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これだけはおさえておきたい 知ってそうで案外知らない、セッティングの基本 さらなる使いこなしで、大幅な音質アップにチャレンジ! お客様の相談を受け続けてきて思うのが、「使いこなし」の大切さです。 どれほど高価な機器を購入しても、実力が発揮できなければ、それは宝の持ち腐れ。 機器を存分に使いこなせれば、音質が向上するだけではなく、成し遂げた喜びもひとしおです。 それでは、「オーディオ機器」の「使いこなし」をスタートしましょう。 説明書は良く読んで「頭の中でまず十分なシミュレーション」を行ってから使い始めましょう 製品が手元に届いたら、はやる気持ちをおさえて「説明書に十分目を通して」下さい。 接続や設置方法など、購入した機器ポイントをしっかりイメージしておけば、スムースにセッティングを進めることができます。移動の手間も最小限ですみ、機器に傷を付ける危険も減らせます。 スピーカーは置く位置で音質が大きく変わる スピーカーは、置く位置が数cm変わるだけで音質がまったく変わってしまうことがあります。 部屋のどこに設置するか、まだ決まっていないときには「逸品館式スピーカー位置決め方のページ」をお読みください。 ベストな位置を探る方法が詳しく書かれています。 スイッチを入れてすぐにいい音は出ない(エイジングのお願い) オーディオ機器のパーツは、通電することで音質が向上します。 新品のオーディオ機器が本来の性能を発揮するまでには、購入後最低30〜100時間程度の鳴らし込みが必要です。 中古のオーディオ機器も同じです。しばらく鳴らしていなかった中古品は、十時間ほど鳴すと音が良くなります。 鳴らし込みや、使い込みで音が良くなるこのような現象を、オーディオ用語で「エイジング」と呼んでいます。 スピーカーはエイジングに最も時間がかかる 楽器が鳴らせば鳴らすほど馴染んで行くことはよく知られています。 楽器と同じような材質で作られているスピーカーも、本来の音質を発揮するまでに鳴らし込み(エイジング)が必要です。 エイジングに必要な時間は、小型〜中型スピーカーは短くて10〜30時間程度です。 無垢の木材が使われている大型スピーカーは、非常に長く100時間を超えることも希ではありません。 スピーカーは、小さな音でも良いので、普段から十分に鳴らし込むことが大切要です。 また、鳴らし込まれたスピーカーでもしばらく使わない時や、鳴らし始めたときは、やはりキャビネットやユニットの鳴りが悪くなって、音がもこもこしたり、広がりが不足しがちです。特にタンノイやJBLなどの大型スピーカーは、毎日使っていても鳴らし始めは音が鈍く、切れ味が良くないと感じることがあります。そのような場合でも、数十分〜数時間鳴らせば本調子を取り戻すので、慌てないでください。 音質の判断は、エイジングが終わってから スピーカーだけではなくオーディオ機器全般に言えることですが、最初の音で良否を判断せず十分に鳴らしてください。 電線やタップなどのアクセサリーもエイジングで音質が向上することがあります。とにかくあらゆる機器は、買ってすぐ失望したり、買い替えたりせずに最低でも数ヶ月は聞き込んでから、音質を判断して頂くのが賢明です。 もし、我慢できないようなら、逸品館にご相談ください。アドバイスが差し上げられると思います。
エイジングに特別な注意は不要 説明書に特別な注意書きがない限り、ほとんどの機器はエイジング中に特別な配慮は不要です。 もし、エイジングを早く進めたいとお考えの場合は、市販されているエイジング専用CDソフトがお薦めです。それらのディスク源には、エイジングを促進する効果の高いパルス成分が多く含まれており、また楽器では発生しにくい「非倍音系のノイズ」が豊富に含まれ、周波数レンジが広くエネルギーに偏りがないためエイジングに適しています。 しかし、ノイジーな音がうるさく感じられます。 そんなときは、「波の音」や「川の流れる音」が収録されたディスクを演奏してください。 水が流れる音には、エイジングに適したパルス成分や非倍音成分が豊富で、エイジング専用CDソフトと同じような効果が発揮されます。自然の音ならかけっぱなしにしておいてもうるさく感じません。 これらのディスクは、エイジング時だけではなく、数週間に一度くらいかけると「ベールが剥がれたように音がスッキリ」しますので、システムの定期的なメンテナンスにもお薦めです。
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