りとして音のエッジがやや甘く、一音一音の実在感や分解能力は、OB1i、GB1iには遠く及ばないのも事実。

OB1i〜TB2iへの音質の変化は、写実〜抽象への変化。写真〜絵画への変化そのものだ。拍手の音は、TB2iが最も生々しい。OB1iでは、マイクが捉えた素の音に近づきすぎるようだ。おかしな表現かも知れないが、なぜかTB2iの音が最もアナログ的に感じられた。

チャイコフスキー4番(交響曲)

導入部の金管の響きが太く、やや濁りが感じられる。OB1i、GB1iでは、感じられなかったが、金管はTB2iではやや耳障りだ。それに続く木管や弦楽器の響きは、分離感は悪いものの音色は心地よい。やはり、このソフトでもTB2iの響きが最も木質的で柔らかいのは、変わらない。

アルミドーム型ツィーターを採用していたTB1の持ち味は、芯のある高域とレスポンスの良い低域から繰り出されるパンチ力だった。ツィーターがテキスタイルに変わったTB2では、高域の伸びやかさが改善されたが、それと引き替えに高域の線が少し細くなった。TB2iでは、伸びやかさはそのままに高域の線の細さが解消されると共に中域の厚みも増している。

周波数の上限下限を欲張るのではなく、中域のエネルギーを少しだけ持ち上げた、いわゆるかまぼこ形(ほとんどフラットに近いが)のウェルバランスに仕上げられたTB2iは、良くできたフルレンジスピーカーのような心地よさで音楽を楽しむことができる。

OB1iの持つ圧倒的な分析力、GB1iの持つ開放的な伸びやかさもそれぞれ魅力的だが、いわゆるデスクトップモニターとして、小さなパーソナル音楽再生システムとして、TB2iほどまとまりの良いスピーカーはそれほど多くないはずだ。ソフトの小さな「傷」などものともせず、録音の善し悪しにかかわらず、音楽を立体的に躍動させるその能力は、上昇した価格を正当化して余りある。素晴らしく心地よい音楽モニター、それがTB2iだ。

総合評価

OB1i、GB1i、TB2iを試聴して感じるのは、このクラスのPMCでは「理性」と「感情」が綺麗に反比例すると言うことです。この傾向は、PMCに限らず私がAIRBOW製品の音作りでも強く感じてきたことで、ソフトに収録された音を克明に再現しようとすればするほど、ソフトの「傷」や録音の悪さなど音楽を心地よく感じられない気分にさせてくれる成分まで再現されるようになり、録音や演奏の良否による出来不出来があからさまになります。

OB1iでは、音はまず「左脳(デジタル脳)」に入りそこで分析されてから「右脳(アナログ脳)」に入って、そこで「音楽」に変換されるようなイメージで音楽が感じられます。

GB1iでは、左脳−右脳の連携は五分五分でしょうか?

TB2iでは、右脳優位になります。

音質的な快楽=オーディオ的な喜びを感じるのは「左脳」で、雰囲気を味わう=音楽的な満足感を覚えるのは「右脳」と考えれば、左脳を最も喜ばせるのがOB1iで右脳を最もくすぐるのがTB2iという表現がピタリと当てはまります。

そのどれを選ぶかは?あなた次第です。そして、それぞれのスピーカーをどう料理するのか?それもあなた次第です。

PMCは、その要求に限りなく高い完成度で応えてくれるでしょう。 オーディオ製品でありながら、音楽の知的な美すら感じさせる、希有な製品。そのテイストをより極めたのが、新型のiシリーズです。

PMC社より Director Miles Roberts氏が来社されました。 (2008.03.07)

2008年3月7日、PMC本社より営業部長のMiles Roberts氏が来店されました。夕食を含め、6時間近く歓談しお互いのパートーナーシップを深めることができました。写真は、逸品館 3号館のBB5と共に撮影した記念写真です。

社交辞令もあると思いますが、3号館に設置しているIB1SとBB5の音には、十分に納得していただけたようです。

BB5の上に設置しているAIRBOW CLT-3に興味を持たれ(さすがにスピーカーメーカー!)その「ある」、「なし」を聞かせて欲しいと言うことで、IB1Sとの組合せで「ボサノヴァ」を試聴していただきました。

GETZ/GILBERT

SACD

UCGU-7006

国内版

このアルバムからシングル・カットされたアストラッド・ジルベルトが歌う「イパネマの娘」が世界的な大ヒットとなりボサ・ノヴァが世界的な流行を生む切っ掛けになった歴史的な一枚。

いつも感じるけれど“Verve”レーベルのJAZZは素晴らしい。録音も、選曲も、演奏も。最高!

Mr. Milesの感想は、次のようなものです。

CLT-3を使うと、高域の聞こえなかった「テープ・ヒス」が聞こえるようになり、女性ボーカルの唇の音など高域成分がハッキリと聞き取れるようになる。サックスの高次倍音成分や、シンバルの音も明確になり、音場の広がりが大きくなる。良くできている。ところでこのツィーターの価格はいくらか?

(価格を返答)

その価格なら、GB1i以下のPMCと組み合わせるには、コストパフォーマンス的に問題がある。なぜなら、そのコストをスピーカーユニットにかけた方が、効果的だからだ。

(メーカーとしては、すごく的を得た答えです。しかし、エンドユーザーから見た場合、スピーカーのユニットを変えるには、ユニットのコスト以外にフィッティングとチューニングに高額な開発費が必要ですから、後付でそれを可能にできるCLT-3のコストパフォーマンスに問題はないと思います。)

しかし、OB1iやIB1Sとの組合せなら、そのコストに十分見合う以上の性能の向上が実現しているから、このツィーターを使うのは、良い方法だと思う。

(CLT-3の効果は、NEW MODEL iシリーズによる音質改善と似ているのではありませんか?)

その通り。

また、今回PMCが採用したDispersion plate(ディスパージョンプレート)とそれに先だって、AIRBOWから発売しているSWEET RINGに付いて質問すると、考え方は全く同じである。Dispersion plate(ディスパージョンプレート)を装着したことでiシリーズは、旧モデルと聞き比べると高域の透明感、音の広がりなどが全く異なることがおわかりいただけるだろう。

と言う返答が返ってきました。私がこのページを作成したのは、彼が来社する2日前ですから、今回のテスト結果は、PMCが考えている「改良内容」と一致します。

会社を後にして夕食を共にし、ワインをボトル一本近く飲んでややメートルの上がったMr. Milesに、今度は我々を(輸入代理店・ヘビームンの社長、スタッフ、通訳が同席)イギリスに招待してください。とお願いすると、

わかった。本社に戻り次第、何人くらいご招待できるか検討してみよう。今日は、ありがとう。次回はロンドンで会いましょう。

と言ってくださいました。次回、本当にロンドンで会えるのか?良い返事をお待ちしていますよ。Mr. Miles!

2008年 3月 逸品館代表取締役 清原 裕介 

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